◇RIGAVILCUP2025関西大学連盟秋季リーグ戦◇対びわこ大◇10月19日◇近畿大学記念会館
[第1セット]関大25-20びわこ大
[第2セット]関大25-19びわこ大
[第3セット]関大22-25びわこ大
[第4セット]関大25-16びわこ大
[試合終了]○関大3ー1びわこ大
秋季リーグ戦最終戦はびわこ大と対戦。この試合に勝利すれば、リーグ3位が確定する勝負の一戦だ。第1セットは序盤からリードを許す展開に。しかし、4連続得点で追いつくと、直後に5連続得点で相手を突き放す。第1セットを奪取すると、そのままの勢いで第2セットも獲得。ストレートで取り切りたいところだったが、第3セットを中盤に逆転され、献上する。それでも第4セットは大差で奪い、勝利。2年連続となるリーグ3位に輝いた。
第1セットは開始から相手に5連続得点を許す。相手の流れになると思われたが、冷静なプレーで着実に得点を重ねた。9-13からは、山本大稀(経4)を中心に3連続得点。1点差まで詰め寄り、相手はタイムアウトを要求した。それでも関大の勢いは止まらない。小山海皇(みこと=人2)がサイドアウトを奪い、同点に追いつくと、その後も5連続で得点し一気に相手を突き放す。そのままの勢いで25点目を奪い、第1セットを先取した。


第2セットは中島康介(文4)の速攻を皮切りに3連続得点。リードを奪い、試合を優位に進める。4-3からは小山のアタック、永澤諒(人1)の速攻などでブレイク。しかし中盤に点差を詰められ、関大はタイムアウトを要求する。タイムアウト明けはリベロ・池田幸紀(商3)と山本がつないだボールをエース・小山が決め切り流れを引き寄せた。最後は永澤が速攻を決め2連続得点。25-19で第2セットを奪った。

第3セットも関大ペースで試合を進める。森歩夢(政策3)や小山のアタック、中島の速攻など様々なところから攻撃を仕掛けた。7-7では井上桜佑(人4)が相手の隙をつくツーアタックで得点し、会場を盛り上げる。レシーブを乱された場面でもリベロ・池田、山本、森で粘り強くボールをつないだ。しかし、17-15から相手にブレイクされ、逆転を許す。追いつく場面もあったが、このセットを落とした。

第4セット序盤では一進一退の攻防が続く。しかし、8-9で永澤のブロックポイントから5連続得点。その後は関大のペースに。交代で入った柳侑太(情1)が2本連続でブロックを決め、会場を盛り上げる。20-15からは小山のアタック、永澤のブロック、相手のミスで4連続得点。そのままの勢いで第4セットを奪う。最終戦を勝利で飾り、リーグ3位となった。

秋季リーグ戦・上位リーグでは3勝2敗で終了。小山はベストスコアラー賞を受賞する。エースとしてチームを勝利に導いた。チーム全員で戦い抜き、2年連続となるリーグ3位に輝く。関カレ、そして全カレへ。関大らしいプレーで上位を目指す。【文:速水咲良/写真:森奈津子】
▼池田
「(今日の試合を振り返って)出だしからみんなが勝つことを意識して、いい流れで試合を進められたと思います。(リーグ全体を振り返って)前半戦は春季リーグ戦で自分たちよりも順位が低かった相手に負けてしまったりと、なかなかリズムを作ることができませんでした。他のチームに比べて、夏で練習した成果が関大はあまり出なかったなと感じる秋リーグで。最後はみんなが意地になって戦い抜けて3位になれたので良かったです。(レシーブについて)あまり変わらなかったかな。春リーグの勢いのまま戦ったという感じで。成長を見せることができなかったかなと思います。(関大の強みは)やりたいバレーがはっきりしていて、海皇(みこと=小山)で決め切るという明確なことを秋もできたので良かったです。(次戦に向けて)次の藤原慎一杯は新チームのメンバーで行くので、しっかり勝ちたいです。関カレは優勝を目指して、全カレにつなげる試合にしたいと思います」
▼永澤
「(今日の試合を振り返って)エースである海皇さんやサイドの人たちが決めてくれていたので、僕も1枚ブロックで決めやすい試合運びになっていたかなと思います。(リーグ全体を振り返って)春に比べて自分がサーブで狙われることが多くなって、自分で決めないとという責任感であったり、弱気になってしまうこともありました。個人としては後悔が残っています。(次戦に向けて)次の試合は新チームで挑むので、4年生が抜けて1年生が多く入ることになります。その中で僕は試合に出ている期間が長く、安定してプレーしないと他の人も不安になってしまうので、率先して自分から動きたいと思います」
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