◇令和3年度関西学生大会/全日本インカレ決定戦◇男子シングルス◇8月25日◇和歌山ビッグホエール◇
【1回戦】
○岡本2(21―14 21―14)0佐藤(大教大)
●仁木0(15―21 11―21)2平川(大経大)
●小坂0(8―21 7―21)2宮田(大教大)
【2回戦】
●岡本0(6―21 7―21)2辻(同志社)
○門堀2(21―18 21―10)0下村(摂南大)
●山中0(12―21 6―21)2日樫(大体大)
●辻埜0(12―21 11―21)2坂本(大産大)
○池田2(21―9 21―12)0平野(京産大)
●小藪1(21―19 10―21 21―23)2上田(近畿大)
●前0(7―21 4―21)2渡慶次(大教大)
●梅田0(7―21 9―21)2渡邉(近畿大)
○北野2(21―12 21―15)0甲斐(近畿大)
○高橋2(21―15 21―15)0村島(立命館)
○永井2(21―16 21―16)0行武(大産大)
○中田2(21―12 21―10)0中村(大産大)
【3回戦】
●門堀0(5―21 8―21)2川原(龍谷大)
○池田2(21―7 21―3)0小原(大体大)
●北野0(10―21 15―21)2中村(京産大)
●高橋0(13―21 20―22)2西川(天理大)
●永井0(18―21 14―21)2孫田(甲南大)
●中田1(23−21 17―21 16―21)2清水(成蹊大)
東亮太(経4)は棄権
西日本学生選手権が中止となり、その代替試合として行われた今大会。ベスト8に入るとインカレへと進むことができる。池田圭吾主将(人4)が3回戦を突破し、インカレへと前進した。
1回戦、登場したのは岡本昂也(情1)と仁木完(シス理2)、小坂祐葵(政策3)の3人だ。小坂と仁木は相手のペースを崩すことができず、ストレート負けとなる。岡本は第1ゲーム、相手のミスが目立ち難なくこのゲームを取る。第2ゲームでは相手に追いつかれる場面があるもリードを許さず勝利、1回戦を突破した。しかし、2回戦では悔しくもストレート負けを喫した。



2回戦からは門堀涼介(化生3)、山中陸斗(化生4)、辻埜隆太(文2)、池田、小藪翔真(情3)、前空晴(シス理4)、梅田航平(法2)、北野亘(化生4)、高橋快(文2)、永井蛍(安全3)、中田悠貴(シス理3)が登場。山中、辻埜、前、梅田は惜しくもストレート負けとなった。小藪は第1ゲーム、スマッシュが決まる場面もあり接戦の末、このゲームを取る。しかし2ゲーム目は相手が粘りを見せ、大差をつけられファイナルゲームに持ち込まれた。第3ゲームは序盤リードしていたが、マッチポイントで同点に追いつかれ、デュースにもつれ込む。粘るも相手に2点取られここで敗退となった。





門堀は1ゲーム目、お互いにリードを許さない展開に。しかし19点目を取りそこから3連続ポイント勝利を収めた。第2ゲームは序盤から快調に得点を伸ばし大差をつけ勝利。しかし3回戦では1部の選手との戦いを強いられる。なんとか食らいつくも勝利には至らなかった。北野は第1ゲーム終盤、8連続得点で快勝。2ゲーム目も相手に追いつかれる場面もあったが、冷静に対処しこのゲームを取り2回戦を突破した。3回戦はスマッシュが決まる場面があるも、相手の隙を突く攻撃に対応できず、惜しく4回戦出場とはならなかった。


高橋は2回戦でコート端にスマッシュを決めるなど相手を寄せ付けずストレート勝ち。3回戦の第1ゲームでは攻めたショットを放つも得点につなぐことができず、このゲームを落とす。第2ゲームは中盤まで5点リードするも20点目で同点を許す。そこからデュースに持ち込まれ20ー22で逆転負けとなった。永井は緩急あるスマッシュを放ち、相手を前後に揺さぶり難なく2回戦を突破した。3回戦の第1ゲーム、8点ビハインドの場面から脅威の追い上げで2点差まで追いつくも、このゲームは先取される。2ゲーム目は先制点を取り、相手リードを許さずシーソーゲームに、しかし終盤7点連続ポイントを取られここで悔しくも敗退となった。


中田は2回戦では序盤からリードを広げ、危なげなく3回戦へ進む。3回戦の相手は池田主将と同等の強さの選手。第1ゲームから拮抗した試合を見せた。両者ともリードを許さずデュースにもつれ込む。22点目をサーブで取り、そこからの流れで1点をもぎ取り勝利した。2ゲーム目でもリードすることができずもどかしい展開となる。攻める場面があるも惜しくもアウトとなり、終盤相手に5連続ポイントを取られこのゲームを落とす。ファイナルゲームでは序盤3点ビハインドとなるも相手を崩し、そこからスマッシュを打つなどチャンスをものにし、同点に追いつく。しかし相手も火がつき、強烈なスマッシュを放たれ、対処できず惜しくも4回戦に進みことができなかった。池田は長い手足を生かした高い打点からのショットを何度も放ち、2回戦、3回戦とも相手を寄せ付けず大差をつけて勝利。4回戦へ駒を進めた。


悔しくも4回戦に進めたのは池田主将ただ1人。29日に4回戦があるも、立ちはだかるのは1部の強敵ばかり。2回戦ともストレート勝ちで勢いにのる池田主将の活躍に期待がかかる。【文/写真:中山秋桜津・横関あかり】
コメントを送信