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◇第51回関西学生選手権大会◇4月28日◇対流科大◇近畿大学記念会館

[第1Q]関大16―14流科大
[第2Q」関大19―16流科大
[第3Q」関大25―12流科大
[第4Q」関大22―12流科大
[試合終了] 関大82—54流科大

対戦相手が棄権のため前日の試合がなくなり、きょうが今大会の初戦となった関大男バス。第2Q(クオーター)までは拮抗(きっこう)した展開になるも、第3Qから主導権を握り試合を進める。そして28点という大差をつけて勝利を収めた。

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△盛り上がる選手たち

岩本悠太(経3)のジャンプボールで試合が始まる。玉造大誠(人4)がルーズボールを取ったが、速攻を決められ先制点を奪われた。西山登馬(商4)のカットインや佐藤涼真主将(人4)のスリーポイントシュートが連続で決まる。しかし、一進一退の攻防が続き、点差を広げることができない。西村宗大(経2)からのアシストを受けた野村吏希(シス理2)がシュートを沈め同点に追い付くと、西村のジャンプシュートや倉ノ下大吉(人3)のゴール下シュートで逆転に成功。2点リードで第1Qを終えた。

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△西山

第2Qも相手のフリースローに先制されたが、岩本がバスケットカウントを受け、すぐさま点を取り返す。その後は関大のファールが重なり、相手のシュートが多く決まった。19―25の6点差にまで相手のリードが広がる。しかし、北岡雄斗(人2)のスリーポイントシュートを皮切りに試合の流れが関大に傾いた。岩本や北岡のスリーポイントシュートが連続で決まる。野村のナイスディフェンスで相手のミスを誘うと盛り上がりは最高潮に。ここで相手はたまらずタイムアウトを要求するも、その後も流れは関大のまま。岩本のセンタープレーで再び逆転に成功すると、西村のジャンプシュート、野村の速攻が決まり第2Qが終了。35―30で前半を折り返した。

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△野村

第3Q開始早々、クロックショット残りわずかで竹内綾哉(政策4)がスリーポイントシュートを沈める。続けて玉造が2連続でスリーポイントシュートを決めた。相手はタイムアウトを要求するも、勢いは完全に関大のもの。北岡や佐藤主将のスリーポイントシュートが決まり、第3Q開始5分でスコアは53―33になった。相手のオールコートマンツーにより、8秒オーバータイムを取られる場面もあったが、関大の勢いは止まらず、点を重ね続ける。60―42の関大リードで最終Qを迎えた。

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△岩本

マイボールで始まった第4Qは玉造のスリーポイントシュートで先制に成功。さらに北岡のスリーポイントシュートや倉ノ下のゴール下シュートで点差はどんどん開いていく。相手は速攻やスリーポイントシュートを沈めるなどの反撃に出た。しかし、西村のフローターシューやフリースローで点を重ね、最終スコアは82―54。圧倒的な力を見せ、白星となった。

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△西村(=左)と佐藤主将

次戦の相手は、昨年の秋季リーグで1部2位の戦績を収めた京産大。1部同士のプライドを懸けた熱い戦いになるだろう。【文/写真:藤井海】

▼北岡
「(前半は苦しい時間が続いていたが、試合を振り返って)リバウンドを取られて、セカンドチャンスをやられて、自分たちのシュートもあまり入りませんでした。ベンチでも、ディフェンスからアーリーで行こうと言っていて流れに乗ることができて、後半もそのまま得点が開いたので関大のバスケができたと思います。(前半と後半で試合の流れが大きく違ったが、チームで話し合ったこと)相手はシュートがうまいので、シュートチェックに飛ばずにローミドルで抑えたらいけると話しました。それを意識してやったら相手の点も止まって、リバウンドからも攻めることができたし、後半もスリーポイントシュートが決まったことで点が開いたと思います。(自身の強みは)スリーポイントシュートですね。(次戦に向けての意気込み)僕は皆からもらったパスを決めるだけなので、自分の仕事を全うします」

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