◇第98回日本学生氷上競技選手権大会◇準々決勝◇対大東文化大◇12月26日◇ダイドードリンコアイスアリーナ
[第1P]関大1-0大東文化大
[第2P]関大1-3大東文化大
[第3P]関大1-1大東文化大
[試合終了]●関大3-4関学大
試合終了のブザーが鳴り響く。得点差はわずか1点。この時、関大の準々決勝敗退が決まった。春の関関戦での敗北から始まったシーズン。振り返ると今年は関大アイスホッケー部にとって苦難の年だった。秋のリーグ戦で無念の敗北。関西王者の称号を失うことに。全日本予選ではペナルティショットの末、敗北。選手たちは涙をのんだ。そして迎えた最後の大会。1回戦、2回戦を難なく突破した関大は鬼門となる大東文化大との準々決勝に挑んだ。
第1ピリオド(P)は関大優位の状態で進んだ。開始直後に相手の反則によりパワープレー(数的有利な状況)となる。その好機にFW嶋野広瑛(文1)のシュートが決まり、先制点を獲得。幸先の良いスタートを切る。

その後2度、パワープレーの状況になるも追加点とはならなかった。しかし、大東文化大もシュートを狙い続ける。第1Pのシュート数は1本差と僅差の中、GK常川渉稀(人4)が好セーブを続け無失点で切り抜けた。

続く第2Pは苦しい展開が続いた。開始4分に同点に追いつかれる。しかし直後にFW高橋柊伍(人3)が単独で追加点を決め、再びリードの状態に。

しかし、ここから関大はなかなかシュートを決め切れず。自陣でのプレー時間が少しずつ増え始める。危ない場面でも好セーブを見せてきたGK常川だったが、相手の猛攻に押され2失点。逆転を許した。
迎えた最終P。負けられない1戦のため白熱した試合展開となる。両者、にらみ合いが続く中、試合が動いたのは開始7分だった。DF小野寺俊吾(情1)が待望のシュートを沈め、同点に追いつく。

ここから巻き返しを図ろうとした関大。しかし直後のプレーで相手の得点を許し、再び追いかける展開に。守りに入った相手をどうにか崩そうと試みるも、思うようなプレーができず。試合時間は残り1分に。6人攻撃で1点を奪いにいく。しかし非情にもゴールは遠かった。
3-4の接戦の末に敗れ、関大は準々決勝で姿を消した。あと1歩届かなかった結果に、選手、関係者ともに悔しさの残る大会に。今大会のベスト4には関東勢のみが名を連ね、関西の大学は1校も残れず。関西の強豪として臨んだ関大にとっても、全国の壁の高さを痛感させられる結果となった。それでも、この敗戦は終わりではない。来シーズンこそ復活を遂げるべく、関大は再始動する。まずは再び関西の頂点に立ち、「関西王者」の称号を奪還。そしてインカレの舞台で躍動する姿を誓い、悔しさを糧に新たな挑戦が始まる。【文/写真:湯浅あやか】
コメントを送信