◇ 第33回関西学生秋季競漕大会 ◇11月4〜6日◇ 加古川市立漕艇センター ◇
[女子シングルスカル]
<1日目>
予選B組 村上 2位 8:52.56
敗者復活B組 村上 1位 9:01.19→決勝
<3日目>
決勝 村上 4位 9:20.04
[男子シングルスカル]
<1日目>
予選B組 吉岡 2位 7:50.40
敗者復活A組 吉岡 1位 8:17.90→準決勝
<2日目>
準決勝A組 吉岡 4位 8.22.65
[女子ダブルスカル]
S:細野
B:横山
<1日目>
予選A組 1位 8:05.86→決勝
<3日目>
決勝 1位 8:25.55
[男子ダルスカル]
S:川口
B:落合
<1日目>
予選D組 3位 7:36.29
<2日目>
敗者復活C組 1位 7:38.26→準決勝
準決勝A組 2位 7.48.86→決勝
<3日目>
決勝 3位 7:34.20
[新人女子ダルスカル]
S:井元
B:戸井田
<1日目>
予選A組 2位 8:35.93
<2日目>
敗者復活B組 1着 9:14.10→決勝
<3日目>
決勝 3位 8:46.11
[男子舵手付きフォア関西大学A]
S:直井
3:武井
2:光村
B:長島
C:森合
<1日目>
予選B組 2位 7:28.84→準決勝
<2日目>
準決勝A組 4位 7:46.94→順位決定
<3日目>
順位決定 3位 7:34.45
[男子舵手付きフォア関西大学B]
C:藤尾
S:川上
3:札埜
2:池内
B:永島
<1日目>
予選C組 3位 7:30.93
<2日目>
敗者復活A組 1位 7:33.24→順位決定
準決勝A組 2着 7:40.39→順位決定
<3日目>
順位決定 1位 7:25.07
[男子エイト]
C:黒田
S:向原
7:松山
6:鳴尾
5:桑原
4:田中
3:松田
2:能登
B:城野
<2日目>
予選A組 2位 6:52.76
敗者復活B組 1位 7:13.97→決勝
<3日目>
決勝 4位 7:06.36
3年ぶりに秋季大会が加古川で行われた。関大勢は多数が入賞し、女子ダブルスカルの細野・横山翠(社2)組は優勝を果たした。
初めに登場したのは女子シングルスカルの村上弥優(社2)だ。予選では前をこぐ阪大にあと1歩のところで追いつけず敗者復活戦に回る。しかし、敗者復活戦ではそのリベンジを果たし1着でフィニッシュ、決勝まで進んだ。スタートで他艇に食らいつきこいで行く。だが、前をこぐ阪大と距離を縮めるものの最後まで追いつくことができず4着でゴールとなった。
男子ダブルスカルに出場した落合・川上組は予選で、風の影響で川が荒れていて思うようにこげず敗者復活戦に回ることとなった。しかし敗者復活戦で強みである回転数をいかしスピードを上げ、無事通過する。調子を取り戻し、準決勝、決勝では安定したレース展開で3位入賞を果たした。
男子舵手付きフォアには2組が出場。関西大学Bは予選のレースでは徐々に滋賀大と阪大に離され、1700㍍でさらに関大が遅れを取り、差が広がった状態でゴールとなった。だが、敗者復活戦では予選での負けを吹き飛ばすように序盤から前でこぎ1着でゴールした。準決勝では滋賀大と鳥取大に前に出られる。しかし冷静にこぎ進め、鳥取大に近づいたが、その後スピードが落ちて差が広がり3着でゴール。順位決定戦に駒を進めた。順位決定戦では神大と中盤まで競るが、中盤はスピードをあげ1着でフィニッシュとなった。
3年ぶりの舞台で関大の漕手が実力を発揮し、多くの入賞を果たした。だが彼らの見据える先は優勝である。個々に自分たちの技術を磨き、春には更なる飛躍を遂げる【文/写真:中山秋桜津】
▽村上
「最終日の決勝にいったら祖父祖母に見にきてもらえるので、決勝に行くことだけを考えていました。嫌だと言っていたシングルスカルでの試合もたくさん出て、よく自分頑張ったなと思ってこいでいました。(結果を受けての気持ち)予選、敗復と他の艇を見ながら試合できたのは良かったけれど、最後3位の艇を抜かせるかもしれない場面で切り込んで手が動かなくなってしまって、とっても悔しかったし、その時に心が折れてしまってとても後悔しています。楽しかったし、全力でこぎ切ったけど少し後悔が残った試合となりました。良かったところは最後までこぎ切って、目標の全日新の時よりもいい景色でこげたと思います。改善点は、もっと全体を使って艇を動かして最後まで諦めず、強いメンタルを持つことです。(意気込み)たくさん練習して挑むからにはメダル入賞したいし、もっと全身を使って2000㍍をこぎ切れるようになりたいです」
▽川上・落合
「今回は2週間前に行われた全日本新人選手権で思うような結果が出なくて悔しかったことを踏まえてリベンジするつもりで臨みました。自分たちの強みは回転数で勝負することなのでしっかりとレートを上げて確実に艇の艇速を上げることを目標としていました。レースでも体現できてよかったです。課題点は、まず予選のような川が荒れている状態でもしっかりとこげるようになることと、中盤で辛い時にもっとこげるようになること、こぎの技術の向上など挙げるときりがないですがひとつひとつこの冬の期間で潰していけるように練習していきます。(意気込み)次戦こそ金のメダルを狙いに行きます。応援よろしくお願いします」
▽藤尾
「今シーズンたくさんのレースに出漕しましたが、関関戦以外でメダルを獲得していなかったのでメダル獲得を目標に出場しました。メダルは獲得出来なかったのですが、最後B決勝で1位でゴールしました。A決勝に行けずメダルを獲得出来なかったことはもちろん悔しいことですが1位でゴールしたことは嬉しかったです。この複雑な気持ちを忘れずに来シーズンは1位でゴールできるレースを増やします。上げるべきところでしっかりメリハリを出して上げれたのは良かったです。しかし中盤での落ち上げどきの次の落ちが目立った事が課題点です」
コメントを送信