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◇第57回全日本大学駅伝対校選手権大会◇11月3日◇熱田神宮〜伊勢神宮

[最終結果] 16位 5:28.32
1区 平野圭人(環都3)
2区 谷村恒晟主将(安全4)
3区 芝秀介(政策4)
4区 秋山翔太朗(法4)
5区 岡村和真(情3)
6区 坂本亘生(理工学研究科1)
7区 高村瑛太(経2)
8区 糟谷源太(法2)

今年も熱田神宮から伊勢神宮を目指す大学日本一を決める駅伝が始まった。スローガンに「圧倒」を掲げ、タスキをつなぐ関大の選手たち。第7中継所で惜しくも繰上げとなりタスキが途絶えたものの、過去最高順位となる16位でフィニッシュした。

熱田神宮に鳴り響いた号砲と共に駆け出した平野。序盤様子を伺いながらレースが進み、平野も集団内で走る。しかし、8㌔地点付近で集団から離され19位でタスキをつないだ。

IMG_2311-200x133 【陸上競技】全日本大学駅伝は昨年を上回る16位に
△平野

平野からタスキを受け取ったのはエースの谷村主将。順位を押し上げたいところだったが、今年の2区は各大学の有力選手が揃う。区間18位の走りで全体順位をキープした。

3区に出走したのは芝。懸命に走るも、思うように前の選手を捉えることができない。それでも追い上げてくる札幌学院大に追いつかれることはなく順位をキープ。4区の秋山へとつないだ。

出雲駅伝でもチームの順位アップに貢献した秋山。全日本大学駅伝では4区を走り、ここでも順位をひとつあげる活躍を見せる。全体順位を18位とし、中間地点がある5区へとタスキをつないだ

IMG_2471-200x133 【陸上競技】全日本大学駅伝は昨年を上回る16位に
△秋山

5区に出走したのは岡村。今年の出雲駅伝では出場がなかったが、全日本大学駅伝では堂々の走りを披露。区間17位の走りでチーム順位を保ち、第5中継所に飛び込んだ。

岡村からタスキを受け取ったのは坂本。チーム唯一の大学院生ランナーとして安定感をもたらす。快調な走りで2人抜きを達成。16位まで順位を引き上げエース区間の7区へとタスキをつないだ。

IMG_2567-200x133 【陸上競技】全日本大学駅伝は昨年を上回る16位に
△坂本

各大学が勝負を仕掛ける7区。勝負の区間を任されたのは高村。関西インカレハーフマラソンを優勝するなど、ロードでの実績は十分の選手だ。しかし、先頭を走る駒大との差が徐々に広がり苦しい展開に。第7中継所通過時間差が15分を過ぎてしまい無念の繰り上げスタートとなった。

紫紺のタスキが途切れてしまう展開となったが、8区の糟谷が立て直しを図る。繰り上げスタートのため複数校が一斉に走り出すイレギュラーな展開となったが、これに動じず歩を進めた。最後まで全力で走り切り伊勢神宮へ飛び込む。最終順位は16位で大会を終えた。

IMG_2808-200x133 【陸上競技】全日本大学駅伝は昨年を上回る16位に
△糟谷

全国の舞台に立ち、互角に戦った関大。谷村主将のもと、着実に力をつけ全国の舞台で躍進した。トラックでは関西インカレ男子総合3連覇を達成するなどその名を轟かせている。ロードでも関西を超え、全国でのさらなる活躍を期待したい。【文:井原郷志/写真:井原郷志、関学スポーツ編集部提供】

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