◇第94回日本学生対校選手権大会４日目◇６月８日◇岡山県総合グラウンド陸上競技場

［男子砲丸投 決勝］
18位 須田    14㍍20

［男子200㍍ 準決勝］
３組３着 山田　21.04

［男子800㍍ 決勝］
６着 萬野　1:48.75
８着 森玉    1:49.57

４日間行われた日本学生対校選手権大会（日本インカレ）も最終日を迎えた。４日目は２種目で決勝が行われた。

男子砲丸投決勝に出場した須田旺来（文２）。「まさか出られると思っていなかった」と話す夢の舞台で躍動した。３回の試技で毎回記録を更新する投擲を見せる。しかし、３回目にマークした14㍍20の記録はトップ８圏外に。惜しくも４回目以降の試技に進むことはできなかった。

男子200㍍準決勝に進出した山田雄大（経４）。大会３日目に行われた予選を突破し、調子を上げてきた。スタートを決め、カーブで加速する。９人が横並びとなり最後の直線へと突入した。懸命な走りを見せたが、惜しくも３着。３着以下記録上位２名の決勝進出条件も満たせず準決勝敗退となった。

本大会の関大勢最後のレースとなった男子800㍍決勝。予選・準決勝を勝ち抜いた萬野七樹（社２）と森玉鳳雅（社３）が出場した。スタート直後から早いペースで進行したこのレース。400㍍地点は萬野が先頭で通過する。残り１周の鐘が鳴り、一気に集団のスピードが上がった。何とか食らいつく２選手だったが、600㍍地点で先頭集団から離される形に。萬野が６位、森玉が８位でレースを終えた。

多くの選手が入賞した今年の日本インカレ。関大の名を全国の舞台で轟かすことができたと言えるだろう。しかし、同時に全国のレベルの高さを痛感する大会でもあった。関カレを３連覇するなど関西では圧倒的な実力を示す関大だが、全国の舞台にはさらなる強敵が待ち構えている。関西を超えて全国へ。次なるレベルアップに期待がかかる。【文：井原郷志／写真：森奈津子、井原郷志】