◇2023年度関西大学連盟春季リーグ戦第1日◇対立命大◇4月15日◇於・天理大学杣之内第一体育館
[第1セット]関大15-25立大
[第2セット]関大20-25立大
[第3セット]関大19-25立大
[セットカウント]関大0ー3立大
男子バレー部は陰下雄太主将(情4)を中心とする新チームに移行後、初の公式戦を迎えた。相手は秋季リーグ戦で3ー0で敗北している強敵、立命大。初戦から苦しい戦いが続いた。第1セットから大差をつけられ奮闘するも、差を埋めることができず3ー0で惨敗となった。
第1セットは矢倉龍人(人2)のレシーブが今季初得点。その後安平瑠也(商3)がアタックを決めるなど、順調な滑り出しに思えた。しかし、4連続得点を相手に許すなど、立命大の勢いは止まらない。陰下や矢倉の鋭いスパイクも相手のレシーブに阻まれる。セット後半は中村奨(社4)のサービスエースや相手のサーブミスで点を稼ぐも、10点の差をつけられ第1セットを奪われた。
第2セット前半は一進一退の攻防が続く。矢倉や中島康介(文2)など、若手勢が得点を決める。中盤までは1、2点差で試合が進む。金子玄(人4)のブロックで形成逆転するシーンもあった。しかし、タイムアウト後は立命大のサービスエースや強烈なスパイクで点差を引き離される。第1セットより差を縮めたものの、2セットを取られ窮地に立たされた。
なんとか1セットを奪い返したい関大。3セット目は完全に相手のペースに。流れを変えることはできなかった。序盤から4点以上の差をつけられる。必死に粘るも、最後まで相手の牙城を崩すことができず、無念の惨敗を喫する。【文/写真:丸山由雅】
▼陰下主将
「序盤からこちら側から攻めていくと決めていたが、サーブも強烈で向こうがやりたいような試合に持っていかれたと思う。このチームは元々、サイドポジションで決めていく戦略だが、サイドをはめられてなかなか決められなくなった。しかし、その他のミドルポジションや時間差の攻撃で食らいつていけたことはチームとしてよかったと思う。個人では、立大にサイドを抑えられて、なかなか点を決めることができなかったが、この先の試合で勝つためにはサイドで決めることは不可欠なので、切り替えてやっていきたい。挑戦者の気持ちで、ガンガン攻めた関大らしいバレーで試合をしていきたい」
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