◇第70回関西学生リーグ戦◇対立命大◇9月30日◇於・たかつきアイスアリーナ◇
[第1P]関大3―0立命大
[第2P]関大1―1立命大
[第3P]関大2―1立命大
[試合終了]〇関大6―2立命大
前回の同大との試合を7-0で勝利し、開幕2連勝を遂げた関大。リーグ3戦目は立命大と対戦した。この試合に勝利し、連勝をつなげたい。
第1ピリオド(P)開始30秒、FW神山太一(人3)が早速シュートを決めた。試合を彩る鮮やかな先制点となる。しかし、ここで相手選手を負傷させてしまい、試合は一時中断。この中断で関大の勢いが弱まり、決めるに決めきれない状況が続いた。開始7分ではFW根本慎太郎(情4)がトリッピングと判定を受け、5分間の退場に。関大はキルプレー(数的不利な状況)となると、相手にパックの主導権を握られ、厳しい戦いが繰り広げられた。ところが開始10分、FW嶋野瑛心主将(文4)が離れたところからレーザーのような鋭いシュートを放ちゴール。これには本人もガッツポーズを見せ喜んだ。その後、FW根本が帰還し、流れは一気に関大のものとなり、18分にはFW相馬嵩士(しゅうと=社1)のアシストでFW高橋柊伍(人1)がシュートを決める。その後、再度キルプレーとなるも、関大優勢のまま第1Pを終えた。
第2Pは厳しい状態が続く展開となった。DF鈴木郁也(情4)、DF佐藤翼(法4)、DF熊谷天智(情3)、FW高橋寛がシュートを放つも、惜しくも得点にはつながらない。12分、この日3度目のキルプレーとなると、13分にはFW根本が反則でこの試合出場停止となってしまう。FW成田憲央(商1)がペナルティを代行して5分間の退場となった。相手校の出場選手が5人に対し、関大の出場選手が3人という圧倒的に不利な状況となってしまい、相手に1点を取られてしまう。その後も相手に主導権を握られ、相手の攻撃をなんとか止め続ける展開が続いた。しかし、FW成田が出場するといきなりシュートを放つ。このシュートは決まらなかったものの、FW髙秀稜(社3)が跳ね返ってきたパックをゴールし、得点を決めた。その後は関大が主導権を握ったままこのピリオドを終える。
第3P、このまま逃げ切りたい関大は第2Pの勢いのまま開始早々攻めの姿勢を見せた。開始50秒にはFW黒須誠眞(情3)のアシストで嶋野がシュートを決める。またその12秒後にはFW相馬のアシストでFW髙秀がゴールを決めた。また、3分にはパワープレー(数的有利な状況)となる。このチャンスを生かしたかったが得点にはつなげられなかった。その後も関大は反則が目立ち、長時間のキルプレーとなってしまった。しかしその間も相手の攻撃を1点で抑え、勝利を収めた。
後半ペナルティが目立ち、キルプレーの時間が増えてしまったが、相手の攻撃を抑え、勝利を収めた関大。この試合の反省を踏まえ、次の試合も勝利を目指す。【文:西村果凜/写真:滝口結月】
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