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◇第69回関西学生リーグ戦◇対京産大◇9月10日◇関西大学たかつきアイスアリーナ◇

[第1P]関大8ー0京産大
[第2P]関大6-0京産大
[第3P]関大6-0京産大
[試合終了]関大20-0京産大

新型コロナの影響で、苫小牧の地で行われるはずだった交流戦が昨年に引き続き中止に。今年は他校との練習は行えたものの、満足のいく夏を2年過ごすことができなかった。その悔しさを秋リーグにぶつける。開幕戦の相手は京産大だ。「気を抜かないように、いい内容で勝てるように」とFW泉大我ゲームキャプテン(人4)が中心に呼びかけ選手はリンクに入った。

1662901359552-300x200 リーグが開幕!20点差の圧勝を収めた
△FW泉

フェイスオフでパックを手にして以降、第1ピリオド(P)は終始関大のペースで試合が動く。ゴールとはならなかったものの、FW根本慎太郎(情3)のシュートをはじめ1分の間に3本ものシュートで相手を苦しめた。さらに、その30秒後にはこの日初めてのパワープレー(数的有利な状態)となる。守備の数が少ない分、得点のチャンスがやってきたのだ。

1662901336826-300x200 リーグが開幕!20点差の圧勝を収めた
△FW根本

相手ゴール付近で行われたフェイスオフでFW黒須誠眞(情2)がパックをつかむと、京産大の選手を囲むように1セット目の選手がパスを回し合う。好機をうかがったところでDF熊谷天祐希(情4)がブルーラインから打ったスラップショットは得点に変わる1本となった。この先制点で流れを完全に支配したチームは次々にゴールを生産する。

1662901363605-300x200 リーグが開幕!20点差の圧勝を収めた
△FW黒須
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△DF熊谷天祐

再びパワープレーとなった第1P折り返しでも、FW川島広暉(人4)が相手GKの前でスクリーンとなっている間にFW嶋野瑛心(文3)がゴールに詰め寄り得点。チャンスを無駄にすることなく得点を重ねる。また、人数が両者同じのときも関大の勢いは変わらない。6点目はFW小笠原慶太(人4)が決めた。フェイスオフの後ルーズパックだったものをFW小笠原自身が獲得し、壁を使ってFW中植圭太(情3)にパス。その後、再びパックを要求しワンタイムシュートを打った。軸のない体勢でのシュートだったがしっかりネットを揺らす。そこにはゴールへの貪欲さがあった。その後、2得点をFW佐々木隆弥(情4)が立て続けに入れ8-0に。相手を圧倒する形で第2Pに臨む。

1662901333367-300x200 リーグが開幕!20点差の圧勝を収めた
△川島
1662901355615-300x200 リーグが開幕!20点差の圧勝を収めた
△FW嶋野
1662901387964-300x200 リーグが開幕!20点差の圧勝を収めた
△FW小笠原

第2PはDF鈴木郁也(情3)の得点で幕を開けた。右サイドでFW泉とFW黒須がパスを回していたパックを逆サイドのゴール付近に待機していたDF鈴木に託すと、受け取ったDF鈴木も腰を低くした姿勢でパックを打つ。そして、そのパックはしっかりGKを抜く。わずか45秒での9ポイント目となった。

1662901348446-300x200 リーグが開幕!20点差の圧勝を収めた
△鈴木

好調だった関大だが、直後、さらに残り6分で危ない時間を迎える。京産大パックとなったときに、関大が回収することができずディフェンディングゾーンまで運ばれる。なんとか奪い返したいところだが、相手FWもそうはさせない。残るはGK佐藤希(経4)の1枚となった。プレッシャーがかかる一幕となったが「大事な開幕戦なのでミスは絶対許されないと思っていた」とGK佐藤。チームを失点から守った。

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△GK佐藤

ピンチを切り抜けたのちは再び関大ペースに。ここからは下級生の活躍も目立った。特にルーキー・FW高橋寛騎(法1)はこの日3得点。13点目にはDF鈴木、FW嶋野、FW根本の3年生がスピーディーにつないだパックにうまく合わせ得点に変えた。この得点以外にもFW高橋は2つのゴールで貢献する。

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△高橋

第2P最後にはチームの雰囲気をさらに盛り上げるゴールが生まれる。FW中植の1本だ。1度は自陣に行ったパックをFW佐々木が回収し、逆サイドのDF熊谷天祐に渡す。DF熊谷天祐が戻したパックをFW中植が受け取りネットを揺らした。そのネット突き刺さるようなパックはメンバーの心をも刺した。

