◇第45回総合関関戦本戦◇6月18日◇対関学大◇於・関西大学凱風館◇
[女子]
●先鋒 丸谷 0-2
△中堅 鈴木 0-0
●大将 福山 0-2
[男子]
●先鋒 藤井 0-2
△次鋒 岡田 1−1
●三峰 寄川 0-2
●中堅 坂本 1-2
○三将 籠谷 2-1
●副将 大平 1-2
○大将 桑原 2-1
新型コロナの影響で3年ぶりの開催となった関関戦。負けられない伝統の一戦にチームは奮起していた。
前哨戦、女子の先鋒は丸谷友美(経2)。メンバーが足りない中、2年生での団体戦出場となった丸谷は日頃の成果を発揮するため、攻めの姿勢を貫く。しかし、段外の丸谷にとって三段という格上の相手との実力差を埋めることができなかった。自らの攻撃に合わせる形で面突きをもらい0−1に。その後、横蹴りのフェイントからの面突きを受け0−2で敗北した。

中堅は鈴木綾華(文2)。前半は相手との拮抗(きっこう)状態が続いたが、後半は試合展開を有利に進めた。相手の面や胴に攻撃が当たったものの、相手のガードが硬かったこともあり、確実な一本が取りきれずに引き分けとなった。

大将は福山莉央(文4)。自ら勝利を取りにいかなければならないという思いで試合に臨んでいた。開始直後は相手の様子をうかがう間も無く、面突き、胴蹴りを繰り出す。しかし、その戦法が仇となった。重心が上方へ移ってしまった結果、相手に組まれ、バランスを崩し、押込面突きで0−1に。その後、自身も抑え込みのチャンスを得るが相手の防御を崩すことができなかった。中盤に差し掛かり、相手に再度組まれた瞬間、膝からバランスを崩し、抑込面膝蹴りをもらい0−2で敗北した。

本戦、男子はレギュラーメンバーのけがで苦しんだ。7人中1人のみがレギュラーメンバーという中、先鋒で登場したのは、藤井宏彰(文2)。開始直後からフットワークが軽く、前拳で相手との距離を測るなど、順調な滑り出しを見せた。開始1分過ぎ、藤井が足技を仕掛けたところで、相手に左足をつかまれ、抑込胴膝蹴りをもらい0−1に。中盤に差し掛かり、攻撃を受けると同時に左腕をつかまれ、投げ技をくらった。組みの攻防が続いたが、巻き返すことができず、抑込面膝蹴りで0−2となり敗北した。

次鋒は岡田英努(文1)。こちらは白熱した戦いを見せた。序盤に投げ技をくらうなど、危ない場面があったものの、中盤の面突きで一本を取り、1−0。その後何度も組み合い、膝蹴りの攻防を繰り広げる。終盤に差し掛かり、相手から面突きをもらい1−1で引き分けとなった。

三峰は寄川虎太郎(法1)。序盤から前拳で相手との距離を詰める。相手の攻撃に合わせる形で一本を狙うが、開始1分で突きをもらい0−1。中盤で胴蹴りをもらい0−2で敗北。

中堅は坂本一蔵(商3)。開始30秒、面突きで一本を取る良い滑り出しを見せたが、相手が得意とする横蹴りをうまく捌くことができず、0ー2で敗北。

三将は籠谷郁吹(経3)。開始20秒で相手が得意とする面蹴りで不意を突かれ0−1に。その後は相手の蹴り技に適応し、籠谷のペースで試合展開が進む。面付きで着実に一本をとりにいき、2−1で今大会初の白星を飾った。

副将は大平翼生(社4)。戦法が似ている相手であったため、序盤から相打ちが目立った。開始40秒で相打ちを制し、面突きで一本を取る。中盤も、面中心の攻防が続いたが、相手に攻撃を合わされ2−1で敗北。

大将は桑原良弥(商4)。開始直後に面突きをくらい0−1に。2本目からは完全に桑原ペースの試合になった。得意とする組みと攻めの姿勢で相手の体力を奪った。2回の警告で1本をとると、最後は2−1、抑込胴突きで試合を締め括った。【文:丸山由雅/写真:松尾ありさ】

