◇第49回総理大臣杯全日本大学トーナメント◇2回戦◇対桐蔭大◇9月5日◇いわぎんスタジアムB
【前半】関大1-1桐蔭大
【後半】関大3-0桐蔭大
【試合終了】関大4-1桐蔭大
スターティングメンバー
GK山田和
DF桑原、大西、松名、藤谷
MF真田蓮、宮川、三木仁、北村
FW淺田、堀
総理大臣杯全日本大学トーナメント(総理大臣杯)2回戦の相手は桐蔭大。序盤から関大が流れをつかむと、前半24分にFW淺田彗潤(はうる=人4)のゴールで先制に成功する。しかし、同30分にコーナーキック(CK)から失点し、同点で試合を折り返した。後半は関大のゴールラッシュに。同21、23分にMF三木仁太(政策4)とMF真田蓮司(法3)が、立て続けにゴールを決める。同37分には、MF真田蓮がダメ押しの4点目を決め勝負あり。2試合連続の4ゴールで快勝を収め、準々決勝進出を果たした。

試合直前に強い雨が降り、ピッチには水たまりが見られる場所も。ポゼッションに苦しむかと思われた関大だが、序盤から高い位置でボールを保持する。前半3分、FW淺田がハイプレスからボールを奪い、そのままドリブルで運びファーストシュート。積極的にゴールを狙うと、その後はMF真田蓮とDF桑原航太(社3)を軸に、右サイドからクロスを供給しゴールを狙う。同20分、右サイドでボールを持ったMF真田蓮からテンポ良くパスを回し、中央を突破。最後はFW淺田が抜け出すも、相手DFにクリアされてしまう。しかし、攻撃の手を緩めずゴールを狙い続けると、同24分にチャンスが。今度は左サイドから細かいパスをつなぐと、DF藤谷温大(あつと=人1)が浮き玉のパスを供給。FW淺田がゴールに流し込み、待望の先制点を奪った。けがから復帰したエースの得点で、強敵相手にリードを奪う。

しかし先制点を奪った後は相手のペースに。同30分、CKを頭で合わせられ、同点に追いつかれる。その後もボールを保持される時間が続いたが、DF陣の集中は切れず決定機を作らせない。1-1で試合を折り返した。
迎えた後半は序盤からピンチが続く。フリーキック、ロングスローと立て続けにセットプレーを献上。だが、ここも集中した守りでゴールを割らせない。関大はMF真田蓮らを中心に細かいパスで局面を打開し、相手ゴールへと迫る。徐々に得点の匂いがし出すと、迎えた同21分。CKのクリアボールをMF三木仁が拾うと、MF兎澤玲大(れお=法2)とのワンツーで一気にゴール前へ。冷静にゴールへと流し込み、勝ち越し弾を挙げる。また2分後には、MF宮川大輝(文2)の技ありクロスを、MF真田蓮がコースをついたシュートでゴールネットを揺らした。


立て続けに2得点を奪った関大は、その後もしっかりとボールを保持し、好機を伺いながら時間を使う。すると同37分に、DF桑原のクロスをMF真田蓮が頭でたたき込み、試合を決定づける4点目を獲得。その後、前日に招集されたFW谷遥翔(経3)がTOPチームデビューを果たす。投入直後には、ドリブルで駆け上がりニアサイドにパワーのあるシュートを打つなど、積極的なシーンを見せた。点差が開いた後も抜け目のない守備で、後半の失点を0に抑えた関大。快勝を収め、準々決勝へと駒を進めた。

2試合連続の4ゴールで快勝を収め、ベスト8入りを決めた関大。次戦はベスト4入りを懸け、昨年の総理大臣杯とインカレで準優勝果たした新医大と対戦する。全国制覇まであと3つ。まずは準決勝進出に向け、チーム一丸で戦い抜く。【文/写真:岩口奎心、上田峻輔】
▼MF真田蓮
「雨の中で難しい試合だったが、いつもは決め切れないところを今日は決めきれて、すごくいい試合だった。(雨の対策は)最初はバックパスをせずに、とにかく前で攻撃をしようと話をしていた。後半は水溜まりも落ち着いて、ボールを回せる時間が多くなったので、関大らしさが出せたと思う。(自身1点目について)トップ下にポジションが変わり、よりゴールに近い位置でプレーするようになった。とにかくゴールを決めたいなと思っていたので、大輝(=MF宮川)が持った時にクロスが来ると思った。ドンピシャのクロスをあげてくれたので、シュートを打ったら入った。(ゴール後は激しく喜んだ)1点差だと相手もまだやれる時間帯だった。そこで立て続けにゴールを決めれたことはすごくチームとしても大きかったと思う。そういうゴールを決めれて良かった。(2点リードの中で自身の2点目を狙いに行った)岩さん(=岩切浩二コーチ)も引くのではなく、ゴールを目指してやるように言っていた。チームも引くのではなく、ボールを持ってゴールに向かう姿勢だった。あとは桑原(=DF桑原)がクロスをあげるとき、絶対中に入ろうと話をしていた。そこにドンピシャでクロスが来た。(トップ下とサイド、どちらがいいか)トップ下の方かな。自分の特徴でもあるターンを出しやすい。サイドハーフは球際のところで出力を出す部分があるので、あまり得意な部分ではない。トップ下の方が自分のプレースタイル的には合っていると思う。(総理大臣杯が始まる前までについて)ここ最近少し調子が良くなくて。別にあまり気にしてはいなかったが、うまくいかない時が続いた。自分は相手が強い方が結構やれるタイプなので、今日は気にせずいつも通りのプレーができた。いつも気持ちは入れてるつもり(笑)ただ今日は特に全国大会で、関東相手に勝てていなかったので、いつも以上に気持ちが入っていた。(関東相手に勝利し、感じたこと)関東の力強さや速さを関大は苦手としていて、毎年関東の迫力に圧倒されることが多かった。自分たちも常に球際に行くようにやっていたので、そこを今日はしっかりと戦うことができていた。足元だと自分たちは負けると思っていないので、そこで圧倒できた。(次戦も強豪・新医大)個人としては、今日のように得点を取ってチームが勝つことが一番。チームのために走って、得点を決めれたらいいかなと思う」
▼FW谷
「(メンバーに入った心境)一応登録メンバーには入っていたから、大阪にいた時も準備はしていた。いざ呼ばれてより一層やってやろうという気持ちが生まれた。(ピッチで感じたこと)普段はみんなを見ている側だが、実際に試合に出て見ている時よりも気持ちが強いなと感じた。(得点のチャンスがあった)あれを決め切れないかという悔しさ結構ある。(次戦への意気込み)今日は決め切れなかったので、次こそは試合に出ることができたら、点を取ってチームを勝たせたい」
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