◇2021年度セイバーオードリンCUP1回戦◇対同大◇6月25日◇兵庫県立総合体育館◇
[第1セット]関大25―21同大
[第2セット]関大21―25同大
[第3セット]関大18―25同大
[セットカウント]●関大1―2同大
春季リーグが中止となり、代替試合として行われた今大会。春季リーグ第1回戦に引き続き、またも同大と対戦する。第1セットを先取したものの、第2セット後半で大量失点を許し、セットカウント1―1の展開に。第3セットはうまく攻撃が決まらず、流れに乗り切れないまま試合終了。トーナメント戦1回戦敗退となった。

第1セット、試合開始後すぐ相手に2点を許してしまうも、南本一成(商4)の強烈なアタックが決まり、徐々に流れに乗っていく。その後も南本を中心に攻撃が決まるが、なかなか点差が開かない。

12―12の場面、文字直輝(商3)が乱れたトスを見事打ち切り、続く南本、藤井徹太(社4)を含む猛攻で6連続得点。大きく差が開いた。 その後点差を詰められることなく、岡田大雅(経3)のセンター攻撃で見事第1セットを先取した。


流れに乗った関大はそのままストレート勝ちを狙いたいところ。第2セットは藤井が先制するも、一進一退の攻防を繰り広げる。後半、相手に5点を許してしまい、追い上げることができず、そのまま第2セットを落としてしまう。


負ければ次がない第3セット。またも藤井が先制点を決めるが、相手に圧倒され失点が続く。序盤で点差が開いてしまい、そのまま試合は後半に差しかかる。金子玄(人2)が3連続で得点を決めるも、相手の勢いを抑えられず18―25で試合は幕を閉じた。


結果は1回戦敗退。試合後、多くの選手が悔しい表情を見せた。「2セット目以降になると心の余裕ができ、油断してしまった部分があった。」と田村幸大主将(総情4)。敗北をばねに、さらなる成長を遂げる田村男バレの逆襲はこれからだ。【文:小西菜夕/写真:石井咲羽】
▼田村主将
「1セット目は自分達の力を出せたと思ってたんですけど、2セット目以降になると心の余裕ができちゃって、油断してしまった部分がありました。自分達の悪い部分が出た試合だった。サーブで攻めようとチームで決めていたが、2セット目、3セット目に全然サーブで崩せなかったです。あと一つ、ブロックしたら相手がフェイントしてくるから、フェイントボールはしっかり拾おうということも決めていました。金子玄はチームの雰囲気が下がっていたときとかに声を出していたし、スパイクとかを決めていてくれていたので、いい活躍をしてくれていました。(次の大会に向けて)同志社ともう一度あたると思うので、次は同志社だろうがどこだろうが勝てるように頑張ります」
▼南本
「春リーグなくなったんで絶対に勝とうと思っていました。自分もチームも調子は悪くないし、攻撃もサーブも決まってたんで良かったんですけど、2セット目の最後にやっぱり決め切れへんかったんが、悔しいです。良かったのは1セット目で、自分がバックアタックを決めれたりしたところです。(次の大会に向けて)最上級生としてチーム全体をひっぱていくプレーができるようになっていかないといけないし、甘い部分があったと思うので、これからは詰めて練習していきたい」
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