▼植田 甫空杜(ほくと=法4)主将
「レギュラーメンバー5人中4人がけがで出ていない。準レギュラーのメンバーが選ばれて今回は出場した。関学大には絶対に負けるようなメンバーではなかったが勢いで押されていた部分はあるかなと思う。普段からの練習の差が出てきたのかなと試合を見ていて思った。(具体的には)今回の試合ではあと一本で勝ちという場面で負けている選手が多かったので、勝ち切るという気持ちでうちが負けていたんじゃないかなと思う。2週間後に選抜大会があるが、この試合も1人を除いて、レギュラーメンバーでは出場できないので残りの4人には普段の練習から、2本取り切れるような気持ちでやってもらえるように残りの2週間で変えていきたいなと思う」
▼福山副将
「試合が始まる前から、自分が勝たないと(団体戦には)勝てないと思っていた。(先鋒、中堅の試合を見て)あ、やばいとはならなかった。気持ちが上がり過ぎて、冷静になれなかった。同じやり方で2本取られたので、そこは冷静に考えるべきだったと思う。今の関大はメンバーも足りていない中で出てくれた2年生の丸谷さんは、練習の成果が出ていて、前に攻めるということはずっと言っていたことなので良かったと思う。鈴木さんは、相手がやりにくかったこともあったこともあるが、普段の練習から手数を増やすという練習をしていかないと勝ち切ることが出来ないかなと思う。練習はそれぞれが目標を持ってやるようには言っていこうと思っている。今日の反省をいかして、次の大会で冷静になれるようにしたい」
▼大平翼生副将
「(試合に臨む時の気持ち)対戦表を見て、僕を含めた後半3人が取らなければいけないと思っていた。前半で1勝して4勝3敗で勝つというのが真っ当な目標だった。僕に回ってきた時点で3敗1勝1分だったので僕が勝たなければいけない状況だった。本来なら僕が勝って、桑原さんが勝って、代表戦につなげることがあの状況では理想だったので、プレッシャーもあったが実現できなかったのは悔しかった。相手の選手とのタイプが似ていたので多用する技が面突きか胴突きかだったので相打ちが多かったのかなと思う。(個人について)勝たなければいけないと思って始まった試合だったが、最初に1本取ってその後1―1になった時に浮き足立っていたなと思う。自分の距離感では無くなり、相手に近づき過ぎて面を取られたと思う。前半の戦い方は自分でも良かったと思っているので後半が反省点だった。(チームの評価について)けがで離脱している選手がいる状況で、初めて団体戦に出る選手もいたが、もう少し盛り上げようがあったのではないかと思う。(次に向けて)個人的には得点源になるように成長したいい。副将という立場でもあるので、細かい部分で関西大学を背負って立っているんだという部分をチームに徹底していきたいと思う」
▼桑原良弥
「関大はけがが多い中での出場だったが、相手との実力差はそれほどなかった。普段のメンバーではなかったので、気持ちはあったが、ガチガチになっていたと思う。ここから確実に成長していかないといけないと痛感し、勝ちたかったという気持ちが大きい。最初の6人で負けが確定していたので、自分が最後に1勝取らないといけないという気持ちがあった。どうにか相手に黒星をつけたかったので浮き足立ってしまったのがある。何回も同じプレーで一本を取られかけたっていうのがあるのでそれは改善していきたい。前の3人は1・2年生が占めているので、(その3人が)勝とうが負けようが後半の籠谷、大平、自分で取るという気持ちでいた。前半4人には勝ってほしいという気持ちがあったが、後半の3人が確実に勝ちきれなかったという点はチームとして痛い。(2週間後の選抜大会に向けて)チーム状況の立て直しが必要だと思う。今回出てくれた準レギュラーラインのメンバーが成長して、通常のレギュラーメンバーが怪我から復活しても脅かす存在になってほしいなと思う。また、後期の全日を見据えた練習も必要だと思う」
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