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◇2020年度関西学生女子秋季リーグ第4節◇対明国医大◇10月18日

【前半】関大0-1明国医大

【後半】関大0-1明国医大

【試合終了】関大0-2明国医大

リーグ3連敗と苦しい期間が続く関大なでしこ。第4節の明国医大戦は前半終了間際で失点すると、その流れを変えられず。連敗を脱することはできなかった。

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前節と変わらないスターティングメンバーで挑む関大。10分にはMF成迫実咲(3年)のパスに反応したFW大田萌女子主将(4年)が相手の裏を狙う。このプレーには相手もたまらずファールで止める。そして、DF中尾純菜(1年)が放ったフリーキックは得点につながらなかったものの、相手守備陣を脅かした。17分にはFW塚原碧衣(2年)とMF笹部麻衣(3年)のワンツーパスで前線へボールを運ぶ。サイドを駆け上がるMF笹部のパスを受けたMF田中杏実(2年)がミドルシュートを放つが、相手GKに阻まれた。

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△MF成迫
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△FW大田女子主将
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△DF中尾
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△FW塚原
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△MF笹部
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△MF田中

守備でも関大は奮闘。GK井上沙季(2年)は危ない場面を鋭い判断で何度も切り抜ける。MF田中は豊富な運動量で広い範囲をカバー。DF林祐里(2年)はカウンターに対応して危機を防ぐ。DF南中優衣(1年)の対人守備、MF和田温菜(3年)の体を張ったボール奪取など、安定した守備のプレーが光った。

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△GK井上沙
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△DF林
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△DF南中
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△MF和田

お互いにチャンスは訪れるがなかなかスコアは動かない。このまま両者無得点で試合を折り返すかと思われたが、46分に、コーナーキック(CK)を頭で合わせられ失点。前半終了間際での相手の得点には関大に大きなダメージを与えた。

そして後半、巻き返しを狙う関大だったが、相手のクロスボールに対応しきれず、追加点を与えてしまう。点差が広がり、さらに過酷な状況となったが、この悪い流れを変えるべく、MF藤崎愛乃(4年)とDF鳥本みずほ(4年)の2人の4年生を投入。DF鳥本はキレのあるドリブルでチャンスを演出し、MF藤崎は積極的なクロスを上げるなど関大の攻撃の手を増やした。だが、それでも相手の堅い守備を破ることはできず、無得点のまま試合終了となってしまった。

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△MF藤崎
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△DF鳥本
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1部の壁は高く、リーグ戦ではなかなかゴールを決められていない関大なでしこ。「今日は絶対に勝たないといけない試合だった」と大田女子主将。この敗戦で目標であるインカレ出場は遠ざかってしまった。だがこの先、負けられない戦いが続くのは変わらない。まずは1勝。次こそ関大が勝利をつかむ。【文/写真:宮本晃希】

▼FW大田女子主将
「今日は絶対に勝たないといけない試合だった。自分たちの目標としているインカレ出場へは勝つことが必要不可欠だったけど、結果は0-2で負けてしまって、しっかり計算はしていないけど、インカレはもう消えてしまっていると思うので、ただ悔しい。守備の時間が長くて、ボールを追いかける展開になってしまった。けっこう蹴ってくる相手で、普段の試合に比べたら、つないだりということはできたんですけど、セットプレーのところで失点してしまった。守備は頑張れていたと思うけど、相手の方がスピードとかが上回っていた。そういうところはきつくて、ちょっとした隙をつかれてしまった。このチームでできるのも、もう残り3節しかない。このまま行ったら例年みたいに残留争いになってしまう。勝ち点0という状況をなんとか早い段階で脱するためにも残り3節は勝ち切るしかない」

▼DF鳥本
「送り出されたときに縦にドリブルで仕掛けて、相手をはがして来いと言われたので、縦のドリブルを意識して入った。ドリブルで仕掛けられたのはよかったけど、フィニッシュのところでシュートにいけなかった。ドリブルからのシュートや、今日は横パスもずれてしまったので、そういったところは課題として残っている。残り3試合、全部勝ち点3を取っていって、チームもそうだし、個人でも結果を残せるように、まずはこの1週間、次の試合に向けて取り組んでいく」

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