◇令和6年度関西学生リーグ5戦目◇対びわこ大◇5月4日◇於・立命館大学
[前半終了]関大17-12びわこ大
[後半終了]関大8-12びわこ大
[競技終了]関大25-24びわこ大
びわこ大との1戦に臨んだ関大。前半の先制点こそ相手の7㍍スローにより取られるも、小嶋彩華(商3)や上川華奈(商3)を中心に得点を重ね、前半終了時には5点リードする展開に。後半もこの勢いのまま進むかと思いきや、試合は一転。相手に試合の流れを握られる展開に。試合時間は残り58秒。関大のタイムアウト後、石坪彩瑛主将(社4)がゴールネットを揺らし試合は終了。60分の戦いの末にわずか1点差で勝利を果たす。
相手のボールで試合が始まった。開始直後すぐにパスを回し、矢野真尋(人1)がシュートを打つも枠を捉えることができず。その後、ゴール前の混戦から相手に7㍍スローを与えてしまい、先制点を取られることになる。勢いにのった相手は、追加点を上げて2連続得点。しかし、関大は相手に勢いに乗らせず、工藤華(法1)が1点目を取ると互いに一歩も譲らぬ攻防戦に。
前半中盤から試合の流れをつかむ関大。望月瑚雪(社2)のゴール下の方を目掛けてたシュートが決まると、矢野、上川もシュートを決めリードを広げていく。この流れを止めたい相手は14分でタイムアウトを要求。その後は関大の流れは止まり、試合は再びこうちゃく状態に。序盤で作ったリードを維持し続け、5点リードで後半戦に突入する。
前半に続き、リードを広げたい関大。後半開始直後、関大が7㍍スローを獲得し、窪田葵(法2)がシュートを打つも後半の先制点にはつながらず。相手が後半1点目を上げるも、連続得点を許さなかった。中々、両校の差は縮まらない。拮抗(きっこう)した流れを変えたい関大は後半7分にタイムアウトを取るも、試合の流れは依然と動かず。前半でのリードを保ちながら試合は進み、半分の時間が経過した。このまま関大の勝利で終わると思いきや試合は動き出す。関大のシュートミスや連携ミスから相手は5連続得点で試合を振り出しに戻すと残り時間はあと5分に。両校同点のまま試合が進み、残り時間58秒で関大がタイムアウトを要求する。試合再開直後、1回の攻めを大事にして石坪が勝利の1点をもぎ取り終了。相手から白星を奪った。
60分の接戦の末、その差は1点と互いに譲らぬ試合を見せた。明日も引き続き試合が行われる中、相まみえるのは関学大。強敵との戦いにはなるが、最後まで諦めずに勝利を目指して戦い抜く。【文:木村遥太/写真:井原郷志】
▼石坪主将
「(前半は関大が試合の流れを握っていた)出だしの落ち着きがなくて良かったとは言えないんですけど、リードはできていたので自分たちのできることをできたと感じています。(後半戦で意識したこと)相手にシュートの機会を与えないように、パスを回してマークを付けて、ゴールを狙うことを意識していました。(後半残り1分でシュートを決めた時)秒数が限られていて、負けると勝ち点が付かないので時間を使いながらシュートを決めようと考えてました。(次戦に向けて)相手は格上の関学大となりますが、今日のような試合展開にならないように前半から集中して戦いたいと思います」
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