◇第100回関西学生リーグ前期第11節(延期分)◇対大院大◇8月7日◇万博記念競技場◇
【前半】関大0-1大院大
【後半】関大1-0大院大
【試合終了】関大1ー1大院大
GK 山田和
DF 松尾、髙橋、木邨、中西渉
MF 濱、谷岡、平松、古賀
FW 西村真、久乗
関西学生リーグ前期第11節は、大阪選手権決勝で勝利した大院大と対戦。この試合までで前期4位の関大は、前期1位を目指すために絶対勝利したい一戦だ。しかし、相手ペースに持ち込まれ前半終了間際に失点を許す。追いつきたい後半では関大が優勢な展開で試合を進めるがなかなか点を入れさせてもらえない。試合終了直前の後半51分にFW百田真登(経3)がヘディングを決め同点に追いつく。最後に執念を見せ引き分けに持ち込んだものの、前期1位の可能性は消滅した。


試合開始直後から関大ペースの立ち上がり。開始3分にはFW西村真祈(法3)からのパスに反応した今季初スタメンのMF古賀楓真(文3)がチャンスをつくるが相手にカットされる。MF谷岡昌(社3)も果敢にシュートを放つが相手に当たり枠の外。序盤から優勢な試合展開で入るも、なかなか点は入れさせてもらえない。キャプテンMF深澤佑太(社4)の不在に代わり初めてキャプテンマークをつけるFW久乗聖亜(政策4)が巧みなドリブルを見せ、DF松尾勇佑(文4)へのパス、そしてつなげたMF古賀がシュートを打つが相手キーパーにはじかれ得点にはならず。





その後はリズムをつかんだ相手のペースに。コーナーキック(CK)を与えるなど、相手ボールの時間が続く。
しかし前半15分、DF中西渉真(経4)が相手のファウルをうまく誘いフリーキックを獲得。キッカーFW西村真が放ったシュートは相手の壁にはじかれ、こぼれ球に反応したDF髙橋直也(商3)がいい位置からシュートを打つがこれは相手キーパーのナイスセーブにより先制点にはならない。


クーリングブレイク後は終始相手の展開に。DF髙橋が体を張った守備でクリアしたり、相手のCKに合わせたボールをGK山田和季(社1)がキャッチしたりなど、耐える時間帯に。しかし前半終了間際の43分、ペナルティエリア外からの強烈なシュートを決められ先制点を許してしまう。入りは良かったものの終盤は相手のペースに飲まれ、1点ビハインドで前半を終えた。
前期1位を目指すには勝利が条件であるため、まずは同点に追いつきたい後半。MF古賀に代わってMF足立翼(人4)を投入。後半は前半と打って変わり関大のペースに。後半9分にはMF平松功輝(情4)が相手にボールを当ててCKを獲得するが、うまく合わせることができずチャンスをものにできないMF中西渉のパスに、途中出場のFW百田が頭で合わせるも枠の外。関大がボールを保持する時間が続くが、隙を突いた相手のカウンターにもGK山田和が連続のスーパーセーブで追加点は許さない。関大の攻撃と相手の守備が拮抗(きっこう)する時間が続き試合はアディショナルタイムへと突入。後半50分に、CKを獲得する。これがラストチャンス。応援も息をのんで見守る中、キッカーはDF中西渉。低めにあげたボールを力強く頭で押し込んだFW百田のボールは相手のゴールネットを揺らし、試合終了間際で追いついた。そして直後に試合終了のホイッスル。延期分の2試合を連勝すれば他のチームの結果に関わらず前期首位折り返しとなったが、大院大との試合は引き分けに終わった。



現在7連勝中の関大は総理大臣杯まで連勝を目標としていたが、引き分けという悔しい結果に。そして同時に、前期1位の可能性も消えた。次回は14日にびわこ大との前期最終戦だ。最後をきっちり勝利で締めて、少しでも上の順位で前期を終えるべく、関大サッカー部は最終調整を進める。【文:合田七虹/写真:石井咲羽】
▼FW久乗
「関西選手権が終わって最初の試合やったけど、なかなかいい入りができなくてチームとしては点も取れなくて、自分たちにとってあんまりよくない時間が続いた。前半相手に失点を許してしまって、チームとして今日はあんまりいい流れに持っていけなかったところが課題点だと思うんで、次のびわこ大戦は勝てるようにやっていきたい。(キャプテンとしてプレーしたことについて)初めて(キャプテンマークを)巻きました。自分は声とかでうまいことみんなをまとめるっていうタイプではないんで、とにかくプレーで見せたかったんですけど、あんまりうまくいかなくて悔しいです。やっぱり普段、佑太(=MF深澤)とか翼(=MF足立)とかが(キャプテンマークを)巻いてくれていて、キャプテンの重みというか、すごく大きいものを背負ってるんやなっていうふうに感じたし、まだまだ自分が未熟やなっていうふうにも感じた試合だった。キャプテンとしてできたことがほんまになくてすごい悔しいし、全然チームに声をかけられなかったし、今日は悔しい思いしかないですけど、プレーでもっと見せていけるようにやっていかないとなって強く思った。(今日の自身のプレーは)FWなんで、チームとして得点という形で応えたかったけど、力不足やったし、点を決められなかったのはもっとこの夏でギアを上げていかないと全国大会で勝てへんと思う。全国大会をやる中で1日でも長く勝ち残りたいし、決勝戦までよじのぼって試合がしたいし、みんなで笑う姿っていうのを想像して日々のトレーニングに取り組んでいるので、今日みたいな情けない試合をしてしまうと、その目標っていうのは遠ざかってしまうと思うので、10番を背負わせてもらってるんでもっとチームを勝たせられる選手になっていきたい」
▼MF古賀
「まず結果がほしい中で、自分の最初のシュートチャンスとか決められなかったり、得意としているドリブルの1対1とか結構相手に当たっちゃって、やっと回ってきたチャンスの中でベストなプレーができなかったので悔しい。(チームの雰囲気は)FWと2列目が遠いからっていう話もあって、もっとそこの距離を詰めていこうってなってたんですけど、なかなかうまくいかなくて、後半も僕の代わりに翼君(=MF足立)が入って流れはよくなったけど、やっぱ一番最後の決定力とかは課題やなと思う。(これからどんなプレーをしたいか)結果ですね。点でもアシストでもスタメンでずっと出てない中で、今日出たけど結果は残せなかったんで、次は途中から出れても誰よりも結果にはこだわっていきたい」
▼FW百田
「今日の学院の試合と次のびわこの試合を勝つと、リーグ戦の首位に立って前期を折り返すことができるというところで、まずは今日大阪学院と、この前決勝で対戦して相手も気合を入れてくるというのはわかっていたので、そこに自分たちで勝てるように、自分はやっぱり結果を残していくしかないと思っていたので、そこは意識していた。(チームの雰囲気としては)自分たちのやることをしっかりできれば勝てるというようにずっと言っていて、それが今日全然できてなくて、うまくいかなかったかなと思っている。(自身のゴールについて)総理大臣杯をスタメンで出るためには結果を残していくしかないと思っていたので、自分のところにボールが来いと思いながら、渉真君(=DF中西)がいいボールをあげてくれたので、応援も今日たくさん来てくれていたので、その思いものったかなと決まって思いました。(次戦に向けて)今日の試合はすごく情けなかったし、最低限の勝ち点1だったと思う。この悔しい気持ちを次にぶつけて、勝って総理大臣杯に臨みたいと思う」
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