令和5年度関西六大学連盟春季リーグ第5節◇対関学大2回戦◇4月16日◇KAISERS BASEBALL FIELD◇
関 大 000 000 000=0
関学大 000 100 00X=1
(学)水―中井
(関)山下―中野
1(右)藤澤
2(指)福永
3(左)日高
4(捕)中野
5(遊)福留
6(三)橋本
7(一)今村
8(二)濱田
9(中)加藤
先発 山下
関西選手権出場に向け、出場圏内となる4位を目指す加藤準硬。この試合の前に行われた試合で阪大が勝利したことで、関大は勝利、もしくは引き分けでないと4位を確定させることができない。エース・山下皓司(化生4)を先発に送り、強肩の中野寛都(人2)を捕手として起用するなど、1点を守りきる布陣を敷いた。しかし、山下は9回1失点に抑えるも、打線が相手先発を打ち崩すことができず完封負けを喫した。
先発のマウンドに上がったのは山下。初回から四死球でピンチを招くも、要所を締める投球を続けた。しかし4回、先頭打者に安打を浴びると、自身の失策も絡み1死二、三塁のピンチを招く。ここで相手打者はスクイズを実行。三塁走者を刺すことはできず、1点を失った。
打線は相手先発をなかなか打ち崩せず、5回まで2安打に抑え込まれていた。6回の攻撃、1死からこの日は指名打者での出場となった福永翔太(社3)が右前への安打で出塁すると、続く日高涼汰(経3)が四球を選び1死一、二塁のチャンスを作った。ここで打席は4番・中野に回り、振り抜くも痛恨の併殺に。なかなか得点を奪えない。
山下は8回を被安打3、与四死球3、1失点の好投を見せた。しかし、打線は5安打で無得点と沈黙。負けられない試合を落とした。
これでリーグ戦10試合は終了となる。しかし、阪大と同率4位に並んでいるため、来週行われる4位決定戦に臨むこととなった。ここからは負けた時点で加藤準硬に幕が下ろされる試合が続く。まずは4位を確定させ、関西選手権に挑む加藤準硬の姿を見せて欲しい。【文/写真:𠮷村虎太郎】
▼加藤主将
「(今日の試合を振り返って)今日引き分けか勝ちで4位が確定するという試合で、試合始まる前に朝早くから準備して間延びしてしまったところもあったので、入りは良くないかと感じていました。しかし、そこを山下がきっちり抑えて流れを持ってきてくれ、自分たちのペースを作れていたというのはありました。結果、勝たないと意味がなかったので負けてしまったというのが凄く悔しいです。(捕手・中野について)これまで捕手を頑張ってきた福永が対同志社戦や対関学戦で盗塁をかなりされてしまっていたので、盗塁されると相手のペースを作ってしまうのでそれを防ぐために方の強い中野を出しました。(4位決定戦に向けて)阪大とは現状1勝1敗というところで、相手も僕たちにも勝ってますし神大にも勝って流れに乗っているところだと思いますが、僕たちも負けたら終わりなのでやるしかないと思いますし、相手の勢いを跳ね返すつもりでやっていきたいと思います」
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