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◇2021年度セイバーオードリンCUP2回戦◇対武庫女大◇6月25日◇おおきにアリーナ舞洲◇

[第1セット]関大23―25武庫女大
[第2セット]関大24―26武庫女大
[セットカウント]関大0―2武庫女大

前日に新チーム初戦を終え、ストレート勝ちという好調なスタートを切った関大女バレ。勢いそのまま連勝といきたかったが、武庫女大にストレート負け。悔しい今大会2回戦敗退となってしまった。

IMG_6535-300x200 序盤の失点響き、武庫女大にストレート負け
IMG_6723-300x200 序盤の失点響き、武庫女大にストレート負け

1セット目の立ち上がりは、相手の強烈なスパイクから4連続の失点。川上良江(文1)や、中屋ちひろ(人2)のスパイクで得点を重ねるも、なかなか点差を縮めることができない。川上を中心にクロスやクイックで反撃の機会をうかがうが、相手はツーアタックなども織り交ぜ、関大に流れを譲らない。終盤にも、升谷未来(人3)がブロックも押し込むスパイクや、根耒あかね(人1)のクロスで1点差まで詰め寄る場面もあったが、食らいつくことはできず。このセットを奪われてしまった。

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△川上
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△中屋
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△升谷
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△根耒

なんとか切り替えたい関大だが、2セット目でも相手の多彩な攻撃にほんろうされ、4連続失点を喫する。苦しい展開となるが、ここでも川上が強さを見せる。今までのスパイクだけではなく、フェイントやブロックで得点を重ねる。芦田彩音(人3)の難しいボールにも対応するレシーブや、児玉光涼(文2)の相手の隙を見逃さないトスでも攻撃の糸口をつかむ。だが、最初の連続失点が響き、流れを変えることはできないでいた。

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△芦田彩
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△児玉

だが、13-15で迎えた2セット目中盤。升谷がクイックでブロックを破ると、連続得点で点差を縮める。すると、そこから升谷と小林瑞季主将(商4)のスパイクから4連続得点で逆転。関大に流れを取り戻した。だが、ここで勝負を落とさないのが武庫女大。サービスエースを与えるなど、お互いに一歩も譲らない展開が続く。

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△小林

相手のマッチポイントを迎え、もう後がない関大だが、この場面で川上がブロックを決める。1度は升谷のコースを狙うスパイクでデュースまで持ち込むが、ブロックの穴を付かれ、再びマッチポイントへ。そして最後は、相手サーブがネットにかかり無情にもボールは自陣へ落ちる。悔しいストレート負けを喫した。

IMG_7049-2-300x200 序盤の失点響き、武庫女大にストレート負け

試合終盤こそ、白熱する試合展開を見せた関大女バレだったが、序盤での失点が痛く、悔しい結果に沈んでしまった。小林主将は、「プレーだけでなく、他の部分でも課題はまだまだ多い」と試合を振り返る。この経験を力に変え、次のコートでは成長した姿の小林女バレが見られるに違いない。【文・写真:宮本晃希】

▼小林主将
「昨日もそうだったけど、序盤にブレイクを奪えず、バタバタしてしまうのが負けた原因だと思う。そこはすごくもったいなかった。でも、中盤から終盤にかけて、自分たちが連続ポイントを取れたのは成長できたところかなと。序盤で無駄な失点をなくすのと、今回も絶対勝ち切れるゲームだったと思うので、チームで点の取り方や、相手の対策などを見直していきたい。相手の展開が速いバレーだったので、自分たちもバタバタしてしまった。最後までうまく対応できなかったのが厳しかった。(新チームの雰囲気は)下級生が多いチームなので、波があるし、ゲームの出だしも様子を見ながらやってしまっている。ここは学年関係なく、自分がという思いを持っていってほしい。でも、そういった部分はまだ一人一人が雰囲気を作れていない。なので、4回生がしっかりやっていって、1回生や2回生が力を発揮できるようにしていきたい。プレーだけではなく、他の部分でも課題はまだまだ多いので、練習試合ができない中でも、練習から技術やメンタル面も含めて成長していければと思う」

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