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◇2020年度関西学生女子秋季リーグ第5節◇対聖泉大◇10月25日

【前半】関大0-0聖泉大

【後半】関大0-1聖泉大

【試合終了】関大0-1聖泉大

第2節から無得点が続き、勝ち星を手にすることができていない関大なでしこ。今節の聖泉大戦では、なかなか得点が動かない展開に。だが、試合終了間際、守備を崩され失点。悔しい5連敗となった。

IMG_3248-300x200 [なでしこ]待望の得点掴めず聖泉大に敗れる

前半から関大ペースで試合を進める。8分にはDF南中優衣(1年)のドリブルでサイドを上がり、MF笹部麻衣(3年)につなぐ。FW大田萌女子主将(4年)がシュートを放つも、これは惜しくも枠外に外れる。右サイドのDF真木悠花(2年)と成迫実咲(3年)も積極的な攻撃参加でチャンスを選出。ボールを奪われる展開は少なく、ポゼッションで聖泉大を上回った。

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△DF南中
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△MF笹部
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△FW大田女子主将
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△DF真木
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△MF成迫

自陣に攻め込まれる場面でも、関大の守備は崩れない。DF林祐里(2年)やDF中尾純菜(1年)を中心とし、危機を未然に防ぐ。撃ち込まれたシュートもGK井上沙季(2年)がしっかりセーブ。スコアが動くことなく前半を終えた。

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△DF林
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△DF中尾
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△GK井上沙

後半が開始しても関大の勢いは止まらない。2分、FW大田とFW塚原碧衣(2年)の連携でボールを奪うと、DF真木、MF成迫とつなぎ、成迫がクロスを上げる。これは後が続かなかったが、その後もMF和田温菜(3年)やMF田中杏実(2年)が攻守に渡る活躍で関大を支えた。

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△FW塚原
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△MF和田
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△MF田中杏

16分には今リーグ初出場となるMF田中光紀(1年)が、25分にはMF鳥本みずほ(4年)がピッチに上がる。攻撃に新たなリズムが加わりシュートまで持っていく展開が増える。だが、あと一歩のところで得点につながらない。もどかしい時間が続いた。

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△MF田中光
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△MF鳥本

両者ともに得点はなく、このまま試合終了かと思われたとき、47分という厳しい時間に失点。関大DF陣をうまく崩され、試合を決める1点を献上してしまった。

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「失点のシーンだけが悪いんじゃなくて、攻撃が薄かったというのが課題になる」と、FW大田女子主将は試合を振り返る。泣いても笑っても残り2節。遠ざかっている勝利を手繰り寄せ、必ず1部残留をつかみ取る。【文/写真:宮本晃希】

▼大田女子主将
「ロスタイムでの失点ということで、悔しさの残る試合になった。試合全体としては自分たちがボールを回している時間が長くて、ポゼッション率も自分たちの方が高かったと思う。だからこそ1つのプレーで失点したことが悔しいし、残留争いに入っていかなければならなくなったし、苦しい戦いが続くことになると思う。聖泉大はインカレ圏内に入っていく強いチームである中で、ああいう風にポゼッション率で上回れたのは自分たちがやってきたことが形になったと思う。自分たちで回さないといけないという意識があったし、ミーティングを重ねていく上で、こういう風に置いたらこう展開できるみたいな共通認識を持って入っていけたので、そういうところを出せたのは今日の試合の良いところ。(試合終了間際での失点について)真ん中にフリーの選手がいて、自分たちも守備の面では形というよりかは球際に人数をかけて食いついていくところをやっていたので、体力面なのか精神面なのかはわからないけど、相手の10番にボールが渡った時に誰も寄せられなかったことと、最後に展開された時にスライディングをしてでも止めに行くのが足りなかったとは思う。でも、守備はこの試合を通して頑張ってくれていたと思うし、守備が頑張っている分、攻撃の質を高めて得点まで行きたかった。でも、そこが行けなくて、結局得点ができないことが失点につながってると思うので、そこは失点のシーンだけが悪いんじゃなくて、攻撃が薄かったというのが課題になる。残り2節しかないけど、このチームでまだ勝ち点を取れていない。去年は勝ち点5を取っていて、去年より勝ち点を取れていないので、何か残さないといけないし、このチームで1年間、自粛期間も乗り越えてきて、こうやってきているからこそ自分たちの思いは強いけど、それが結果につながっていないところはある。残り2節も簡単に勝てる相手じゃないので、そこに対して自分たちがどれぐらい準備できて、この1週間で今日の課題を改善していかないといけないし、絶対勝ちにいかないといけない。残留争いということで、6位以上というところに入れるように他力にはなるかもしれないけど、6位に入って、このチームでできることというのを意識していく」

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