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◇2020 近畿フィギュアスケート選手権大会◇10月3日◇大阪府立臨海スポーツセンター◇

【ジュニア男子最終結果】

2位 三宅星南(情1) 179.63

8位 木科雄登(安全1) 156.76

▼三宅 インタビュー全文

「練習でしてきたことが出し切れたかっていうとそうじゃないんで。消化不良な感じで終わってしまったんですけど、得られたこともたくさんあったので、すごく良い試合だったかなと思います。(この試合で)一番感じたのは、昨シーズンに比べて足の疲労感とか、ステップとかの終盤の要素での集中力とか体力面がすごく楽というか。しんどい部分はあるんですけど、それでも前みたいに足に来るっていう感じが少なくなってきたので。もっと体力をつければ、後半まで良い集中力を持ってできるんだなと思ったので、これから頑張れるなということを発見できてよかったです。(シーズン中の体力作りは)通し練習をたくさんしたり、集中してプログラムの練習をすることが増えたので、そこは昨シーズンと違って良くなってきたことかなと思います。(4回転サルコーについては)新型コロナウイルスの影響で、練習時間に波があったりしたんですけど。でも今年の3月くらいからは安定して跳べていたので。最近は、1日5本は必ず降りるっていうことを目標にして練習しているので、目標を超えられる日もたくさんあったので、サルコーに関してはだいぶ自信がついてきたかなとは思います。今シーズンは振付師の宮本賢二先生に、ジャンプだけじゃなくてスケーティングとか、振り付けの部分、体の動かし方とかをすごくレッスンしていただきましたし、そこをもっと見せれるように頑張ってほしいといわれたので、そこを頑張りたいなと思っています。ここからは西日本(選手権)とか続きますし、最後の全日本ジュニア(選手権)の出場になるので、優勝目指して頑張っていきたいと思っています。その後にNHK杯もあるので。NHK杯はチャレンジという感じなので、良い機会を与えてもらったと思って頑張りたいです。(選曲の理由は)ショートプログラム(SP)は、曲を探している中で長光歌子先生が持ってきてくださって。昔、高橋大輔選手が使用したいと言っていた曲で、僕に合うんじゃないかと持ってきてくださいました。僕も聞いてみてこの曲を使いたいと思ったので選びました。フリーの方は宮本賢二先生と話して、クラッシックの曲で大きく動こうと。最近は映画の曲ばかり使っていたので、今回はクラッシックで動き方を1から学び直すじゃないですけど、頑張っていったらいいんじゃないかということで、クラッシックの曲になりました。昨シーズンと比べて動きは変わってきたとは思うんですけど、まだまだ曲に合わない部分があったりとか、細かい動きとかステップの強弱が弱いので。そこをもっと強弱が付けられるようになったら、もっと面白いプログラムになるんじゃないかなと思います。大学1年生でジュニア最後の年なんですけど。年齢的にも一番上になってしまって。チャレンジャーだと思って頑張っています。全日本ジュニア(選手権)は最後になるので優勝目指して頑張りたいっていうのはあります。あとは、昨シーズンは表現の部分に力を入れられなかったというか、ジャンプに力を入れていた部分があったので。今年は全体的に良くしていきたいなというのはあります」

▼木科 インタビュー全文

「今日も、昨日のSPと同じように大きなミスが出てしまったので、本当に情けない気持ちでいっぱいで、悔しいフリーになりました。大会前はかなり調子を上げることができていて、大会の少し前から落ち始めてそのままこの試合に臨む形になってしまって。すごく悔しい大会になりましたSPの振り付けはキャシー・リード先生で、曲は濱田先生(=濱田美栄コーチ)からこの曲はどうかと言われて、聞いてみたらすぐにこれはできるなと感じたので。そのような形ですぐに決めて、作り始めて。キャシー先生には何回も振り付けをしてもらっているので、自分の動きを理解してくださっていて、すごくいいプログラムができたなと思っています。フリーは、エルネスト・マルティネスさんの振り付けで、初めてなんですけど。曲の方はエルニ先生から、何個か送るねと言われた中で最初に送られてきたのがこの曲で。その時点でこの曲でいきますと、かなり即答で決めました。初めて振り付けをしてもらうということで、自分にとって難しい動きも入っていたりして。まだまだ練習が必要だなと今日の試合を通しても感じたので。もっともっと良い風に持って行けたらいいなと思います。(この曲が良いと感じるのは)直感で。迷うような曲でやるっていうのは、やっぱり自分自身納得がいかないと思うので。聞いた時点で、これと思った曲でやりたいなと思っているので、そのあたりの自分の直感というのを信じて、SP、フリーともに聞いてすぐにこれでやろうと決めました。(フリーの衣装について)作っていただいたのは、エルニ先生の知り合いの方で、デザインはエルニ先生がしてくれたものになっていて。自分の中では、『ラプソディ―インブルー』は青と白という色をイメージしていたんですけど、このデザインが送られてきた時にすごくいいなと。曲と同じようにすぐに気に入った感じです。サスペンダーの部分がオレンジ色になっているんですけど、それも今までになかったような衣装になっているので、すごく気に入っています。大学生になって、前期はオンライン授業という形で、オンライン授業を受けながら練習という形になっていて。後期の授業は今月から対面での授業も始まっているので、勉強とスケートの両立の部分に不安があったんですけど。でも、前期はオンライン授業という形でそこで少し慣れた部分があったので。学校に行きながらしっかり練習の時間も確保できていると思うので、そのあたりも今までにはなかった新鮮な気持ちで。スケートも楽しめているし、大学生活というのも楽しみながら過ごせています」

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