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◇第72回関西学生リーグ戦(決勝リーグ)第1戦◇対同大◇10月25日◇関西大学たかつきアイスアリーナ

2週間前に行われた関学大戦で無念の敗北を喫し、予選2位通過となった関大。決勝リーグ初戦では予選3位の同大と対戦した。1試合も落とせない決勝リーグ。FW高橋寛騎主将(法4)の先制点から流れをつかみ5得点を挙げる。第3ピリオド(P)では失点したものの、快勝を収めた。

負けられない1戦の先制点を決めたのは関大だった。DF久田晴貴(社4)とFW岸上樂(情4)のアシストでFW高橋寛主将が相手GKのはじいたパックを押し込み、得点。4年生3人で最初の1点をもぎ取った。

IMG_05972-200x133 【アイスホッケー】決勝リーグ初戦で同大を下し、1勝目!
△FW高橋寛主将

開始8分半にはFW林勇成(情2)が抜け出し、シュートを狙うも惜しくも決まらない。その直後にはパワープレー(数的有利な状況)に。FW高橋柊伍(人3)にパスが通り、真正面からシュートするも入らず。ここでは追加点とはならなかった。しかし、残り5分にFW髙柊太(情1)がFW嶋野広瑛(文1)のアシストにより得点を挙げる。残り3分には、ゴール1歩手前まで迫られる場面もあったが、リードを保ったまま2-0で第2Pへ。

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△FW髙

第2Pは、得点機会が多く訪れる。開始2分半にパワープレーの時間に。しかし、関大の反則もあり直後にキルプレー(数的不利な状況)となる。しかし相手を寄せ付けず、ゴールを守り切った。第2P後半にはパワープレーの時間が3度訪れる。1回目の間にFW高橋寛主将がゴール左前からこの日2本目となるシュートを沈めた。勢いに乗った関大は、1分半後にもFW成田憲央(商3)のアシストによりDF宇藤旦陽(あさひ=情1)が得点。その後は追加点は決めれなかったが、GK山北光稀(情4)がナイスセーブを見せ、4-0でリードを広げた。

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△DF宇藤

第3Pは、第2Pの反則が引き続き、パワープレーから始まった。攻勢を強めた関大だったが得点とはならず。FW嶋野、FW林が連続でシュートを狙うも相手GKに阻まれた。その2分後には関大ゴール前での攻防が繰り広げられるも、無失点で切り抜ける。開始7分半にはFW相馬嵩士(しゅうと=社3)がシュートを決め、得点。その後2点を失うも、リードを保ったまま同大を下した。

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△FW相馬

決勝リーグ初戦を白星で終えた関大。次戦は立命大との対戦だ。関西王者まであと2つ。負けられない関大は一戦必勝で戦い抜く。【文:湯浅あやか/写真:中吉由奈】

▼FW高橋寛主将
「(今日の試合を振り返って)チームではリズムがつかめなくて、自分たちの時間ではないことが多かったので、次の試合は終始自分たちのペースでできるようにしていきたいです。個人では2点を決めることができて。昨シーズンではあの場面で点を決めることが多かったので、自分の得意な形で点を取れたと思います。(予選2位通過で挑んだ決勝リーグについて)練習もやっぱりみんな気合と気持ちが入っていて。体も気持ちもみんな準備できたと思うので、今日の試合では2失点してしまったんですけど、勝てた気がします。(セットの変更もあった今試合の良かったところ)ディフェンスの攻撃参加が特に良かったと思います。フォワードの守りの意識とディフェンスの攻めへの意識を課題とするためのそのセット変更でした。なので今日のディフェンスの攻撃参加がとても良かったので、フォワードの守りをレベルアップしていきたいと思います。(立命大戦への意気込み)簡単にパックをロストしてしまうシーンがあったので、パックをロストせずに、自分たちがパック持ってずっと攻撃している時間にして、圧倒して勝ちたいです」

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