◇第72回関西学生リーグ戦(決勝リーグ)第3戦◇対関学大◇11月9日◇関西大学たかつきアイスアリーナ
[第1P]関大0-0関学大
[第2P]関大1-3関学大
[第3P]関大0-1関学大
[試合終了]●関大1-4関学大
ラスト1秒、相手が関大のゴールネットを揺らした。点差は3点。直後、非情にも試合終了のブザーが鳴る。関大が17年間守ってきた王者の地位を失った瞬間だった。
3年連続関西では負けなしだった関大。春に行われた関関戦で敗北を喫するも、関カレでは関学大を下し、立て直しを図れたかと思われた。しかし今秋の予選リーグでは2―6と大差で敗北。今シーズンは1勝2敗と負け越しの状態でリーグ最終戦に臨んだ。
第1ピリオド(P)は両者無得点の状態が続く中、関大は相手の猛攻を受け、苦しい状態が続く。GK山北光稀(情3)がパックを手でキャッチし、ナイスセーブを見せるも、関大の反則によりキルプレー(数的不利な状況)の時間に。その間、相手にシュートを打ち込まれ続ける。しかし、壁際の攻防では粘り強くパックをキープ。またDF久田晴貴(社4)が好ディフェンスを見せ、無得点でキルプレーを終える。その後は自陣でのプレーが長く続いたが、第1Pを無得点で切り抜けた。しかし、シュート数は関大が4本。関学大が14本と関大の強みであるフォワードの攻撃が生かせないまま第2Pへ進んだ。


先制点がこの試合の鍵となる中、最初の得点を決めたのは関学大だった。第2P開始3分に相手のシュートが決まり、失点を許す。相手に流れをつかまれた関大は開始7分半にも再び失点。点差は2点になり、なんとか追いつきたいところだったが、残り9分半にキルプレーとなり、その間に再び得点を失う。0―3と点差が重くのしかかった。残り3分半に相手の反則によりパワープレー(数的有利な状況)の好機を迎える。FW4人体制で確実に点を狙い、何度もシュートを打ち込んだ。そしてキルプレー残り10秒でFW大石優斗(情2)がシュートを沈め、意地の1点を返した。

第3Pでは得点を決めた勢いのまま巻き返したいところだったが、相手の牙城を崩せず。ラスト1秒にはエンプティゴールを決められ、1-4で敗北を喫した。

王者関大が陥落した今試合。予選リーグ、決勝リーグ共に関学大に差をつけられ敗北を喫した。しかし、ここで止まるわけにいかない。リーグ戦は閉幕したが全日本予選、インカレとまだ試合は残っている。一戦必勝で次の試合へ。関大が長年かけて築いてきた実力はそう簡単にはなくならないはずだ。関大の復活劇はすでに始まっているに違いない。【文:湯浅あやか/写真:堀内鑑】
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