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◇第59回全日本大学選手権大会1回戦◇対九州産業大◇富山県岩瀬スポーツ公園

九州産業大 102 00=3
関   大 107 3X=11

1(遊)栗山
2(一)荒木
3(二)榎
4(捕)山口
5(右)末廣
6(中)長尾
7(DP)野見山
8(左)神藤
9(三)中谷
FP(投)小松

今年も富山県で行われた全日本大学選手権大会(インカレ)。2年連続で初戦敗退となっていたが、今年はその流れを断ち切る。コールド勝ちで2回戦へと駒を進めた。

先発を任されたのは、小松琉晟(るいせい=法1)。2つの三振を奪い、好スタートを切った。しかし、内野を破る安打を連発され、相手に先制点を献上。追いかける関大は、先頭打者・栗山涼(文4)が左中間三塁打を放つ。相手の失策の間に栗山がホームイン。1点を奪い同点となる。

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△栗山

両投手が好投を続ける中、試合が大きく動いたのは3回。無死一、二塁のピンチに。相手はチャンスをものにし、適時打で2点を追加。ここで、井上勝裕(情2)がマウンドへ。安定した投球を見せ抑え込んだ。ここから、完全に関大の流れとなる。

2点を追う関大の猛攻が始まった。中谷信之介(社4)の鋭い打球が相手の失策を誘い出塁。さらに栗山の安打、荒木誠人(情3)のセーフティーバントで無死満塁となる。絶好のチャンスで回ってきたのは、榎上総(かずさ=経2)。右前適時二塁打で同点に追いつく。続く4番・山口葵育主将(あおい=社4)が適時三塁打を放ち、2点を追加。野見山心(社3)からも適時二塁打が飛び出し、さらに2点を獲得する。その後ダメ押しで1点を追加し、5点差をつけ大きくリードした。

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△荒木
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△榎

4、5回では、井上勝が冷静に打ち取る。8点差がついたため、コールドゲームに。2年ぶりに2回戦出場を決めた。

インカレ2回戦の相手は、関西1部リーグに所属中の大体大。さらなる高みを目指して、まだまだ関大の戦いは続く。【文/写真:早川莉央】

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△試合後の集合写真

▼井上勝
「(今日の試合を振り返って)やっぱりみんなインカレということで、緊張していたと思います。でも、段々といつも通りのプレーになっていって、最終的にコールド勝ちできたので良かったです。(ピッチャー交代となったときの心境)めちゃくちゃ緊張していました。その時に、周りの仲間がたくさん声をかけてくれました。その仲間たちを信じというか。そのおかげで自分のいつものスタイルで取り組めました。(あすの大体大戦への意気込み)まずは今日の結果を受け止めて。あすも緊張はすると思うんですけど、いつも通りの自分のスタイルでできたらなと思います」

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