◇2025年度関西学生秋季リーグ戦開幕戦◇8月30日◇対同大◇びわこ成蹊スポーツ大学
[前半終了]関大16-13同大
[後半終了]関大11-15同大
[試合終了]関大27-28同大
怒涛(どとう)の西カレから2週間がたち、秋季リーグ戦が開幕した。全日本の切符をつかむべく、挑んだ初戦は同大と対戦。インカレ出場権を争う相手でもあったため、白星が欲しかったがあと一歩届かず。敗北を喫し、次戦の近大戦での勝利が必須となった。
前半は相手ボールでスタート。開始早々シュートを放たれたが、池田真心都(法3)が正面で止める。次の攻撃ターンでは得点することができなかったものの、相手のターンで上川華奈(商4)が相手のパスミスをしたボールを取り、矢野真尋(人2)へ。倒れ込みながらも決め、春季リーグ戦で得点王の実力を見せた。またその30秒後にも相手のパスミスから一気に攻め込み、森野瑠奈(商1)のアシストから向理緒(人1)がネットを揺らす。課題である立ち上がりの悪さを感じさせないスタートを切った。しかし、前半4分半に7㍍スローを与え、失点したあたりから攻守の歯車がかみ合わなくなる。右サイドからの攻撃を防げなかったり、反則でターンオーバーしたりし、逆転された。流れを変えるべく、関大にターンが回ってきた時はゆっくりパス回しし、速くなっていたテンポを落ち着かせる。また、男子の応援が加わり、会場は関大ムードに。同11分半に上川のシュートで同点に追いつくと、同14分に向が2連続で得点を挙げ、流れを一気に引き寄せた。相手はたまらずタイムアウトを要求する。再開後は流れが一変。立て続けに3連続失点で同点に追いつかれ、同23分には7㍍スローを与えた。これを髙木茉美(文1)が止めると、徐々に流れを取り戻す。矢野のゴールの枠近くを狙ったシュートや、小田真子(法4)と小嶋彩華主将(商4)のポストシュートで得点。このまま点差を広げたい関大は、残り1分でタイムアウトを取ると、再開後に小嶋主将がさらに1点を追加する。最後は池田が相手のシュートをブロックし、3点リードで後半へ折り返した。


関大ボールで始まった後半は、ゆったりとしたパス回しで相手の様子をうかがう。後半2分に北川結生(法2)のロングシュートや、上川のポストシュートなどで得点。しかし、以降はマークをされシュートを放つ前に止められてしまう。また、守備の間をかいくぐられ得点を落とし、点差を縮められた。流れを変えたい関大はタイムアウトを取るも、相手ムードのまま進行。同12分に7㍍スローで得点を献上すると、その後反則でターンオーバー。一気に攻められ、連続失点を許した。マークが薄い右サイドからボールをネットに収めたり、相手のロングシュートを読みブロックしたりなど健闘する。得点を取っては取られる展開が続き、残り30秒時点で27-27。攻撃ターンで関大はタイムアウトを取った。30秒をじっくり使って1点を重ねたいところ。パスを回し好機をうかがっていた時、一瞬の隙で相手にボールを奪われた。そのままゴールをされ、会場からは悲痛な声がもれる。それでも選手たちの目には闘志が宿っていた。北川がボールをつかむと、ゴールネットに向け勢いよくシュートする。しかしボールは相手GKの手ではね返され、試合終了。一瞬の隙が命取りとなった。


負けられない一戦で惜敗した関大。第2戦の近大もインカレ出場権を巡って争っており、全国への切符を得るには絶対に負けられない戦いとなる。関大ハンドボール部女子の戦いは、まだ終わらせない。【文:西村果凜/写真:吉野日菜多】
▼小嶋主将
「(試合全体を振り返って)前半は関大のペースで進めることができていましたが、後半は相手の勢いに押されてしまいました。点差が縮まった場面で全員が強気に攻め切れなかったことが、1点差につながってしまったと思います。(前半を振り返って)普段は出だしが悪いことが多いですが、今回は立ち上がりから関大のリズムをつくることができました。ディフェンスも、失点の多くは逆速攻によるもので、遅攻に対してはしっかり守れていたと思います。(後半を振り返って)試合展開は追われる形となり、相手の勢いに押されました。点差が縮まった時に全員が強気に攻められなかったことが後半の課題です。弱気になった隙を相手に突かれ、最後は1点差で敗れる結果となってしまいました。(相手に7㍍スローを多く与えてしまった原因は)相手の逆速攻を挟みきれなかったり、フリースローにし切れなかったために7㍍スローをとられる場面が何度かありました。(次戦への意気込み)明日はインカレ出場権を取るためにも大事な一戦となります。全員で最後まで戦い抜き、必ず勝ちます」
コメントを送信