◇第55回西日本学生選手権大会◇8月14日◇対福岡大◇福岡市民体育館
[前半終了]関大13-12福岡大
[後半終了]関大12-14福岡大
[試合終了]関大25-26福岡大
関学大の敗戦から一夜明けた大会2日目。インカレ出場権を得るためには、今試合での勝利が必須となる。前半は関大がペースを握ってリードしたが、後半はミスが目立つように。ミスから相手の速攻を決められるなど、相手の粘り強い攻撃を対処できず敗北。全国への道は、秋季リーグ戦の結果に委ねられることになった。
関大ボールから始まった前半。開始早々、矢野真尋(人2)がシュートを放つも、徹底的なマークを受けブロックされる。続く攻撃ターンでは、ボールをカットされてそのまま先制点を許した。さらに、守りが甘くなった左サイドからシュートを打ち込まれ、追加点を入れられた。関大はゴールの枠をなかなか捉えられず、得点につながらない。流れを変えたのは、小田真子(法4)。前半5分、関大に初得点を加えると、直後に左右を大きく使ったプレーで上川華奈(商4)がネットを揺らした。しかし、その後相手に7㍍スローを与え、同9分半にはイエローカードをもらうなど、相手ムードに。それでも、同10分に7㍍スローを獲得し、決め切る。これを機に、関大は勢いに乗り出した。小田が動いて相手を誘導し、マークが外れた矢野がシュートを決めると、上川が2連続でボールをゴールに収める。危険を察知した相手がタイムアウトを取ったものの、流れが止まることはない。小嶋彩華主将(商4)と望月瑚雪(社3)を中心に、ボールを持っている相手を積極的にブロックしにいき、相手に攻める余裕を与えず。

オフェンス面では、北川結生(法2)や矢野などがネットを揺らし、逆転に成功。また、シュートをブロックされた際も、小田や森野瑠菜(商1)が相手を足止めし、立て直しを図った。終盤に1点差まで追い詰められると、観客席から「ここ粘るよ!」と声掛けが入る。それに応えるように守備を固め、相手の攻撃を阻んだ。残り30秒でタイムアウトを取り、追加点を狙ったが惜しくも入らず。1点リードで後半に折り返した。

さらに点差を広げるべく挑んだ後半。後半30秒にいきなり相手に得点を入れられたものの、同2分に江藤華(法2)がリバウンドを取る。上川がそのまま駆け抜けシュート。試合を振り出しに戻すと、北川、森野、上川がシュートを決め、3点差まで広げた。

しかし、ここから流れは一気に相手へ。同8分にイエローカードを出され、数的不利となってしまう。攻撃ターンでキーパーがベンチにいるため、一気に攻められた時に態勢が整っておらず失点。数的不利が解消した後は、相手守備を振り切りシュートするなどして点差を広げた。しかし、ボールをカットされキーパー1人でオフェンスと対峙(たいじ)する場面もあり、同点に。ここで関大はタイムアウト。再開後は矢野が得点し、池田真心都(法3)がスーパーセーブを決めてリードする。

しかし、ここでモップをかけることになり、少しの中断を挟んだ。この中断後から少しのミスで相手に畳み掛けられるようになる。また、足元を滑らせてパスミスをするなどの不運もあり、2分間で3点を与えた。関大はたまらず最後のタイムアウトを要求。再開直後にさらに追加点を入れられたものの、ここから意地を見せた。同22分に上川が相手の上からシュートを決めると、その後も相手の守備をくぐり抜け上川が得点。さらに、次の相手の攻撃ターンで池田が相手のシュートを止め、同点に並ぶ絶好のチャンスに。慎重にパスを回し、残り20秒で上川が放ったシュートは惜しくも枠の外へ。一刻も早くターンオーバーをしたいところだったが、残り2秒で相手がタイムアウト。逆転することはできず、1点差で試合に敗れた。
西日本学生選手権大会でインカレ出場権を得ることは不可能となった関大。明日は愛教大との対戦だ。最後は勝利で大会に花を添えたい。【文/写真:西村果凜】
▼小嶋主将
「(福岡大はどんな相手だったか)関大がミスした後の速攻が速くて、速攻も運び方も守備の空いてるところを狙って上手に運ばれてしまいました。自分たちも守って速攻というのを意識してずっと練習してきたんですけど、自分たちがやりたい形を相手にやられてしまいました。(前半を振り返って)先制点は取られたんですけど、昨日の反省点としてあった序盤から攻めるというのをちゃんと意識することができて、流れを相手に取られないようにできたので、途中から巻き返して自分たちのペースでできました。ですが、中盤に3点差が開いた時に自分たちの詰めが甘くて、そこを詰めることができたらそのまま関大のペースで持っていけたところを、ミスをして逆に相手の得点にさせてしまっていました。なので今回の試合は、自分たちの詰めの甘い部分が出てしまったかなと思います。(後半を振り返って)どちらのチームも守って速攻というプレースタイルのチームで、接戦だったということもあって残りの時間的に流れを取った方が勝ちだなと多分お互いが思っていて。なのでミスしたら向こうも全部押してきていたんですけど、それに対して自分たちがやられてしまっていたので、そこをちゃんとミスなく攻め切ることができていたら、また試合内容は変わっていたのかなと思います。(自身のプレーを振り返って)ディフェンスのフットワークを生かして相手を止めたりしなければならなかったんですけど、あまり自分のフットワークを生かし切れていなかったです。自分は背が低い分、前でしっかり当たって腕を止めないと相手に上からロングを打たれてしまうんですけど、止めきれずに打たれてしまう場面が多かったので、そこが今日の試合の反省点です。(明日の愛教大戦に向けて)西カレで3年連続で戦っている相手なので、相手のことはある程度わかっていると思います。西カレ最後の試合なので、今後につながるような試合にできるように。この2試合の反省点を生かして、一番関大らしい試合ができるように頑張りたいと思います」
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