◇2025年度関西学生女子春季リーグ第3節◇対大体大◇5月18日◇姫路獨協大学
【前半】関大0-0大体大
【後半】関大0-1大体大
【試合終了】関大0-1大体大
スターティングメンバー
GK勢古
DF小野、風間、徳弘、岡村
MF塩見、藤田祐、岩川、吉田遙、山本ノ
FW宮本美
リーグ戦2連敗と苦しむ中、今節は大体大と相まみえた。試合の主導権は大体大が握るも、関大なでしこはGK勢古亜実(人4)を中心にゴールを守る。しかし、後半12分にクロスから失点。反撃を試みるが、リードを許したまま試合は終了し、リーグ戦3連敗となった。

ホーム・千里山から遠く離れた、姫路の地で行われた一戦。前節・明国大戦ではCBで出場したMF岩川雛(政策2)を、今節では一列前のアンカーで起用した。試合は序盤から相手のハイプレスに苦しみ、大体大が主導権を握る。同10分、左サイドを崩されシュートを被弾。しかし、ポストに直撃し失点を免れる。関大のファーストチャンスは同20分。センターサークル付近でパスを受けたMF岩川がボールを運び、FW宮本美優羽(経1)へ。相手GKと1対1になるも、シュートはセーブされ決定機をものにできない。するとここから、大体大が怒涛(どとう)の攻撃。同27分、30分、38分と相手選手のシュートがクロスバーを直撃した。同45+2分にもDF小野明日香(情1)の背後を狙われ、GK勢古とDFラインの間に速いグラウンダーのクロスを供給される。しかし、相手FWに食らいついたDF岡村まどか(政策1)が、自由にシュートを打たせず枠外へ。何度も攻撃されるが、運も味方に付け無失点で前半を折り返した。

メンバーを代えず挑んだ後半。最初にチャンスを作ったのは関大だった。同3分、右サイドのMF塩見尚子(人1)からMF藤田祐穂(法2)へつなぎ、前線へ浮き球のパスを供給。MF山本ノア(人1)が収めFW宮本美へ。積極的に右足でシュートを狙うも、ボールはミートせず。FW宮本美は思わず頭を抱え、何度も悔しがった。中盤からパスをつなぐ理想的な攻撃を見せたが、以降は再び大体大ペースに。同12分、フリーキック(FK)を与えると、ゴール前でヘディングシュートを放たれる。しかし、ここもGK勢古がファインセーブ。ピンチを免れたと思われた。だが直後に試合は動く。DF風間はのん(情1)がクリアしたボールを拾われ、中央で混戦に。最後はフリーの選手に流し込まれ、先制点を許した。その後、何度も相手に決定機を作られるが、GK勢古が立ちはだかり、追加点を許さない。


反撃したい関大は、同29分にMF前田柊(政策2)とMF植田真央(情2)を投入。スピードを生かした攻撃でゴールを狙う。同33分には、MF植田がサイドを駆け上がり相手DFのラインを下げると、逆サイドのMF前田へ。カットインからのシュートはブロックされるも、攻撃の形を作る。同43分には、スピードを警戒した相手DFがMF前田を倒し、FKを獲得。しかし、ゴールには結び付かない。終了間際には、MF藤田祐やFW宮本美が懸命にプレスをかけるもボールを奪えず。リーグ戦3連敗を告げる笛が鳴り響いた。

リーグワーストの9失点を喫する関大。しかし、「失点が少しずつ減り、チームとして成長はしていると思う」と、試合後にMF岩川は答えた。同時に「FWが孤立し過ぎている」と攻撃の課題も口に。次節対戦する追学大は、リーグ戦3戦3勝と好調を維持。厳しい戦いは続くが、次節こそ勝ち点3をつかむためにも、関大なでしこの挑戦は続く。【文/写真:上田峻輔】
▼MF岩川
「前節より失点を減らせたのは良かった。ただ、自陣に押し込められることが多く、もう少し中盤でパスを回して、相手陣地へ攻められたらより良かったのかなと思う。(今節ではポジションが一列前だった)守備はいつもより守りやすかった。ただ、攻撃で受ける位置がいつもと違うので、そこがちょっと難しいかな。もう少し真ん中でパスを受けてあげないと、みんな難しいのかなと。(その中で意識したこと)正直、前半はあんまり意識をしてなかった。後半からは、少しサポートでサイド寄りの位置を取ろうかと考えたが、全体的に前線へ蹴るプレーが多かった。ただ、トップの下に入ることは意識した。それくらいで、あまりない(笑)(選べるならポジションはどちらがいいか)もう少しパスを受けられるようになったり、ボランチのスキルが付けば、中盤の方が攻撃にも関われるし、楽しいかな。(きょうのプレーに点数をつけるなら)1月の練習試合で、ボランチとしてプレーしたが、本当に酷かった。その時と比べたら50点以上はあるかな(笑)(1年生に頼れるメンバーが)昨年は歳が一番下だったが、後輩が入部した。責任感を持つことや、声出しをしてマークに着くことを意識してやっている。(2部と1部の違いは)相手の強度が全然違う。ただ、チームの成長にもつながるし、自身を成長させることができる試合が毎週ある。負けてはいるが、自分としては楽しい。(後ろから見て、攻撃の課題は)やはり孤立している。後ろが蹴ってばかりで、ボールが収まらない。FWが孤立したり、サイドが1枚で勝負に行くことが多く、なかなかクロスにつなげれなかったり、ボールを取られるというケースが多いと思う。もっと人数をかけて攻撃をしていかないと、得点を取ることは難しいと感じた。(次節以降の意気込み)失点がどんどん減ってきていて、チームとしても少しずつは成長をしていると思う。ただ、そろそろ勝ち点を取りに行きたいのと、自分が失点に絡むのを減らして、逆に得点につなげられるパスをもっと出せれるようになれたらいいなと思う」
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