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◇第67回秋季全関西学生選手権大会/第26回秋季全関西女子学生選手権大会/第17回秋季全関西学生ピストル競技大会◇10月16・18日◇能勢町国体記念センター

[10mAR男女立射60発競技]

髙橋優奈(経4) 585.3
上田皐熙(法3) 550.2
向井辰海(法2) 571.9
寺田芳紀(法4)605.5
藤田龍臣(化生3)576.2
川床竜生(経4)587.8
佐々木梨乃(経1) 619.7
辻川響き(法3)605.4
中村美佑(法2)617.8
米田積昌(政策4)593.9
飯坂太輔(シス理3)595.4
栗林悠那(安全1)595.4
高並華鈴(人1)594.1
内原隆之介(商1)611.4
北川玄(法2)579.0
大井将揮(文3)600.6
共田怜央(化生2)580.1
渡瀬羽菜(文2)583.4
久井沙織(法3)570.5

[50mSB男女三姿勢60発競技]

髙橋  542
寺田  532
川床  534
佐々木 556
辻川  542
中村  545
藤田  475

[50mP男女60発競技]

寺田 589.5
藤田 550.3
川床 596.0
辻川 582.2
中村 578.2

[10㍍AP女子60発競技]

宮﨑環(安全2) 539
成山奈々子(経1)493

射撃のシーズンもいよいよ佳境を迎える中、秋関(秋季全関西選手権)が開催された。今年は4年ぶりに男女共に総合団体を組んで臨んだ。「部員全員でインカレ」を目標に掲げ、それぞれが試合に出場した。

1日目には3人が出場し、AR競技からスタート。中でも、髙橋と向井が第1シリーズで90点台後半を叩き出し、好スタートを切る。向井は途中、調子を崩す場面もあったが、自己ベストを更新する射撃を見せた。一方、髙橋は「スランプはなかなか抜け切れてない」と第3シリーズ以降、スコアを落とした。上田は前半に機器の設定ミスからなかなかスコアが伸ばせない。第6シリーズでは修正を見せたが、序盤の結果が響き、満足いく結果とはいかなかった。

IMG_8172-300x200 「全員でインカレに」秋関開幕!
△髙橋
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△石井
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△上田
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休憩を挟みSB競技が始まった。関大からは髙橋が出場し、最初の座射で好射撃を見せる。「サイトを覗いたら、10点に当たるところに構えることができていた」と10点を連発で叩き出し、座射で186と好スタートを切る。その後の伏射でも高スコアを叩き出したが、立射でわずかに乱れ、542という結果に終えた。

IMG_8282-300x200 「全員でインカレに」秋関開幕!
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IMG_8339-300x200 「全員でインカレに」秋関開幕!

3日目には、16人が出場。600点を超える高得点を叩き出したのは、寺田、中村、佐々木、辻川、内原、大井。寺田は、シリーズごとに100点台後半、90点台前半、100点台後半と得点を重ね、ミスを次のシリーズでカバー。男子第9位となった。中村は、第1.5.8シリーズでは90点台だったものの、他のシリーズは全て100点台を記録し、女子第4位に。佐々木は、第1シリーズから順調に100点台をマーク。60発目の結果次第で620点を超えるかどうか、大きな分かれ目となった。しかし、的から少し外れ620点越えとはならなかった。1位とは0.1点差で、女子第2位に終わった。辻川は、この日はレギュラーから外れ肩の荷が降りたのか、序盤から安定して90点台後半、100点台前半を取り続けた。途中でスランプに陥ることもなく安定した射撃を見せ、女子第12位となった。内原は、第4シリーズで80点台とつまずく場面も見られた。しあし、第5シリーズ以降は100点台を取り続けミスをカバーし、男子第3位につけた。大井は、前半は100点台キープし続けたが、第6シリーズで90点台に。その後100点台に戻したものの、第8.9シリーズでは再び90点台に落ち込み男子第11位という結果なった。団体では、男女ともに第2位となった。

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△寺田
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△中村
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△佐々木
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△辻川
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△内原
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△大井

SB競技には6人が出場。川床も座射、伏射で182点、190点と高得点を記録。しかし、立射で乱れが見られ、男子第5位となった。佐々木は、この種目では女子で唯一レギュラー入りをしていなかったが、3姿勢ともに180点を越える好射撃を見せ、女子第4位につけた。

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△川床

P伏射競技でも川床が光った。第1シリーズから100点台を記録。そこから大きな落ち込みもなく、順調に点を重ね男子第3位となった。

今試合、関大は男女共に好成績を残すことができた。インカレまであと1カ月。さらに強い関大射撃部が見られるに違いない。【文/写真:北島大翔、坂井瑠那】

▼髙橋主将
「試合前はすべての調整は整っていた。当日一番良いセッティングのまま望めるかという感じだった。コンディション的には全然良かった。最近すごいエアー(エアライフル)が調子を取り戻してきて、最初の感触的には調子いいなという感じ。結果には全然満足していなくて、今回の試合の悔いは無いけど、スランプはなかなか抜けきれてないのかな。点数の結果は満足はしていない。4シリーズ目で、上に当たってしまって中段の方に当たらなくて落ち着きが無くなってしまった。なかなか10点を狙うことよりも、早く射たないとという気持ちの焦りが出てしまった。そこを今度同じ状況に陥ってしまったら、冷静さを取り戻して、5分くらい休憩して、もう一度自分の射撃を取り戻して本戦に戻りたいと思う。SBは一番最初のKの姿勢(座射)が一番良くて、監督にKの姿勢は10点当たって当たり前と練習の時に言われていた。そこからKをいかに自分の納得した姿勢のまま10点圏内に揺れをおさめるかということに集中して、練習に取り組んだ。その結果が今回出て、自分が落ち着いた姿勢でサイトを覗いたら、10点にあたるところに構えることができていたところが良かった。4年ぶりに今回は男子も女子も総合団体が組めているので、西日本団体優勝というのを目標に掲げているけど、そこをあまり気にせず、最終目標の全員でインカレ(全日本インカレ)に出場することを胸に秘めて、自分の射撃を楽しく、点数にとらわれず、射撃をして欲しい」

▼中村
「準備の時間がなくて、最初はあまり良くなかった。でも後半からはグンと伸びたので気持ち的には良かった。最初は100点台に載らなくてヤバいと焦っていた。なるべく緊張しないように、点数はあまり意識しないように、緊張しないように、ということを心がけた。満足はしていない。準備の大切さを改めて感じることができた。準備をしたら、最初のシリーズからいつも通り打てていたんだろうなと思う。インカレでは準備をちゃんとしたい」

▼佐々木
「いつも、いいんじゃない?と思ったら崩れるので、平常心で、今たまたま良いだけだから落ち着いて打とうということを心がけた。最後の60発目は緊張してなかなか打てなかった。自分でも焦っているのは分かっていたし、時間も結構余っているのは分かっていたので落ち着いて。1〜59発目のペースで打てていたら普通に当たるのは分かっていたが、最後の1発は緊張する。当たるという確信を持って打てれば良かった。1〜59発目までは、良い点当たると良いなと思って打っていたが、60発目は当たるか当たらないか、という気持ちで打ったので、心の持ち方を。何も考えずに打っていたら620点が出ていたと思う。もったいないことをした。どうしても区切りの壁を意識してしまった。でも、自己最高点が出たので嬉しいし、自分的には満足。9.9打って、20は超えれなかったが、自分なりに楽しく打てたのでよかった。今までは良い点数が出続けたら、機械がおかしいんじゃないか?と思ってしまっていたが、今回は自分を信じられた気がしたので、少し成長したと思う」

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