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◇2020ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第1節◇対同大◇11月8日◇於・鶴見緑地球技場◇

【前半終了】関大24―14同大
【後半終了】関大7―19同大
【試合終了】関大31-33同大

昨年、入れ替え戦で大体大に勝利し、Aリーグ昇格を決めた関大ラグビー部。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が危ぶまれたが、無事リーグが開催された。同大を相手に初戦を迎える。

前半開始5分、FB松本大吾(経4)が、相手の反則によるペナルティゴールを決め、3点を先取。続く前半8分、SO高桑基生(人3)のキックパスをNO8高井杏輔(人4)がキャッチする。フランカー千原拓真(情3)にパスし独走。そのままトライを決め、5点を追加する。FB松本が直後のコンバージョンキックを決め、さらに2点を追加。

しかしその後、相手にトライを許し、試合は振り出しに。その後は両チーム拮抗(きっこう)した試合展開を見せたが、36分にチャンスが訪れる。ゴールライン付近での押し合いの末、この攻防を制した。ラックで押しきり、ロック南陽高(商4)がトライに成功。続くコンバージョンも決め2点を追加する。前半ロスタイムでは、ロック福島蒼(人2)がラックのこぼれ球を拾い、レフト側をロングラン。南にパスし、そのままトライを決めた。これにより、南は今試合2トライ目となった。

10点のリードで迎えた後半。このままリードを守りたいところだったが、開始30秒でトライを決められてしまう。ここで完全に同大の流れに。4分に相手に独走され、逆転を許した。その後もモールで押され、5点を追加される。点差が9点に開き、前半とは打って変わって苦しい試合展開となった。
しかし、FB松本がパスをキャッチ、レフト側を独走。レフトからライトへパスをつないでいき、最後はCTB花田康輔(法4)がトライを決める。コンバージョンゴールも決まり、2点差へと追い上げた。逆転もあり得るかに思えたが、2点差のままノーサイドとなった。

リーグ初戦白星とはいかなかったが、手応え十分の試合を見せた。フッカー淡野徳蔵主将(人4)は、「率直な感想としては悔しいですし、勝てる試合を落としたな」と振り返る。この悔しさは次戦で必ず晴らす。【文:横関あかり/写真:森本明日香】

▼桑原久佳監督
「今日なんですけども、最初から狙えるところは狙っていこうと。いい感じだったとは思うんですけども、やはり、後半の入りのところが勝敗に大きく関わったのではないかなと思います。内容的にはブレイクダウンとかモールとか、まだ反省点も多かったんですけども、次戦に向けて修正できたらと考えています」

▼フッカー淡野主将
「率直な感想としては悔しいですし、勝てる試合を落としたなという風に思っています。監督が言った通り、エリアであったりとか、敵陣でラグビーをしよう、ディフェンスで我慢して、接戦に持ち込もうという風なゲームプランだったんですけども、やはり言った通りイージーな、我慢したのに簡単に取られてしまった部分であったりとか、後半の入りというところで失点しまったところが負けにつながった」

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