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相撲

全国体重別、山中、城ともに2回戦敗退。今大会で得たものを次戦に生かす

◇第45回全国学生個人体重別選手権大会◇9月27日◇堺市大浜公園相撲場◇

[100㌔未満級]

山中 1回戦 〇小手投げ

   2回戦 ●肩透かし

[115㌔未満級]

城 1回戦 〇押し出し

  2回戦 ●肩透かし

9月13日に行われた西日本学生本個人体重別選手権大会で結果を残し、今大会の出場を決めた山中新大(社2)と城裕貴(人3)。2週間の練習を重ね臨んだが、両者ともに2回戦敗退となった。

「立ち合いでしっかり当たって自分の相撲がとれるように」と山中。その言葉通り、思い切り良くぶつかった。その後、相手が右前みつを取りに来たところで大きく体を開き、小手投げで勝利。東日本3位の選手から白星を挙げた。2回戦は高校時に世界チャンピオンになった経験がある北野(近大)との戦いに。立ち合いは相手にうまくかわされ、体勢を崩してしまう。なんとかそこから立て直し攻め返すも、「相撲のうまさで負けてしまった」と、一歩及ばず黒星を喫した。

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△山中

昨年度、同大会で1回戦敗退だった城。今年は押し出しで初戦を突破した。そして迎えた2回戦では、立ち合いでしっかりと当たるも、「焦ってしまった」と振り返る。激しい突き合いが繰り広げられたが、最後は肩透かしで敗北。接戦を制することができず、悔しさが残る1戦となった。

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MG_2392-300x200 全国体重別、山中、城ともに2回戦敗退。今大会で得たものを次戦に生かす
△城

次戦は西日本学生相撲選手権大会。相撲部の目標である1部昇格を懸けた取組が繰り広げられる。今大会感じた手応えを自信に、悔しさを糧に、負けられない戦いへと臨む。2人の勝利で関大を1部の舞台へと導いてくれるだろう。【文・写真:遠藤菜美香】

▼山中

「西日本の時は2回勝って全国を決められたんですけど、立ち合いがいまいちというか、前に出られてなかった。今回は、立ち合いで当たって自分の相撲をとれるように2週間練習した。前回に比べたら当たれてたんですけど、勝った相撲も引いて勝った。後ろに押されて投げたみたいな。相撲内容は良くはなかった。でも、相手は東日本で3位の選手で、強い相手に勝つことができて良かった。2回戦目の相手は、高校の時ジュニアで世界チャンピオンの人だった。戦ったのは初めてだった。西日本も100㌔級で優勝してて、危なげなく勝っていた。一人だけレベルが違うっていう感じ。でも、そういう相手とやるのを楽しみにしてた。思い切っていくだけだと思って取り組んだ。立ち合いでよけられて危なかったんですけど、なんとか残って。そこから結構いい攻防になっていたんですけど、相手の方がうまくて。相撲のうまさで負けました。でも、世界チャンピオンなんでもっと強いかなって思っていたんですけど、自分も成長してるので勝負にはなっているなって感じた。手応えを感じることができた。(西日本に向けて)次の試合が1番大事な試合。今年は一部昇格の大チャンス。去年は2部で41年ぶりに優勝してて、入れ替え戦で負けてしまって昇格を逃している。今年こそはっていう気持ちが強いので全部勝って、優勝して昇格できるように貢献したい」

▼城

「今日も前回と同じように前に出ることを意識していた。でも、焦ってしまった。去年は1回戦で負けてしまったんですけど、今年は1つは勝てた。でも、圧倒的に負けるとかじゃなくて、勝てそうっていうのがあったので悔しい。(次の試合に向けて)すり足の練習をしっかりして、基礎の練習をしていきたい。今日の悔しさをぶつけたい」

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