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◇大阪学生大学チーム対抗大会◇4月3日◇マリンテニスパーク北村◇

【男子1回戦】

関大C3-0大経大B
谷川・尾向4-0糸井・谷口
田崎・中屋4-0大音・塚本
中西・中井4-2糸井・谷口

【男子2回戦】

関大A3-0大商大E
阪本・西端4-1原・志知
波多野・池田匠4-2神田・山田竣
中別府凌・増田4-0森川・松川

関大B2-1大経大A
花岡・校條4-2井上・中村
土井・池首0-4永浜・高橋
山住・安東4-2松島・富樫

関大C0-3関西外国語大C
谷川・尾向1-4奥西・安田
中西・中井0-4森田・早見
田崎・中屋1-4吉村・片岡

【男子3回戦】

関大A3-0履正社医療スポーツ専門学校B
中別府凌・増田4-1錦戸・古川
森實・坊4-0小出・山田
波多野・池田匠4-1山田・藤崎

関大B1-2関西外国語大B
池田直・蔦田0-4片岡・八十川
花岡・校條4-1竹下・正木
山住・安東2-4喜多・森本

【男子4回戦】

関大A2-1大商大A
阪本・西端4-1中島・村上
森實・坊3-4三崎・平野
中別府凌・増田4-1砂本・見子

【男子準決勝】 

関大A2-0大体大C
阪本・西端4-0横山・大家
波多野・池田匠4-1小岸・安藤

【男子決勝】 

関大A2-0関西外国語大B
阪本・西端4-0片岡・八十川
中別府凌・増田4-2竹下・正木

【女子1回戦】

関大B―履正社医療スポーツ専門学校
竹内・浦口4―1千代田・西川
谷口・川﨑4―1長尾・山内
本城・楠田4―1和田・小茄子川

関大C―大阪樟蔭女子大
元谷・今井1―4多田・山村
上西・石川4―2有田・谷裏
野口・岩本2―4浦田・寺西

【女子2回戦】
関大A―千里金蘭大
竹田・中別府瑞4―1橋岡・木村
近藤・川口4―0岡本・露口
浅見・谷水4―1橋岡・葛川

関大B―桃学大
谷口・川﨑4―0原田・緒方
竹内・浦口4―0那須・小澤

【女子3回戦】
関大A―関西外国語大C
竹田・中別府瑞4―0塩路・高橋
近藤・川口4―0城井・宮田

関大B―大阪芸術大
武田・辻元4―0辻・林
谷口・川﨑4―0西垣・榎

【女子準決勝】
関大A―関西外国語大B
浅見―谷水4―2鎌田・今田
竹田・中別府瑞4―0秋葉・中村

関大B―大阪成蹊大
谷口・川﨑4―2森・岩崎
竹内・浦口4―2竹添・八田

【女子決勝】
関大A―関大B
近藤・川口4―2谷口・川﨑
浅見・谷水4―竹内・浦口

学生の大会としてはおよそ2年ぶりの団体戦が開催された。関大からは男女それぞれ3チームが出場。男子はAチームが優勝、女子はAチーム・Bチームが優勝・準優勝を果たした。男女とも声援がない中でも実力を発揮し、春リーグに向け弾みをつけた。

男子Aチームは先月行われた平和カップひろしま国際大会とは大幅にペアを変えて挑んだ。第1シードとして2回戦からの出場となった。

初戦の1番手は今季から主将の阪本崚(商4)と西端隆汰(経2)のペアだ。西端のレシーブミスや阪本のストロークがネットを越えずに4ゲーム目を落としたものの、5ゲーム目を取り返し難なく勝利。2番手の波多野倫(政策2)・池田匠吾(人1)も相手の攻撃やミスが続き2ゲームを落としたが、最後は相手後衛との撃ち合いで点を奪い4ー2で試合をものにした。3番手の中別府凌(商2)・増田忠寿(経3)はストレートで下し、関大の勝利を決定づけた。