1662901394162-300x200 リーグが開幕!20点差の圧勝を収めた
△佐々木
1662901369605-300x200 リーグが開幕!20点差の圧勝を収めた
△FW中植

最終Pは中盤まで得点が生まれない立ち上がり。そんな中、勢いに火を付けたのはFW髙秀稜(社2)だ。パワープレー中にFW熊谷天智(情2)、FW黒須が左サイドで回していたパックが逆サイドに来た際にFW髙秀が反応。完璧なタイミングでスティックを振りゴールを決めた。他にも、リンクを大きく使ったプレー、ロングパスで徐々に相手に近づきシュートする場面など、14年連続関西チャンピオンだからこそのプレーで京産大を圧倒。最終的には無失点、20点差で勝利した。

1662901330749-300x200 リーグが開幕!20点差の圧勝を収めた
△熊谷天

快勝ではあったが、開幕戦を振り返ってGK加藤陸主将(社4)は「あえて輝いた人はいない」と厳しい言葉でチームを鼓舞。主将の言う通り、ここで満足する王者・関大ではない。先のインカレを見据え、秋季リーグ全てを勝利してみせる。【文:木原綺音/写真:島田采奈】

▼GK加藤主将
「(試合前に話していたこと)強いチームであろうと、そうでなくてもやることは変わらない。自分達のやることはちゃんとしようと話していた。(夏で成長したことはあったか)チームの波は少なからずあるが、夏は1試合1試合週中して全体的に高いクオリティでできるようになっきている。その一方で勝ちきれない部分や点数を決めきれない部分があるのも事実なので突き詰めなければならない。(試合の良かった点)何点入ろうと最後までベンチが盛り上がっていて、勝つということより最後までやり切るなど初歩的なところができていた。(今日1番輝いていた選手は?)今日は厳しくあえていないと言っておきます。みんな平等に当たり前のことができていたなら。(次戦に向けて意義込み)次は立命大との試合がある。そこも当たり前に勝って予選リーグをいい形に持っていきたい」

▼FW泉ゲームキャプテン
「(試合前に話していたこと)8月に関東の強豪校と戦ったので、そのときの反省を踏まえて、また相手が今シーズン初めて戦うチームだったので気を抜かないようにいい内容で勝てるようにと話していた。(実際にいい内容だったか)時間帯的には良くないところもあったが、全体的に見ると良かった。(自身の良かった点と悪かった点)良かった点は足を動かすことができた。悪かった点は、得点のチャンスが何回かあった中であまり入れられなかったと思う。この状態は夏から続いているので改善したい。(チームの課題について)このまま継続できるようにしていくことが大事。次戦もアップからちゃんとしていきたい。(今日1番輝いていた選手は?)希くん(=GK佐藤)です。シュート数は確かに少なかったが無失点だったので良かったと思う。(次戦に向けて意気込み)次も圧倒して勝てるように頑張るので応援よろしくお願いします」

▼GK佐藤
「(どんな意気込みで挑んだか)大事な開幕戦なのでまずはミスは絶対許されないと思っていた。(GKから見る試合展開について)いつもは第2Pにいきなり相手が飛び出してきたり、キルプレーになることがありそこは心配だったが、ピンチも少なく助かった。(夏で成長したことあったか)シフトは少なかったが、その中でも夏無失点で切り抜けているのでそこをシーズン通して無失点を続けていきたい。(次戦に向けて意気込み)ここから相手も強くなり試合展開も変わってくると思うので、セーブ率にこだわりながらリーグ戦を戦っていきたい」

▼FW中植
「(夏で成長したことはあったか)僕自身、今まで関東の大学と戦ったことがなく、初めて出られる機会をもらった。実際に戦ってみて、関西と違うプレースピードや相手の判断の速さだったり、一緒に氷に乗れたからこそ気づけたことがあった。(ゴールシーンを振り返って)普段出られないセットの人とプレーできて、ちゃんとパスをもらって決めきれて良かった。(悪かった点はあるか)周りの人に比べて判断が遅かったり、ポジションが被ってる部分があったと思う。(次戦に向けて意気込み)足の速さが武器だと思っているので、もっとフォアチェックをしたり、相手を足でかき回していきたい」

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