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◇第71回男子全日本学生選手権大会◇11月2日◇於・大井ホッケー場サブピッチ

[第1Q]関大0-0一橋大
[第2Q]関大1-0一橋大
[第3Q]関大1-0一橋大
[第4Q]関大3-1一橋大
[試合終了]関大5-1一橋大

大学ホッケーの頂点を決める戦いが幕を開けた。関大は関西第2代表として出場し、1回戦は関東第6代表の一橋大と対戦。第1クオーター(Q)では、相手が攻める時間が長かったが徐々にペースをつかみ出す。すると第2Qでペナルティーコーナー(PC)を生かし先制点。その後も着実に追加点を重ね、5-1と初戦快勝で準々決勝へ駒を進めた。

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第1Qは相手ボールから始まった。開始直後から相手が空いていた右サイドから攻め、ピンチ。しかしここはGK若生知嵩(化生4)がセーブ。その後もしばらく関大ゴール前では攻守攻防が繰り広げられた。続いて関大もゴールを狙う。サークル付近でFW粕渕正真主将(人4)からMF多田周平(商4)へパスがつながりチャンス。しかしここは多数のディフェンダーに阻まれ、シュートとはならない。中盤にはFB和田陽向(人1)からサークル前のMF森川瑤(人3)にパスがつながるなど先制点の機会はあったものの、第1Qは両者無得点に終わった。

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△GK若生
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△MF多田

第2Q開始直後に獲得したPC。この好機が試合の流れを変えた。MF森川からのボールをFB和田がすぐさまプッシュ。見事ゴールし、待望の先制を獲得した。しかし今度は相手にPCを与えてしまう。だがここはFB和田、FW中川光(経1)、MF紀野来音(人3)が前に出てクリア。試合は終盤まで攻守交代が繰り返される、互角の展開を見せた。

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△FB和田
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さらに追加点がほしい後半戦は攻守ともに熱い戦いを見せた。訪れるピンチでは、相手シュートをGK若生がスライディングで好セーブ。そして中盤には再びPCを獲得した。そして先ほどと同じようにFB和田がヒット。鋭いシュートは再びゴールし、流れをつかむ大きな追加点となった。第3Q終了前にもMF森川やFB森優吉(商2)がサークル内に攻め込むなど、最後まで勢いを感じさせた。

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△FB森

守り切れば勝ちが確定する第4Q。MF吉田有我(法2)がドリブルで一気にサークルインする。そしてパスからFW粕渕主将が合わせてシュート。見事ダメ押しの3点目を追加した。このまま駆け抜けたいところだが、相手もそう簡単にはやられない。PCを与えてしまい、1回目はGK若生がセーブするもやり直しの2回目でゴールを決めら、3-1に。しかし、まだ2点リードと有利な展開は続いた。中盤にはMF紀野が果敢に攻め、今度は関大がPCを獲得。FB和田のヒットはまたしても得点に結びつく。今試合3度目のゴールに会場が沸いた。相手の攻撃に対してはGK若生のセーブやMF水川幹也(経4)の粘りのディフェンスで防いだ。そして試合終了間際にはMF森川がドリブルで一気に駆け上がると、そのままサークルイン。すかさずシュートを放ち、見事ゴールを決めた。結果は5-1と快勝を収め、見事初戦突破を果たした。

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△MF吉田
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△FW粕渕主将
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△MF水川
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△MF森川

準々決勝となる次戦は翌日に行われる。大会1日目の結果により、対戦相手は立教大だ。この試合に勝てば全国ベスト8に入れる。「何が何でも勝つつもりでやっていきたい」とFW粕渕主将。目標であるインカレベスト8へ向けた戦いが始まる。【文/写真:松尾有咲】

▼FW粕渕主将
「どんな大会でもそうなんですけど、初戦は難しいものにはなるので、まずは先制しようという気持ちで入りました。まずはその通り陽向(=FB和田)が先制してくれて、チーム全員落ち着けたと思います。(試合を通して1番良かったところ)2点目と4点目ですね。2点目はかなり攻められてて流れが悪い中で、点を取られそうだったので、そこで1対1にされるよりかは和田がフリックで流れが悪い中2点目を決めてくれたことはチーム全体助かりましたし、かなり防戦一方だったのを跳ね返してくれたので、2点目は正直1番大きいゴールだったとぼくの中では思っています。(自身がゴールを決めた3点目について)あれはMF吉田有我からのパスだったんですけど、リーグ戦でも有我からのパスは決めてますし、すごく信頼している選手です。最後ラストパスが出てくるのは分かっていたので、有我の出てくるパスを信じて、ぼくはポジショニングをとった感じです。少しボールは浮いていたんですけど、そこは気合いで押し切りました。(次戦への意気込み)ぼくたちは秋が始まってからインカレベスト8を常に目標にしてきてやってきたので、明日勝てばその目標はかなうので、何が何でも勝つつもりでやっていきたいと思います」

▼FB和田
「率直な感想はしんどかったです。けど、ぼくが3点取らせてもらったのもみんなのおかげというのを感じています。大事な1回戦でしっかりミスも少なく入れて良かったと思います。(しんどかった部分)ディフェンスを追いかけたり、相手がスクープのボールを使ってきたら自分たちが走らないといけない状況ができたり、カウンターで走らないといけないところがしんどかったです。あとは気持ちの面でしんどかったっていうのもあって、自分も緊張するし、みんな緊張してて。(3得点決めて)あれがぼくの持ち味ですし、あれでチームを助けるようなプレーができたから、3得点につながりました。やっぱりみんなのおかげというのが1番あります。(次戦への意気込み)一致団結して楽しく、頑張ってまたぼくが点を決めてぼくがチームを支えていきたいなと思います」

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