◇令和6年度関西学生リーグ戦6戦目◇対京大◇5月5日◇於・伏見港公園体育館
【前半終了】関大20-14京大
【後半終了】関大19-14京大
【試合終了】関大39-28京大
4勝1敗で京大との1戦に臨んだ関大。序盤から得点を重ね、一時は相手に逆転されそうになるも、タイムアウトを取った関大は試合の流れを立て直して6点リードで前半を終える。後半でも積極的に攻撃を続け、最終的には10点以上の大差で勝利した。
相手ボールで試合が始まった。開始早々、相手の攻撃に対応できず先制点を取られてしまう。しかし、松本一徳(かずのり=経1)のシュートですぐさま同点に追いつくと、攻撃の手を緩めずに一気に2点リードする展開に。その後も林航琉(経2)や小田航平(人3)を中心に得点を重ね、リードを広げていく。4点のリードを保ちながら順調に試合を進める関大。
このまま試合のペースを握るかと思われたが、前半中盤に差し掛かると相手のペースに。3連続得点で1点差にまで詰められる。だが、逆転されたくない関大はパスをつなぎ速攻。白井祐登(人4)がネットを揺らし再び差を広げ始める。その後は一進一退の攻防が続くも、前半終了間際にさらに得点を量産。6点リードし後半戦を迎える。
後半になっても関大の勢いは止まらず。立ち上がりから松本がシュートを決め、それに続くかのように林が2連続得点。一瞬のうちに9点リードし、試合の流れは関大が手にした。相手に速攻を決められてしまう場面もあったが、すぐさま速攻を決め返して差を詰めさせない。後半残り10分を切ったあたりで小柳貴裕(人2)の鋭いシュートで得点を追加。最終スコアは39-28で試合終了となった。
快勝で終えたリーグ6戦目。残る試合は3試合だが、いずれも負けなしの強豪校ばかり。厳しい戦いが待っているが、春季リーグ優勝に向けて1戦1戦乗り越える。【文:木村遥太/写真:村中望乃、中山桜希】
▼福島主将
「(前戦を踏まえて改善した点)1人1人の役割を果たせていなく、その点を明確にできたから勝てたと思います。(10点以上の大差で勝利した)春リーグ始まって、接戦だった試合が多い中、早い段階で相手のオフェンスに対してディフェンスが対応できたのが良かったかなと思います。(残り3試合への意気込み)格上の相手になるので、チャレンジ精神を持って戦っていきます」
▼林
「(序盤から得点に絡んでいた)シュートがあまり入らなかったので、周りの選手を活かすことを意識していました。(一時は相手に同点寸前まで差を詰められた)チームとして点数が取れない時間だったので、白井さんや小田さんが得点を量産してくれて良かったです。(次戦への意気込み)頑張ります」
コメントを送信