続く3回戦は中別府凌・増田組が最初に登場。4ゲーム目、増田が積極的にボレーに出たもののミスもありこのゲームを落としたが、全く相手のペースに持ち込ませず4ー1で勝利する。2番手の森實俊介(シス3)・坊龍樹(人2)組はこの大会初戦を4ー0でものにする。3番手波多野・池田匠組も1ゲーム目こそ相手前衛の攻撃に苦戦したが、2ゲーム目以降を連取した。

4回戦は同じくAチームとの対戦。1番手阪本・西端組は序盤からミスもあったが阪本のサービスや西端の攻撃で勝利。2番手森實・坊組は1ゲーム目から坊がボレーに出るが得点にはつながらず。6ゲーム目までお互いにサービスゲームを取りあいファイナルへ。最後は相手前衛の壁を越えられず2ー7で力尽きた。この勝負を託されたのは中別府凌・増田ペア。1ゲーム目を相手に渡したがすかさず取り返し、ほとんど点を取らせず4-1で関大に勝利をもたらした。

準決勝では阪本・西端組が相手前衛に翻弄されつつも、全国上位の力を見せ1戦目をつかむ。続く波多野・池田匠組もすんなり勝利し決勝へ。

決勝でも阪本・西端組が実力の差を見せつけた。阪本の力強いストロークと西端の攻撃で0-4で瞬く間に勝利。中別府凌・増田ペアも最初の2ゲームを連取し勢いに乗る。3、4ゲーム目をデュースの末に落とすが、最後は増田のスマッシュもあり3番手に順番を回さずに優勝を決めた。

IMG_0064-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
A阪本-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△阪本
A西端-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△西端
A波多野-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△波多野
A池田-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△池田匠
A中別府-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△中別府凌
A増田-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△増田
A森實-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△森實
A坊-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△坊

Bチームも2回戦からの登場。1戦目は花岡忠寿(経3)・校條大成(安全2)組が4-0で快勝し、幸先の良いスタートを切る。2番手の土井勇人(文3)・池首拓真(経3)組は序盤から拮抗した試合展開に。しかしゲームを勝ちきれず、0-3に追い詰められる。好ゲームを見せたが、最後は相手前衛のボレーで白星を献上。3番手山住尚也(商2)・安東稔覚(安全2)組はミスのないプレーで着実に2ゲーム連取。ネットも重なり3、4ゲーム目を落とすが、立て直して4ー2で勝利。3回戦に駒を進めた。

3回戦は1番手として出場した池田直生(商4)・蔦田謙二郎(法4)組が0ー4で敗れ、いきなり窮地に。2番手の花岡・校條組は開始直後から校條のボレーで得点を量産。ネットを越えないラリーもあったが4-1で勝利し、3番手に勝負をつなげた。チーム勝利のためにも負けられない山住・安東ペアだったが、相手前衛の攻撃やミスが続き3ゲーム連続で奪われる展開に。だが、山住のストロークと安東のボレーで巻き返し、2度のデュースの末に4ゲーム目を死守する。勢いそのままに5ゲーム目も奪うが、最後は一歩及ばず。ここでBチームの敗退が決まった。

B花岡-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△花岡
B校條-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△校條
B土井-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△土井
B池首-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△池首
B山住-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△山住
B安東-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△安東
B池田蔦田-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み

Cチームの初戦の相手は、Bチームも戦って勝利した大経大のBチーム。1番手谷川快人(法3)・尾向弘旭(文4)組はミスなく得点を重ね、0ー4で危なげなく勝利。2番手田﨑大智(法2)・中屋魁人(法3)組も一切相手のペースに持ち込ませず4-0で、2回戦進出を決めた。3番手、中西諒(人4)・中井博文(法3)ペアはミスが響き2ゲームを落としたが、最後はラリーを制し意地を見せた。

2回戦も谷川・尾向が1番手で出場したが1-4で敗れる。続く、2番手中西・中井組、3番手田崎・中谷組も試合をリードすることはできず。2回戦敗退となった。

C谷川-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△谷川
C尾向-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△尾向
C田崎-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△田崎
C中屋-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△中屋
C中西-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△中西
C中井-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△中井

