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インカレ開幕!西工大にストレート勝利で2回戦へ

インカレ開幕!西工大にストレート勝利で2回戦へ

◇第76回秩父宮賜杯全日本大学男子選手権大会ミキプルーンスーパーカレッジバレー2023◇トーナメント1回戦◇於・エスフォルタアリーナ八王子◇

[第1セット]関大30―28西工大

[第2セット]関大25―21西工大

[第3セット]関大25―20西工大

[セットカウント]◯関大30西工大

陰下雄太主将(情4)率いるチームで戦う最後の大会、インカレが幕を開けた。昨年は接戦の末に1回戦敗退。今年は九州1部リーグ常連校・西工大に、ストレート勝利で2回戦へと駒を進めた。

相手サーブで開始した第1セット。ラリーを繰り広げたものの、隙を突かれて先制点は献上。序盤は追いかける展開が続いたものの、金子玄(人4)と陰下主将のアタックで追い上げていく。8点で逆転に成功すると、そこから関大が主導権を握る。攻撃だけでなくブロックでも得点を決め、差を広げた。14―10で相手がタイムアウトを要求。直後の点は決められたが、矢倉龍人(人2)、中島康介(文2)、久保田滉平(情4)が得点源となりリードを守る。先に20点台に乗せたのは関大。しかし、相手の猛追を受ける。セッターの安平瑠也(商3)がトスを上げるふりをして、そのまま相手コートにボールを送り得点。逃げ切りたかったが、サーブミスで同点に並び、デュースに。あと1点がなかなか取れずにいたところで、ブロックアウトを狙われてしまう。27―28で逆転されたところでタイムアウトをとる。ここで強さを見せたのは陰下主将だった。強烈なスパイクに加え、サービスエースでチームに勢いを与える。そのまま30点目も取り切り、第1セットを奪取した。

△陰下主将

第2セットは、安平のサービスエースで幸先の良いスタートを切った。リベロの池田幸紀(商1)も落ちる寸前のボールに食らいつく。攻撃陣はもちろん、守備でも固め、連続得点。最大6点差をつけた。終盤で4連続失点となったが、中島、矢倉のミドルブロッカー勢が躍動。25―21で第2セットもものにした。

△中島
△矢倉

第3セットは中島の速攻で先制点をもぎ取る。しかしそこからは雲行きが怪しくなり、攻撃の手を緩めなかったものの、17点目まで1点を追う苦しい時間が続いた。金子のスパイクで同点に並ぶと、ブロックアウトで逆転に成功。20―19でリリーフサーバーの川内歩人(商1)が投入される。まっすぐに飛ぶ鋭いサーブを連発し、関大は4連続得点。サーブだけでなく川内もレシーブするなど活躍も見せた。最後は矢倉がクイックを決め、試合終了。快勝とはならなかったものの、ストレート勝利で2回戦進出を決めた。

△金子

あすはベスト16入りを懸け、日大と相まみえる。少しでも長くこのチームで戦うため、全員が全力を尽くす。【文/写真:貴道ふみ】

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