◇2021年全日本学生選手権大会◇本戦3日目◇8月18日◇四日市テニスセンター
【男子シングルス2回戦】
○松田2(6-4,6-4)0荻原(青学大)
【女子シングルス2回戦】
○川本2(6-2,3-6,10-5)1鈴木(中京大)
8月16日に本戦が開幕した全日本学生テニス選手権大会は3日目を迎えた。この日は雨天の影響で関大が出場したのは2試合のみ。しかし、出場した松田康希(商3)、川本茉穂(人2)の2名がそれぞれ勝利を収めた。
松田はサウスポーの相手と対戦。第1ゲームはレシーブミスが続き、相手に先制を許す。しかし、それ以降は持ち味のストロークで巻き返す。最終ゲームは連続でサービスエースを奪うなど力を見せつけ、第1セットを先取した。第2セットは第1ゲームでブレークを奪う。その後はお互いにキープし合う展開に。「自分の得意な攻めの形に持っていくことができた」と満足げに振り返った。


川本はスピンのきいた球を多用する粘り強いプレーで第1セットを奪う。しかし、第2セットは相手に対策され苦しい展開となる。迎えたファイナルセットではギアをさらに上げた。6連続得点で相手を突き放し、試合をものにした。


本戦4日目はさらに多くの選手が出場する。それぞれの選手の戦いに期待が高まる。【文:荒川拓輝/写真:牧野文音】
▼松田
「(試合を終えて)相手が高校の先輩でお互いの手の内を知っている中で難しい部分もありましたが、自分のテニスができました。(調子は)全体的に悪くなかったです。(前半はミスが続きましたが)雨でこの会場で練習できない部分があり、タイミングずれてしまっている部分もありました。でもタイミングを合わせれてからは自分の得意な攻めの形に持っていくことを意識していました。(サービスエースを多く奪いましたが)今日の試合はサーブで主導権を握れたと思います。(明日に向けて)明日をしっかり乗り切って勝ち進んで行けたらと思います」
▼川本
「(試合を終えて)1セット目は結構相手がミスをしてくれて、あまり展開をせずともポイントが入ってきました。2セット目は相手が対策をしてきました。ファイナルでは勝ち切れて良かったです。(調子は)連戦続いてる中体も動いてるので、明日も頑張りたいです。(スピンの効いた球を多用していましたがそれはあえてですか?)相手が結構フラット系で相手が嫌がるようなスピンで攻めたり、相手のタイミングを崩すボールを使うようにしました。(ファイナルセットではギアを上げましたね)ファイナルの初めの3ポイントはとても大事なのでとても集中しました」
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