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◇2024年度関西大学連盟秋季リーグ戦第10日◇対天理大◇10月20日◇近畿大学記念会館

[第1セット]関大15-25天理大
[第2セット]関大23-25天理大
[第3セット]関大25-23天理大
[第4セット]関大29-31天理大
[試合終了]●関大1-3天理大

秋季リーグ最終戦の相手は天理大。1次リーグ戦ではストレート勝利を収めているだけに、取り切りたい試合だ。しかし、第1セットは大きく点差をつけられ献上すると、第2セットも落とす。第3セットを奪取し勢いに乗るが、最後はデュースとなる接戦を制せず敗戦となった。

関大のサーブで試合が開始する。相手に先制を許し、その後も連続で失点。小山海皇(みこと=人1)のスパイクを中心に点を重ねるも、相手に追いつくことができない。10点差をつけられて、このセットを落とした。

IMG_4937-200x133 【バレーボール男子】最終戦は黒星も、秋リーグ3位!
△小山

第2セットも相手に先制点を決められ、そのままリードを許す。厳しい立ち上がりとなったが、森歩夢(政策2)や隅田嵐(社4)がレフトからスパイクを決め、徐々に点差を縮めた。小山のブロックアウトで23-24と1点差まで詰め寄ったものの、相手に逃げ切られ第2セットも献上する。

なんとしても取りたい第3セット。最初の得点は相手が決めるも、次のポイントでは小山がスパイクで得点する。一進一退の攻防が続いたが、中島康介(文3)のブロックポイントを皮切りに5連続得点。リードを奪い、そのまま試合を優位に進めた。先に20点に到達したものの、相手の猛追を受け、最大6点差だったところを1点差まで縮められる。しかし、小山のアタックで25点目を奪い、1セットを取り返した。

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△中島

このまま勢いに乗りたい第4セット。ライト側の小山の攻撃を中心に、中島や隅田も得点を決め、互角の戦いを繰り広げる。さらには安平瑠也主将(商4)のツーアタックも決まり、チームの雰囲気は上々。しかし相手も西カレ王者なだけあって、一筋縄ではいかない。先にマッチポイントを握られたが、小山のブロックアウトでデュースに持ち込んだ。デュースでは関大がセットポイントを奪うこともあったが、あと1点がなかなか決まらない。29-29から2連続で失点し、惜しくも敗戦となった。

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△隅田

天理大に敗れ、秋季リーグ後半戦は2勝3敗で終了。しかし上位・下位リーグに分かれる現体制移行後の最高順位となる第3位となり、リーグ3位以上という目標も達成した。さらに、小山が新人賞を受賞するなど、自信につながる結果に。春の8位から大躍進を遂げた安平男バレ。関カレ、そして全カレでも、関大らしいバレーで上位入りを目指す。【文/写真:森奈津子・写真:吉野日菜多】

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△集合写真

▼安平主将
「(今日の試合を振り返って)前半戦で勝利した天理大が相手でしたが、相手も調子を戻してきていました。僕たちもいいバレーができていたと思うのですが、どうしてもライトの小山頼りなところが出てきてしまって、それで負けてしまったかなと思います。(リーグ3位という結果について)この代が始まってからリーグ3位以内というのを目標にずっとやってきて、その目標を達成できたのもそうですし、関大バレー部として史上最高順位を収めることができたので、僕としては満足しています。けれど、まだ1位や2位のチームには及ばないということで、伸びしろがあるのかなとも思います。全カレまでの一カ月半でさらに成長したいです。(全カレに向けて)相手の強くて速いスパイクサーブに対してレセプションが返らないことがリーグ戦では多かったかなと思うのでそこを改善すること。それから、小山頼りにならないように、僕とミドル陣がしっかりコンビを合わせて、制度を高めていきたいです。関西では3位という結果を収めたので、全カレではどんどん上を目指して頑張ります」

▼喜多優心(情4)
「(今日の試合を振り返って)前回のグループリーグで勝っている天理大との対戦ということで、前は相手の調子が悪かったということもあり、もう一回勝負して勝ちたいなということが最初にあって。スタートから向こうのペースになってしまって自分たちのバレーができていないというイメージがありました。それでも少しずつ修正して相手の攻撃に対する対応とかはできてきていたので、ほんとにあと最後の1点取るとか、そういう細かい所、自分たちのミスで失点してしまったところを修正できていれば、もしかしたらフルセットで勝てる試合だったのかなと思います。(リーグ3位という結果について)今年のチーム始まった時からリーグ3位を目標にしてやってきていました。試合出ている子たちのプレッシャーもあったと思いますが、自分たちがやってきたことを発揮できて3位になれたのでうれしいという気持ちしかないです。(全カレに向けて)他のチームに比べると小さい規模なので、細かいところを仕上げて、チーム力を底上げしたいです。秋リーグの3位という目標は達成できましたが、関東のチームにどれだけ通用するかという最初で最後のチャンスなので、そこでしっかり結果を残して、いいチームに仕上がったなと思って終われるように頑張ります」

▼森
「(今日の試合を振り返って)前半戦で天理大とやってそこで勝ちましたが、その時は天理大が不調だっただけだと思います。今回天理大が本来の力を出してきた時に、やはり力の差がありました。勝てた試合ではあったのですが、終盤取り切れませんでした。(秋季リーグを通して自身の良かったところは)攻撃は本数があまり多くないので守備面で期待されているところがあるのですが、期待された通りのことをできたと思います。(秋季リーグはフルでスタメン出場、見つかった自身の強みは)攻撃の本数が少ないからこそ攻撃の決定率が高くなって、自分がその攻撃で動きを入れることで、ミドルの中島の決定率を上げれるというのは自分の良かったところだと思います。(見つかった課題は)相手のエースと自分がマッチアップすることが多くあるのですが、ブロックであまり止めることができなかったので、もう少しブロックで相手のエースを止められるようになったらと思います。(全カレに向けての意気込み)今回3位になって、関東のチームとでも戦える自信は出てきたので、しっかり関東1部のチームを倒せるようにやっていきたいと思います」

▼中島
「(今日の試合を振り返って)個人的にはあまり自分の攻撃が通らなかったので、反省点が多いと思います。(秋季リーグを通して自身の良かったところは)どんな相手でも、ある程度攻撃を通してサイドの負担を攻撃面で減らしていたことは良かったと思います。全体的に見るとまだまだ改善するところが多いと思います。(見つかった課題は)全ての攻撃に対処できるわけではないので、 それぞれの相手に対しての対策をしっかりしないと、やはり今後しんどいかなと。上級生としての自覚をもっと持っていかないといけないなと思いました。(全カレに向けての意気込み)お世話になった4年生たちとできる最後の試合なので、この1カ月できることをしっかりやって、勝ちを目指して頑張りたいと思います」

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