リードを守り切れず悔しい敗戦
◇2023年度関西大学連盟秋季リーグ戦第7日◇対武庫女大◇9月30日◇於・園田学園女子大学
[第1セット]関大25―21武庫女大
[第2セット]関大25―27武庫女大
[第3セット]関大26―28武庫女大
[第4セット]関大22―25武庫女大
[セットカウント]●関大1―3武庫女大
これまでのリーグ戦を3勝3敗で戦ってきた関大女バレ。いよいよリーグも後半戦に突入し、この日は、試合前まで今季未勝利の武庫女大と相まみえた。
第1セットは伊関万絢(まひろ=文2)のブロックアウトで先制すると、その後も優位に試合を進めていく。中盤には笹野文乃(文2)のサーブから4連続でブレイク。ここで大きくリードするとそのまま逆転を許さなかった。最後は土屋美咲(情1)のスパイクが決まり、第1セットを先取。
第2セット序盤も、順調に得点を重ねていく。川上良江(文3)の速攻や中屋ちひろ(人4)のサービスエースなどで7連続得点。9点のリードを手にし、完全に関大ペースかと思われた。しかし23―17の場面、サーブミスから6連続得点を許してしまう。伊関のブロックアウトで連続得点を食い止めたものの、相手の勢いは止まらず。デュースの末、このセットを落とした。
嫌な流れを断ち切りたい第3セットは、この日初めて児玉光涼主将(文4)がコートイン。試合は一進一退の攻防が続く。日野美里(人4)の速攻や、土屋のスパイクで得点を重ね、川上のサービスエースで20点台に到達。この時点で3点のリードがあったものの、3連続得点を許し追いつかれる。先にセットポイントを握られ、苦しい状態からデュースに持ち込んだが決め切れず、連続でセットを落とした。
もう譲れない第4セット、関大は意地を見せる。7連続得点を含む猛攻で18―9と相手を大きく突き放した。勢いを取り戻したかのように思われたが、またもペースが崩れてしまう。なかなかアタックが決まらない間に相手が5連続得点に次ぐ6連続得点。逆転を許すと追いつくことができず、試合終了となった。
何度も試合の主導権を握ったが、逃げ切ることができず、相手に今季初白星を献上してしまった。次戦までは2週間の時間がある。この期間で課題点を修正し、残る4戦を勝ち取りたい。【文:島田采奈/写真:速水咲良・島田采奈】
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