女子からも3チームが出場。Cチームの1組目は元谷香南(人4)・今井美雲(文4)組だ。元谷の勢いのあるストロークで1ゲームを奪うが、その後はうまく点を重ねることができず黒星。続く上西柚奈(政策3)・石川奈美(安全1)組はダブル後衛同士の長いラリー戦を制し勝利する。勝負の行方は野口真未(法3)・岩本明日夏(文3)組にゆだねられたが、押され気味の展開を脱することができず、1回戦での敗退となった。

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△元谷
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△今井
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△上西
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△石川
-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△野口
-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み
△岩本

A・Bの両チームはすべてのペアが苦戦することなく勝ち進む。圧倒的な実力で決勝まで上り詰めた。準決勝に出場した、Aチームの竹田真樹(社3)・中別府瑞希女子主将(文4)組は見事な連携と技術でゲームの流れを終始握り続け、ストレート勝ちを決めた。

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△竹田
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△中別府瑞

関大同士で行われた決勝戦。Aチームからは近藤衿奈(人2)・川口真歩(文1)組、Bチームからは谷口虹波(人2)・川﨑海奈(人2)組の対決から始まった。川口のボレーや、近藤の力強いショットで2連続での得点となるが、川﨑のジャンプボレーや谷口の鋭いストロークで、Bチームも意地を見せる。その後は、お互いに譲らない展開が続く。一時はゲームカウント3-1の場面を作られるも、川﨑のスマッシュで得点を量産。Bチームが勝負強さを見せつけた。だが、最後はミスも重なり、Aチームがマッチポイントを獲得。近藤・川口組の勝利となった。

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△近藤
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△川口
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△谷口
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△川﨑

続く対戦は浅見今日子(人1)・谷水鈴香(人3)組と竹内湖乃実(文4)・浦口華音(安全4)組。谷水のコースを狙ったショットや、浅見が前に出てのボレーなどで、Aチームが2ゲームを連取。このままの流れでAチームの優勝が決まるかと思われたが、ここは竹内と浦口が奮闘。浦口のボレーが決まりだし、竹内も力強いショットで、相手の思うような返球をさせない。立て続けに2ゲームを返し、同点まで追いついた。だが、ここで浅見と谷水に火が付いたのか、勢いのあるプレーで流れは完全にAチームへ。ボレーの打ち合いなど、お互いに積極的なプレーで攻めるが、ここは浅見・浦口組の方が一枚上手だった。前線での戦いを制し、勢いそのまま優勝を決めた。

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△浅見
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△谷水
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△竹内
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△浦口
IMG_4246-300x200 男女とも優勝し、リーグに向け弾み

男女ともにAチームの優勝でシーズンのスタートを飾ったソフトテニス部。今季、全ての試合で優勝するという目標に向け、快進撃は始まったばかりだ。【文・写真:牧野文音、宮本晃希】

▼阪本男子主将

「今回は2本きっちり固めようということで、僕らのペア(阪本・増田組)を分けた。先月の広島(=平和カップひろしま国際大会)とは違うペアで、この2週間しっかり練習をして調整をしてきた。この大会は毎年勝って当たり前というところもあるので、自分たちは勝って当たり前な気持ちだが、後輩もしっかり勝ってくれたので良かった。このペアでやってみて結構良かったので、これからある西カレなどの団体戦はこのペアで行くという手応えはあった。久しぶりの大会で大会の雰囲気も思い出せたので、来週の関西シングルスも空気に飲まれないようにやっていきたい。(リーグ戦に向けて)春のリーグは、自分が入学して1部で優勝したことがまだないので、今回こそは優勝目指して王座にも出場したい」

▼中別府瑞女子主将
「A・B・Cの3つのチームが出場して、AとBで決勝を戦えたのはチームとしてもよかった。(ご自身の調子は)竹田・中別府で大将として負けられないというのもあるんですけど、その中で調子も良く、自分たちのテニスができたと思う。下級生の子たちが思い切ってテニスしてくれて、キャプテンとしても心強かった。リーグや西カレに向けてつながる試合になったと思う。新1回生が入ってきて層が厚くなった。誰がメンバーに入ってもおかしくないし、一致団結してやれている。(リーグ戦に向けて)リーグ優勝をするのは絶対だと思っていて、そこに向けてチーム一丸となってやっていきたい」

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