◇第57回全日本大学男子選手権大会◇対日体大◇9月10日◇富山県岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場◇
日体大 007 010 1=9
関 大 200 010 0=3
1(遊)吉田
2(中)永野
3(捕)山口
4(一)田中
5(左)佐々木
6(右)寺田
7(DP)井上
8(二)栗山
9(三)笹山
FP(投)和田
いよいよ開幕を迎えた全日本インカレ。初戦の日体大戦、先発のマウンドに上がったのは和田龍馬(法3)。初回、相手を三者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せる。


その裏、永野佑樹(人3)が四球で出塁すると、2死二塁の場面で打席に立ったのは4番・田中大輝(情3)。捉えた打球は中堅手の頭上を大きく越えて本塁打となり、田中は拳を高くつき上げた。強豪相手に2点を先制し、チームは勢いに乗る。




しかし、3回には一気に形成を逆転される。先頭打者に三遊間を抜ける安打を放たれると、そこから連続適時打を許し3点を奪われる。さらに1死満塁から満塁本塁打でこの回一挙7得点を許す。

5回表、先頭打者に左中間への本塁打で1点を追加される。その裏、栗山涼(文2)が出塁すると、永野の四球もあり関大は2死一、二塁とする。3番・山口葵育(社2)が右前適時打を放ち、負けじと1点を追加する。



7回、相手に再び得点のチャンスが訪れる。1死一、三塁の場面で先発の和田に代わり、投手は杉本優太(情4)に。しかし、中犠打を放たれ点差は6に広がる。

最終回、惜しくも逆転はかなわずに関大の全日本インカレは幕を閉じた。この日引退を迎えた4年生の思いは後輩に引き継がれ、関大ソフトボール部のさらなる活躍が見られることだろう。【文・写真/石井咲羽】
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