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◇第70回秩父宮妃賜杯全日本大学女子選手権大会ミキプルーンスーパーカレッジバレー2023◇2回戦◇対環太平洋大◇11月29日◇於・町田市立総合体育館

[第1セット]関大25―18環太平洋大
[第2セット]関大25―22環太平洋大
[第3セット]関大25―17環太平洋大
[セットカウント]〇関大3―0環太平洋大

前日の帝塚山大戦に勝利し、2回戦へ駒を進めた関大女バレ。16強入りを懸けて、中国1部王者の環太平洋大との一戦に臨んだ。

第1セット、先制点を手にしたのは関大。笹野文乃(文2)のサーブで相手のフォーメーションが崩れたところに、レフトから伊関万絢(まひろ=文2)が押し込んだ。土屋美咲(情1)や中屋ちひろ(人4)のスパイクで早くから勢いに乗り、10―4と大きくリード。そこから5連続得点を許し、1点差に詰め寄られたものの、すぐにペースを取り戻す。鮫嶋優香(政策1)の2本のサービスエースなどで5連続得点とすると、最後は川上良江(文3)のサービスエースで25点目。幸先のいいスタートを切った。

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△土屋
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△鮫嶋のサービスエース後

長いラリーから始まった第2セット。決め手を欠き先制とはならなかったものの、鮫嶋のブロックアウトでブレイクは許さない。2点を追いかける状況となっても直後に逆転し、優位に試合を進めていった。しかし終盤、20―18から3連続失点でリードを奪われる。ここでタイムアウトを要求し形勢を立て直すと、1点を取り合った後、4連続得点。土屋のスパイクで決め切り、セットを連取した。

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△岡崎凜華(人4)

第3セットも関大の勢いは止まらなかった。序盤こそ拮抗(きっこう)した展開だったが、中盤のサーブミスから7連続得点で突き放す。ともに各セット途中から出場している児玉光涼主将(文4)、日野美里(人4)の連携も光り、相手を寄せつけなかった。終盤には、リーグ戦にリベロとして出場していた田中結姫(ゆいき=人1)がサーブを打つなどして、チームは大きく盛り上がる。最後は伊関が鋭いスパイクを放ち、試合終了となった。

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△児玉主将
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△日野

快勝で3回戦への進出を決めた。あすは同じ関西1部で戦う親和大との対戦となる。昨年は3回戦の東海大戦で敗退。まずは昨年の成績を超え、最終目標であるインカレ優勝を目指す。【文/写真:島田采奈】

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