Loading Now
×

◇令和7年度関西六大学連盟秋季リーグ戦第4節◇対同大2回戦◇10月2日◇大阪シティ信用金庫スタジアム

関 大 000 100 000=1
同 大 300 110 11X=7

(関)山﨑、下田、田中、畔田-鈴木、畠中
(同)谷本-遠藤

1(遊)福榮
2(右)齊藤光
3(中)佐竹
4(指)山﨑
5(一)清水蓮
6(三)佐々木
7(二)森田
8(捕)鈴木
9(左)宮下
先発 山﨑

今季ここまで3勝3敗1分の関大準硬。1つでも多く白星をつかむべく、対同大2回戦に挑んだ。しかし、初回に3点を献上すると、中盤以降はほぼ毎イニング得点を許す展開に。清水蓮太(法3)の左適時打で1点を返したものの、逆転することはできず。投打で力の差を見せつけられ、悔しい連敗を喫した。

IMG_8705-200x133 【準硬式野球】投打で力及ばず連敗
△試合前の様子

先攻の関大は2死から佐竹俊哉主将(情3)が右安打で出塁。盗塁で得点圏に進むが、後続が倒る。先制点とはならなかった。その裏、先発のマウンドに上がったのは山﨑大輔(商3)。先頭打者にストレートの四球を許し、安打で1死一、二塁のピンチに。相手4番打者に左適時二塁打を打たれ、先制点を与えてしまう。そこから相手のペースにのまれ、さらに2点を献上。初回から3点を失う苦しい立ち上がりとなった。

IMG_8851-200x133 【準硬式野球】投打で力及ばず連敗
△山﨑

反撃したい打線だが、なかなか攻略の糸口を見いだせない。しかし、4回には先頭の齊藤光星(情2)が左安打で口火を切る。佐竹主将が初球で犠打を決め、1死二塁のチャンスに。2死となった後、打席に立つのは今季絶好調の清水蓮。3球目を左方向に運び、待望のチーム初得点を挙げる。1点を返し、ベンチも歓声に包まれた。

IMG_9076-200x133 【準硬式野球】投打で力及ばず連敗
△齊藤光
IMG_9056-200x133 【準硬式野球】投打で力及ばず連敗
△清水蓮

しかしその裏、3回から登板した2番手・下田弘太(情2)が1点を失う。さらに5回には死球から走者を進められ、再び相手4番に適時打を打たれてしまった。ここで3番手・田中大夢(シス理2)がマウンドへ。1死一、二塁とピンチの場面だったが、わずか2球で併殺打に打ち取る。これ以上の得点は許さなかった。6回には四球などで1死満塁のピンチを招くが、ここは二直に抑え、二塁走者を刺殺。二塁手・森田大成(経1)の好守も光り、無失点で切り抜けた。

IMG_58852-1-200x133 【準硬式野球】投打で力及ばず連敗
△森田

7回には1点を失い、8回からは前日に先発した畔田丈(情1)が登板。ところが1点を献上し、1-7とコールド負けのピンチに。それでも後続を遊直に抑えた。1点でも返したい打線だったが、試合後半はほとんど走者を出せず。力の差を見せつけられ、連敗を喫した。

秋季リーグ戦も残すところあと1節。1週間の空き週を挟み、関関戦を迎える。「泥くさくやって何が何でも勝つ」と佐竹主将。負けられない戦いへ闘志を燃やし、勝利への道を突き進む。【文:中吉由奈/写真:水井陽菜】

▼佐竹主将
「(これまでの8戦を振り返って)リーグ戦が始まる前と比べたら、うまくいかないことの方が断然多くて。でも内野手が一生懸命頑張ってくれて、なんとかなっている部分もあると思います。日に日に回っているなと思うし、バッティングも最初の頃に比べたら打てるようになったので。成長する分は成長しているんですけど、課題の部分が一向に直らないので、いいところと悪いところの差がはっきりしていて、それで負けているかなと思います。(最終節までに重点的に強化したい部分は)1週間空く分、練習する時間も増えるので、8試合で出た課題をつぶししたいです。特にピッチャーとキャッチャーのバント処理や盗塁の送球とかさえつぶしたら何とかなると思うので。そういうところを意識してやっていきたいです。(最終節に向けて)勝つしかないので、泥くさくやって何が何でも勝ちます」

コメントを送信