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◇2024秋季関西学生リーグDiv.1第4節◇対阪大◇9月28日◇MK TAXI FIELD EXPO

【第1Q】関大21-0阪大
【第2Q】関大17-0阪大
【第3Q】関大7-0阪大
【第4Q】関大14-14阪大
【試合終了】関大59-14阪大

リーグ中盤、残すところあと3試合となった。第4節の相手は今季1部に昇格した阪大。第1クオーター(Q)から、3タッチダウン(TD)を決め大きくリードする。その後、無失点で試合を進めたものの、第4Qで阪大に2TDを奪われた。しかし、最後まで攻撃の手を緩めず快勝。次節のビックゲーム、立命大戦に向けて勢いづけた。

最初に試合の流れをつかんだのは、DB吉田優太(文2)。インターセプトでサイドラインを割り、会場を沸かせる。相手陣30㍎付近から攻撃開始。RB前川礼男(経2)がランで着実にゲインを進めていく。ゴール前数㍎まで迫り、RB前川が押し込んで4試合連続となるTDで先制。さらに、QB高井法平(人2)からWR堀川丈太郎(文1)のロングパスが通ると、WR溝口駿斗(商4)が相手陣を走り抜いてTDを決める。相手に地力の差を見せつけた。またもRB前川が中央を走ってTDを獲得。計3TDの好発進となった。

IMG_8688-200x133 【アメリカンフットボール】8TDで快勝し、立命大戦に向けて弾みをつけた!
△RB前川
IMG_8524-200x133 【アメリカンフットボール】8TDで快勝し、立命大戦に向けて弾みをつけた!
△WR溝口

第2Qも関大の攻撃が光る。相手の反則で15㍎前進すると、RB大野木陸人(人4)が相手陣30㍎付近から走り、相手の守備を振り切ってTD。そのおよそ2分後に今試合初のファーストダウン更新を許してしまうも、DB日高義仁(法3)がインターセプトを決める。攻撃だけでなく守備も光った。その後、RB大野木の2つ目のTD、K中井慎之祐(法3)のフィールドゴールでさらに点差を広げ、試合は後半へ。

IMG_8591-200x133 【アメリカンフットボール】8TDで快勝し、立命大戦に向けて弾みをつけた!
△DB日高

第3QはRB前川、RB大野木がフィールドを駆けて、陣地を広げていく。そしてRB前川が今試合3つ目となるTDを成功させた。

大量リードで迎えた最終Qは守備の隙を突かれ、初のTDを許してしまう。しかし、QB高井からWR金田啓佑(商3)のロングパスが成功し、一気におよそ50㍎前へ。RB大野木がエンドゾーン目がけて走りTDを果たした。阪大は、パスやランを巧みに用いて徐々に陣地を広げていき2つ目のTDを成功させる。追加点を許してしまうが、関大は攻めの姿勢を最後まで貫いた。RB畑生武之進(商2)とRB鈴木優浩(文3)が確実にゲインし、ゴール前10㍎付近まで迫る。試合時間残り17秒。QB武野公太郎(安全3)からのパスをWR木下立基(経4)がキャッチしてダメ押しのTD。最後は守備が守り抜き試合終了。阪大に大差をつけ勝利を収めた。

IMG_8775-200x133 【アメリカンフットボール】8TDで快勝し、立命大戦に向けて弾みをつけた!
△WR木下

次節は、関学大と並んで全勝首位の宿敵・立命大との戦いだ。昨シーズンで唯一敗北を喫した相手である。全国への道を大きく左右するビックゲーム。この大一番を制せば、全国トーナメント出場の可能性は一段と高まる。試合は2週間後。さらにパワーアップした関大の姿に期待がかかる。【文:早川莉央/写真:稲垣寛太】

▼RB前川
「(4試合連続TD、そして今試合3つのTDを決めたことについて)うれしいという気持ちはもちろんあるんですけど、ショートヤードを任せてもらっている身として取らなあかんと思っているので。そこは体を張りました。(試合を振り返って)最初はあまりランが出ない場面もありました。でも、後半OLが頑張ってくれたおかげでしっかりランが出せてよかったです。(次節の立命大戦、その次の関学大戦に向けて)僕はずっとショートヤードで出場させてもらっています。だから、立命や関学との戦いでもショートヤードを取ることを意識してやっていきたいです」

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