◇令和3年度新人戦3回戦◇対佛教大◇4月3日◇関西大学弓道場
[1立目終了]
関大 17-12 佛教大(全24射)
[2立目終了]
関大 24-15 佛教大(全24射)
[3立目終了]
関大 20-11 佛教大(全24射)
【最終結果】
関大 61-38 佛教大(全72射)
自分のいつも通りを繰り返し、緊張した時は一度落ち着いて元通りの心情に戻すことを心掛けている関大弓道部。大前・ 福田建(文2) 、弐的・ 小田桐朱璃(商1) 、参的・ 大江達也(社3) 、四的・ 宮本紗衣(文4) 、落前・上野康生(社4)、 大落・奥野早紀主将(化生4) で3回戦に挑んだ。
1立目から関大弓道部の団結力を発揮する。小田桐、宮本が2中、福田、大江、奥野が3中、上野が4中とし、17-12と試合をリードする。
2立目は出場選手全員が皆中を果たした。公式戦で24本詰めることはめったになく偉大な数字を残した。奥野も「全員がすごく緊張していたが、24射皆中を果たした瞬間ほっとした」と喜びを見せた。各立目で4中を果たすと部員から拍手が沸き起こり、24射皆中を決めた際は選手、部員一同がマスク越しからでも分かる笑顔を見せた。
佛教大と大差を付け、迎えた最終立。2立目に引き続き、また1つ大きな快挙が誕生した。上野が全射皆中を果たした。「嬉しいという気持ちと先輩たちにやっといい報告ができる」と安堵(あんど)した。
結果は61-38で関大の圧勝。2立目は24射皆中、上野の12射皆中で弾みがついた関大弓道部。勢いそのままにブロック内決勝戦を通過し、全タイトルを射抜いてみせる。【文/写真:島田桜介】
▼奥野主将
「最近の試合の的中率が高い方ではなかったので、今日の試合もいつもと同じならもう少し低い的中率になるんじゃないかなと思っていました。全員が程よい緊張感と集中力を持ち、自分の弓を引き切ることが勝つことができた要因だと思っています。自分たちがやっていることを信じてそれを繰り返すことが勝因につながるのだと思いました。(2立目終了時)まずはほっとしました。本当に全員が24本詰まったことは1回もなく、21射以上の結果や3部目まで全員が詰めたこともなかったので、全員がすごく緊張していたと思います。それが解放され、良かったー、ありがとうっていう感じでした。(ブロック内決勝に向けて)来週も自分たちの射と雰囲気を作って、いつも通り最後の試合まで駆け抜けていきたいと思います」
▼上野
「1、2、3回生では上がれば落ちてを繰り返していたので、やっと公式の記録に残れたという嬉しさがあります。(全射皆中が決まった瞬間)むちゃくちゃ気持ち良かったです。解放感と達成感が同時に来て、今まで味わったことがない感覚でした。(ブロック内決勝戦に向けて)今日は今までやってきたことのうまい方に転がって感じで、1週間前は全然ダメな結果だったので、今日の結果に自信をもって、同じような結果(今日の試合)を繰り返せるように1週間練習していきたいと思います」
コメントを送信