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◇令和5年度関西学生秋季リーグ戦第1節◇対同大1回戦◇9月2日◇於・わかさスタジアム京都

関 大000 000 100=1
同 大000 000 000=0

1(中)中井颯
2(左)田中大
3(捕)有馬
4(一)富山
5(遊)髙田幸
6(右)岑
7(三)下井田
8(ニ)村田
9(投)金丸

目の前で歓喜の輪を見た春リーグ最終節から3か月。関大ナインが再び戻ってきた。開幕戦となった初戦は同大。好機で一本が遠い中、7回に奪った1点を守り抜いた。投げては金丸夢斗(文3)が11奪三振の完封勝利を収めて開幕白星を飾った。

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関大は初回から中井颯良(政策4)が中安打で出塁したのを皮切りに1死満塁のチャンスを作るも、後続が併殺打に倒れて先制とはならなかった。その裏、帰ってきたエース・金丸が初回から走者を背負う。「久々のリーグ戦登板で緊張があった」と気づけば、満塁に。だが、後続打者を三振に打ち取り無失点で切り抜けた。

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△中井颯
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△金丸


その後、両者共に得点が奪えない膠着状態が続いた。スコアが動いたのは7回。髙田幸汰(商4)の内野安打と岑幸之祐(社4)の犠打で2死二塁とする。打席には、前の打席で左前安打を放った下井田悠人(経2)。「なんとか1点が欲しい場面で、追い込まれたので三振だけは避けようと思っていた」と下井田の放った当たりが一塁手の失策を誘った。その間に髙田が好走塁を見せて生還。ついにスコアボードに欲しかった1点が刻まれた。「7回の得点で硬かったチームの雰囲気も明るくなった」と有馬諒(商4)主将。その直後の7回裏、先頭打者に快音響く二塁打を放たれる。1点を争う試合も終盤。関大は最大のピンチを迎える。続くスリーバントを試みた打者を見逃し三振として阻止。さらに、前の打席で安打を放たれていた上位打線も打ち取り、同大に得点を許さなかった。

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△髙田幸
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△下井田
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9回裏、守り切りたい関大。途中出場である黒岩瑞己(法4)の好守備が光ると、関大ベンチやスタンドは大きな声が響きわたった。最後は金丸が三振に抑えて、試合終了。試合には勝利したものの、結果的には3つの併殺打で得点を重ねることができなかったことなど選手ミーティングでは反省点が多く出された。「試合に勝利して反省できるのは素晴らしいこと」と有馬主将は語る。今日出た課題を克服し、連勝して勝ち点獲得を目指す。明日は、打線のつながりに期待をしたい。【文・永松愛/写真・島田采奈】

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