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◇第78回全日本種目別選手権◇跳馬予選◇11月22日◇四日市市総合体育館

[結果]
14位 槌谷彩里裟(商4) 12.750(12.800、12.700)

8月に行われたインカレの2部跳馬で優勝し、全日本種目別選手権(種目別)の出場権をつかんだ槌谷。今大会への出場は大学1、2年に続いて3回目だ。予選には24人が出場し、上位4名が決勝へと進むことができる。本番の2本の跳躍ではどちらもきれいに着地。しかし、点数は思うように伸びず。結果は14位となり、決勝進出ラインの4位以内には届かなかった。

074A9769-200x133 【器械体操】14位で種目別決勝進出ならず
△グータッチをする

「思い残すところがなく試合に来れた」と槌谷。しかし、当日の会場練習ではうまく着地が決まらず。不安を抱えたまま本番へと挑んだ。跳馬全体のトップバッターとして迎えた1本目の跳躍。挑戦するのは、インカレでも実施したユルチェンコ1回半ひねりだ。スタートから徐々に加速して勢いよく跳び上がる。着地もきれいに決め、12.800のスコアをたたき出した。

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△スタートラインに立つ

続く2本目の跳躍では、インカレ後から練習を始めたカサマツに挑む。「頑張れ!」と観客席からも声援が飛ぶ中、助走をスタート。ロイター板を蹴り上げると、空中で体をひねって着地もミスなく止めた。2本とも安定感のある跳躍を見せたが、得点は13点台に届かず。予選14位となり、種目別での挑戦はここで幕を閉じた。

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△着地を決める

2年ぶりの決勝へ進むことはできなかったが、全力を出し切り、今できるベストな跳躍を披露した。大学生のうちに残す試合は来週のセノーカップのみ。共に練習を重ねてきた仲間と最後の舞台へ挑み、笑顔で学生最後の大会を締めくくる。【文/写真:中吉由奈】

▼槌谷
「(大会を終えた今の心境)あんまり調子は良くなかったけど、無事に着地を決められたので良かったです。(大会前の状態)けがをしたから跳馬が怖いというのもあって、結構練習でも怖くて跳べなかった時もあって。でも出発の前にできるようになったので、思い残したことはなく試合に来れたかなと思います。(試合前の心境)きょうの会場練習で全然決められなくて、出発する前は不安なく来たけど、きょうの会場練習で一気に不安になりました。練習してきた割にいつも通りの緊張した感じでした(笑)(トップバッターでの跳躍だった)人の跳躍とか見た方が緊張したり、前の人は立ってるから自分も立たないとだめとか、前の人めっちゃうまいとかなるから、 自分の性格的には1番で誰の跳躍も見ずに自分がやることだけやる方が良かったのかなと思います。(内容を振り返って)良くはなかったけど、練習で1本もできてなかった割には立てたから、ギリギリセーフです。(来週の試合への意気込み)跳馬はきょうよりいい演技ができるように。平均台はいつも試合で全然通らなくて落ちてばかりだったので、最後は通って終わろうと思います。 ゆかは最後やから失敗してもいいし、新しい技の3回ひねりを使って終わりたかったというのがあるので、それを成功できるように頑張ります」

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