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◇令和4年度関西学生春季リーグ戦第1節◇対京大1回戦◇4月2日◇わかさスタジアム京都◇

関   大  010 000 001=2

京   大  000 200 02X=4

(関)鷲尾、辰己、宮崎、金丸-有馬

(京)水江、水口-愛澤

1(左)岑

2(遊)佐藤

3(一)上神

4(三)口分田

5(捕)有馬

6(中)柳本

7(二)村田

8(右)三杉

9(投)鷲尾

ついに開幕。27年ぶりの春季リーグ戦優勝を目指す関大は、京大と相見えた。先制点を奪ったものの、その後相手投手を打ち崩すことができず、黒星発進となった。

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先攻の関大は、積極的にバットを振っていく。上神雄三主将(法4)が敵失で出塁するが、先制点を挙げることはできない。

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△上神主将

先発を任されたのは鷲尾昂哉(経4)。2死から安打を許すと、そこから制球が乱れて一、三塁のピンチを招く。しかし、続く打者を打ち取って無失点で切り抜けた。

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△鷲尾

2回、先頭打者の有馬諒(商3)が中安打で 出塁すると、柳本直輝(人3)の犠打で1死二塁とする。その後適時打こそ出なかったものの、暴投で先制点を奪う。

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△有馬
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△柳本

3回には、鷲尾が内野安打、岑幸之祐(社3)が中安打で塁に出ると、佐藤慶志朗(経2)が犠打を決めて1死二、三塁のチャンス。しかし、上神主将、口分田楓太(人4)ともにフライアウトとなり、追加点を奪えなかった。

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△岑
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△佐藤
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△口分田

4回表、村田明日杜(法3)が敵失、三杉彪真(人3)が四球で出塁するも、得点には至らない。その裏、内野安打と四球で走者をためると、スクイズを決められて同点。さらには内野安打で逆転を許すこととなる。

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△村田
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△三杉

6回にもチャンスをつくる。有馬、柳本の連続安打から、代打・石原水輝(情4)が四球を選んで満塁。ここで登場したのが下井田悠人(経1)。初球から思い切り振り抜くと、右方向へ大きく飛ぶ。会場は沸いたが、安打とはならなかった。

-300x200 投打かみ合わず黒星発進
△石原
-300x200 投打かみ合わず黒星発進
△下井田

裏には辰己晴野(人4)がマウンドに上がる。すると、三者連続三振を奪い、悪い流れを断ち切る。7回にも2つの三振をとるなど、圧巻の投球を見せた。

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△辰己

その後も関大は得点圏にまで走者を進めるも、点を入れることができずにいた。すると8回、辰己に代わった宮崎隼輔(人4)が京大打線に捕まる。四球と安打で走者を出すと、4番打者に痛恨の適時二塁打を許して1-4となる。

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△宮崎

逆転したい最終回。2死から上神が四球で出塁すると、口分田の内野安打の際に敵失で2点差に詰め寄る。しかし、反撃もここまで。逆転かなわず、悔しくも敗北を喫した。

幾多のチャンスをつくりながらも、あと一本がでなかったこの試合。勝ち点をつかむためには、明日の試合は落とせない。勝利を収め、3試合目に望みを「繋」ぐ。【文:上田紫央里/写真:荒川拓輝、石井咲羽、上田紫央里】

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▼早瀬万豊監督

「(試合を振り返って)開幕戦ということで京都大学に2対4というところで今回攻撃にしても守りにしても、ちょっと流れをつくりかけ、流れに引き込むことができなかったかなと思いますね。リーグ戦はそんなに甘いものではないし、京大も力が付いてきているので簡単にはいかないというのは戦前に思っていたことなので、攻撃の方で2点目を先に取れなかったというのが、やっぱり大きな流れに持ち込めなかったと思います。最後に取り戻すチャンスというものを作りかけながら、流れを作る過程の中で残念なのか問題なかったと思う。(先発した鷲尾について)鷲尾は安定感のあるピッチャーなので、今日はちょっとコントロールのいい時に比べたらちょっと乱れていましたね。4回に1回治療ということで引き下がりましたけど、それの影響ではなかった。(打撃について)1番の岑は状態が良くて、今日も期待はしていたんですが、1本でたセンター前のあれが彼の持ち味。積極的に入っていたとか長打とかあるという持ち味は他にもあるので1番らしい面はあるとは思います。対戦相手の水江投手、ちょっと打ちにくい感じだったんです。ずっと去年から非常に試合を作れるピッチャーで、今日もこういうパターンは予想はしていました。予想に反することを願ってたんですけど、結局前半こういった競り合いになるということが想定内だったので、後半勝負といったところで、やはりこちらにもチャンスありながら同点、逆転ができなかったというところが敗因かな、というのは感じですね。けども明日勝って勝ち点制でもあるので、まだまだ展開の余地もあるのでそこに向けて見せられると、展開するときにまたスカッとした状態で臨めたら彼らもいいと思ってるんじゃないか、という期待はしていいます。成長してつないで大成していくというのがテーマなので、力をつけて手応えをつかんでいきたいと思います。」

▼上神主将

「(試合を終えて)試合の敗因の全ては3回の1死二、三塁のチャンスで自分がアウトになって、4番の口分田も凡退して無得点だったことです。(3回のチャンスの打席は)犠牲フライでもという気持ちで打席に入りましたが、サードのファールフライという最悪の形で終わったので切り替えて明日はチャンスで打ちたいと思います。(キャプテンとして初めての公式戦ですが)去年と比べると凡退してもこれからやと声を出していたのでそこは去年と違うと思います。(フレッシュな選手に声掛けはしたか?)スタメンもベンチも機会が少ない選手が多いので今日はいつも以上の力が出せずに固かったと思います。でも楽に楽に、気持ちを切り替えていこうと声掛けをしました。(相手の水江投手について)真っ直ぐは少し動いていて、カットボールはとてもいい球です。低めに集まっていていいピッチャーです。(明日に向けて)初戦は落としてしまいましたが切り替えて、2戦と3戦を勝って勝ち点を取りたいと思います」

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