◇第56回春季関西学生リーグ戦◇対武庫女大◇４月27日◇大阪青山大学

武庫女大　２０１　１００　０＝４
関　　大　０００　０００　０＝０

１（三）荒木
２（中）村上
３（一）玉岡
４（投）新屋
５（捕）大塚
６（二）園部
７（ＤＰ）上田
８（右）中野
９（遊）勝目
ＦＰ（左）髙川

第４戦は昨秋１部昇格を果たした武庫女大戦と対峙（たいじ）。初回から相手に得点を許し、追いかける展開になる。攻撃では走者を出し、好機を作るもあと１本が出ない。反撃かなわず、敗戦となった。

試合開始早々、関大はピンチを迎える。先頭打者に内野安打、２番打者に左前安打を打たれ、無死一、三塁に。続く打者のゴロを本塁へ送球するもセーフ。その後も追加点を取れら初回に２点を失う。追いかける関大は先頭の荒木咲音（人２）が中前安打で出塁。続く村上心優（文１）は内野安打を放ち好機を広げる。しかし、後続が倒れ無得点。

２回表は投手の新屋ひなた（人４）が三者凡退で抑える。その裏、この回先頭の大塚弥香（やこ＝文４）が二遊間を破る安打で出塁。園部真央（法１）が犠打を決め、得点圏に走者を進める。中野の左前安打間に二塁走者が一気に本塁へ。しかし、本塁でタッチアウトに。惜しくも得点とはならなかった。

３回表は内野安打と長打でさらに１点を失う。その裏、相手は投手を交代するも、勝目結月主将（人４）の内野安打と荒木の中前安打でチャンスメーク。しかし、あと１本が出ず得点とはならない。

４回表は満塁から適時打を許し１失点。裏は三者凡退に抑え込まれた。５回表、４回に継投した桑原和沙（あいさ＝人１）が好投し、テンポ良く三者凡退で斬る。追いつきたい関大は勝目主将がボールを見極め、四球で出塁。さらに荒木の長打で１死二、三塁の好機を作る。しかし、相手の投球に押し込まれ、得点には至らない。６、７回も安打は放つが、本塁が遠かった。今大会初の無得点となり、敗北を喫する。

リーグ初戦を勝利したものの、その後は接戦を制せず白星から遠のいている。１部残留に向け、最終戦は強敵・同大と対戦。チーム一丸で必ず勝利を収め、１部残留へ望みをつなげる。【文／写真：井藤佳奈】