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◇ 第44回全日本大学王座決定戦1回戦◇対山学大◇7月10日◇立命館OICフィールド

[第1Q]関大1ー5山学大
[第2Q]関大0ー1山学大
[第3Q]関大0ー1山学大
[第4Q]関大0ー3山学大
[試合終了]関大1ー10山学大

関西第4代表として臨んだ全日本大学王座決定戦(王座)。初戦は東の強豪・山学大と対戦した。格上相手にどこまで粘れるかが問われた今試合。そんな中始まった第1クオーター(Q)は予想を覆すスタートとなる。開始5分でペナルティーコーナー(PC)を奪うと、FB和田陽向主将(人4)がフリックシュート。リバウンドボールとなり、ゴール前へ詰めていたMF川﨑陽奈太(経3)が流し込み、先制点を獲得した。優勝候補の一角を相手に、関大が先制。スタンドからもどよめきが上がった。しかし、その後は自力の差を見せつけられる展開に。相手の猛攻を止められず10点を献上し、王座は初戦敗退となった。

灼熱の日差しが照りつける中、関大のセンターパスで第1Qが開始。序盤からFB高木裕翔(経2)とMF川﨑が右サイドを駆け上がる。ボールを奪われてもすぐさまFW眞田晄希(商1)やMF小田切涼太(経3)が取り返し、高いポゼッション率を維持。強敵相手に優位に試合を進める。すると同5分、FB和田主将のスクープがFW中川光(経4)へ。このパスがつながると、さらにPCを獲得する。序盤から理想的な展開で絶好機を演出。決め切りたい関大はFB和田主将が迷いなくフリックを打ち込む。1度は相手にはじかれたものの、「来ると思っていた」とMF川﨑。前へ詰めていた事が功を奏し、ゴールへ押し込む。全国の舞台で刻まれたゴールは、歓喜の先制点となった。しかし、ここからは相手の猛攻を受ける。3分後に左右を広く使った攻撃で同点弾を浴びると、同10分にはロングボールからタッチシュートを決められ早くも逆転。さらにゴール前の混戦から押し込まれ離されると、巧みなドリブルシュートとリバースショットで5点を奪われる。先制したのも束の間、4点ビハインドで第1Qを終えた。

IMG_2188-200x133 【ホッケー男子】先制するも猛攻浴び王座初戦敗退
△FB和田主将(左)とMF川﨑

第2Qは、FB和田主将のスクープを起点に、攻撃を展開。ロングボールからFW眞田、MF五十棲智輝(社3)がドリブルで切り込む。同2分に左サイドを抜け出したFW中川光がセットプレーを獲得。しかし、シュートまでつなげられない。同4分には、MF中川樹(商3)が粘り強い守備から攻撃を組み立てる。だが、決定機を見いだせないまま今度はピンチに。同5分にリバースショットを打ち込まれるも、GK髙瀬悠貴(はるき=人2)がブロック。その後も自陣付近の攻防が続くと、PCを与えてしまう。だが、全員で守り抜き、最後はFB和田主将がクリア。この場面は難を逃れたものの、苦しい時間は終わらない。防戦一方となるも、FB佐藤彰斗(法1)、FB和田主将、MF中川樹を中心に耐え続ける。何度もピンチを守り抜くが、同11分にリバウンドシュートを決められ失点。5点差となってしまう。それでもFB和田主将のスクープからFW眞田が抜け出し、サークル内へ。このQ最後のチャンスとなったが、シュートコースは阻まれ得点とはならなかった。

IMG_2544-200x133 【ホッケー男子】先制するも猛攻浴び王座初戦敗退
△MF中川樹

コートチェンジを挟んだ第3Qは、セットプレーから好機を作る。FB和田主将からサークル内のFB高木へパスを送るも、反則に。続けてMF川﨑が高い位置でパスカットに成功し、MF五十棲へつなぐも、相手の固い守りを崩せなかった。すると同7分、自陣付近での攻防からPCを献上。この場面は、FB村田蒼生(社3)が得意のブロックでゴールを割らせない。続くPCはGK髙瀬が足でセーブし、失点を与えなかった。さらにピンチは続くも、MF中川樹の懸命な守備も光り、守り抜く。このまま無失点で終えるかと思われたが、第3Q残り1分でPCを献上。右端へ決められ、7点目を奪われた。

IMG_2445-200x133 【ホッケー男子】先制するも猛攻浴び王座初戦敗退
△GK髙瀬(左)とFB村田

最終Qは、MF中川樹を起点に攻撃を組み立てる。同5分にパスがつながり、中央からFB和田主将がゴール前へ鋭いパスを供給。このパスがPC獲得につながり、第1Q以来の好機を迎える。ここでもシューターはFB和田主将。意地の1本に期待が高まる中打ち込んだフリックは、強烈なシュートとなるも、大きくはじかれてしまった。この1本以降は好機を作り出せず。最後は力尽き、連続失点で1-10と大敗を喫した。

IMG_2480-200x133 【ホッケー男子】先制するも猛攻浴び王座初戦敗退
△FB和田主将

全国の舞台で先制点を奪ったものの、圧倒的な力の差を見せつけられた関大。この悔しさを胸に、夏の強化練習へ。ラストシーズンは、秋季リーグ戦5位とインカレベスト8の目標達成を目指す。たくましくなった姿で、有終の美を飾ってみせる。【文/写真:櫻田真宙】

▼FB和田主将
「(どのような心境で試合に臨んだか)相手はやはり強いので、守って点を取られるよりも、攻めて1点を取りにいく方が面白いゲームができると思って、攻める意識で試合に入りました。また、個人的には山学大に後輩や同級生で知っている子が多いので楽しみでした。自分自身は最後の王座なので、楽しみながらホッケーができればいいかなと。(第1Qには自身のフリックが先制点につながった)まさか先制できるとは思っていなかったです。ただ、入りも悪くなかったし、関東のチームは自分のスクープの距離感が分かっていないと思っていたので、そこは全然狙えるなと思っていて。先制できてうれしかったです。(試合全体を振り返って)優勝候補の1つである山学大とホッケーができることはいい経験だったと思います。試合では、パスの基礎レベルをはじめ、全ての基礎レベルが相手は高かったので完敗でした。(秋季リーグ戦やインカレに向けて)秋季リーグ戦は、また5位を目指したいと思います。インカレに関しては一番大きな大会なので、目標のベスト8を目指せるようにしたいです。組み合わせ次第ではあるんですけれど、運も引き寄せて、学生生活のホッケーが充実して良かったなと思うような試合運びをしていきたいと思います」

▼ MF川﨑
「(先制ゴールを決めた)来ると思って、詰めていたので良かったです。(得点が入った瞬間の心境は)めっちゃうれしかったです。(試合全体を振り返って)自分たちと相手の力の差を実感した試合になりました。(秋季リーグ戦やインカレに向けて)次は全国の舞台で勝てるように、夏休み頑張ります」

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