◇第67回全日本学生選手権大会◇7月2日◇於・ヴィクトリーナ・ウインク体育館
[男子個人組手競技 ]
石井翔大主将(人4)4回戦敗退
広沢暖我(はるが=人1)1回戦敗退
[女子個人組手競技]
中川あや(経1)2回戦敗退
砂田依輝(人3)ベスト8
[男子個人形競技]
土橋輝太郞(社1)ROUND2敗退
石田元気(文1)ROUND2敗退
[女子個人形競技]
相原知歩(人4)ROUND1敗退
全国から猛者が集う全日本の舞台。ここに関大から7人の選手が出場し、各々の実力を発揮した。
初めに出場したのは女子組手の中川。1回戦は突きを重ねて5-0で勝利する。だが、2回戦では相手に一本を奪われるなど0-4で敗退した。

関西では女子68㌔超級3連覇中の砂田。砂田はシードで2回戦からの参加となった。初戦は3-0で勝利すると、続く試合も0-0ながら判定で勝利。準々決勝に進んだが、0-0のまま迎えた終盤に上段突きを許し、0-1で敗戦。全国ベスト8となった。

女子形に出場した相原は二ーパイポを演武。19.10を記録するも全国の壁は高く、悔しいROUND1敗退となった。

男子75㌔級関西王者の広沢。初となる全国の舞台に挑んだが、1回戦で一本を決められるなど1-5の敗戦を喫し、悔しさの残る結果となった。

男子形に出場した石田。ROUND1ではクルルンファを披露し、19.00を記録。ROUND2へ進出した。ROUND2ではパープーレンを演武し21.60を記録するが、決勝戦には進めなかった。

石田と同じく男子形に出場した、関西王者・土橋。ROUND1では二ーパイポを見せ18.70を記録。同じくROUND2へ駒を進めた。ROUND2ではスーパーリンペイを演武し、22.00を記録。だが、土橋でも全国の壁を越えられず決勝戦には進出できなかった。

関大勢を束ねる石井主将は男子組手にシードで参戦。初戦は5-0で完勝するも、3回戦では苦戦。1-1で試合をすすめ、残り30秒で勝ち越しに成功するも、残り7秒のところで逆転を許す。警告も受けていた石井主将は、わずかな残り時間で技あり以上を決めなければ敗戦となる。この絶体絶命の場面で相手を倒し一本を取り逆転に成功。残り時間が1秒を切ったところでの一本にスタンドの関大勢も大いに盛り上がった。この勢いのまま4回戦に挑んだものの、同点で試合を進め残り5秒のところで勝ち越しを許し、惜しくも敗退となった。

4人の1年生にとっては初の全国の舞台となった今大会。この日の経験を、これからの舞台に生かしていく。【文/写真:𠮷村虎太郎】
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