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◇第69回関西学生選手権大会◇グリーンアリーナ神戸◇6月1日

【団体戦】

[男子]
(団体決勝トーナメント1回戦)
〇関大A17中(全20射)
〇関大B13中(全20射)-8中(全10射)-5中(全5射)

(団体決勝トーナメント2回戦)
○関大A18中(全20射)-10中(全10射)
●関大B13中(全20射)→ベスト8

(団体決勝トーナメント準決勝)
○関大A19中(全20射)

(団体決勝トーナメント決勝)
○関大A16中(全20射)
→優勝

[女子]
(団体決勝トーナメント1回戦)
○関大A11中(全16射)
●関大B8中(全16射)-5中(全8射)-0中(全4射)
→ベスト16

(団体決勝トーナメント2回戦)
○関大A11中(全16射)

(団体決勝トーナメント準決勝)
●関大A9中(全16射)

(団体決勝トーナメント3位決定戦)
○関大A10中(全16射)
→3位入賞

【個人戦】
[男子]
福岡 3位入賞
西口 6位入賞
謙 9位入賞
伊東 10位入賞

[女子]
村上 7位入賞

2日間にかけて行われた関西学生選手権大会(関選)で男子団体が19年振りに頂点に立った。女子団体も3位入賞を果たす。さらに、個人戦でも多くの入賞者を輩出し、関大の強さを見せつけた。

先に行われたのは、女子団体の決勝トーナメント。Aチームは、小田桐朱璃女子主将(商4)、鈴木聖菜(経3)、須川心暖(こはる=文2)、山口侑香(社3)で構成された。1、2回戦を共に11中と安定した行射で勝ち上がる。しかし、続けて臨んだ準決勝では的中数を伸ばすことが出来ず、9中に。佛教大Cに敗れ、3位決定戦に進んだ。「落ち着いて勝ち切ろうと話しました」と小田桐女子主将。気を引き締め直し3位決定戦に臨む。有言実行で京工繊Aを相手に白星を挙げ、表彰台入りを果たした。

IMG_1820-200x133 【弓道】関選の全種目で好成績を収める!
△女子Aチーム

村上叶和(社1)、吉田凛音(社2)、廣谷萌音(経2)、岡田湖雪(法4)からなるCチーム。なかなか的中が振るわず、計8中に。相手と同中となり、競射に臨む。ここでは、8射5中と好的中となったが、またもや相手と同じ的中数で一本競射へ。しかし及ばず、決勝トーナメント1回戦で姿を消す。Cチームはベスト16で幕を閉じた。

続いて行われた男子団体。Aチームは宮川匠吾(経2)、藤村尚澄(シス理3)、多湖伝我(経4)、畠山拓真(商2)、西口桜桃明(おとあ=環都3)で構成される。全体で2位の的中数で予選を突破したが、1回戦から1位の的中数で予選突破の近大Aと対戦。緊張感に包まれた射場で宮川、藤村が皆中を記録する。チームは17中で2回戦進出を決めた。続く試合でも強さを見せつける。関学大Aとの戦いで、ともに20射18中をあて同中競射へ。全ての矢を的に収め、10射10中を達成する。準決勝でも20射19中と高い的中率を誇った。そのままの勢いで決勝も勝ち切り、19年振りとなる優勝。関西制覇を成し遂げた。

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△男子Aチーム

Bチームは福永凌佑(社2)、伊東響(人1)、小林勇太(文4)、吉村匡由(人3)、清水葉万(環都3)。1回戦で計13中となると、同中競射に進んだ。ここでも同じ的中数になり、試合は一本競射へ。一本競射では全員が矢を的に収め、勝負強さを見せた。2回戦は強敵・立命大Aと対戦。小林が皆中したが、わずかに及ばず敗退。ベスト8となった。

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△小林

最後に行われた個人決勝。事前に行われた予選は、6射5中以上が通過の条件だ。女子は3名、男子は7名が決勝に出場した。遠近競射まで進み、女子は、村上が7位入賞。男子は福岡亮汰(シス理3)が3位、西口が6位、謙伊織(シス理4)が9位、伊東が10位に。数多くの入賞者を出した。

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△個人入賞を果たした選手たち

優勝校として最後に多湖が納射に参加。「納射自体が初めてだったので、動きの方が緊張して手汗が出ました」。言葉とは裏腹に2本続けて的中させ、関選の締めくくりを飾った。

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△多湖

出場した選手、選手を支え応援する部員。弓道部全員が躍動した今大会で好成績を残した。関関戦、全国大学選抜大会(選抜)と試合が続く6月。関西を制覇し、勢いに乗る弓道部が全国の舞台へ羽ばたく。【文/写真:速水咲良】

▼小田桐女子主将
「(関選を振り返って)まずは3位になれたことがすごく良かったと思います。大阪府学生選手権大会(府選)は優勝という結果残していたんですけど、試合内容的には結構課題が残ってしまう試合でした。、そこから練習を重ねて、今日は府選よりいい試合内容だったと思うので良かったです。(自身の射を振り返って)自分自身としては、チームの中で自分が1番上回生でチームを引っ張っていく立場だったので、ちゃんとチームを引っ張っていこうと思って引けました。的中も結構安定して出せたのは良かったかなと思います。でも3位決定戦の時にちょっと崩れてしまったのは、ちょっと後悔というか、悔いが残った試合だなと思います。(他のチームについて)B、Cに関してはまず、Cチームは予選通過ができてすごく良かったし、Bも予選落ちてしまいましたが、ここまで頑張ってきて良かったと思います。でも、やっぱりまだ課題があるというか、もうちょっと伸びしろがあるかなと思うので、頑張ってほしいなと思っています。(Aチームについて)Aチームの子たちは全員グランプリだと思います。見ててすごく緊張してるなと感じていましたが、自分のやるべきことをやると思って入ってくれたと思うし、最後まで諦めずに引き切っている姿が見れたので、私の後ろで引いていた後輩はグランプリです。(次の試合に向けて)今回の試合で3位という結果でしたが、まだまだ府選と一緒で課題が残ってるというか。まだ強いチームで勝ち切れていないという試合だったので、選抜という大きい舞台というか、もっとレベルが上がった試合でちゃんと勝ち切れるように。今回出てきた課題であったり、まだ直さないといけないところ、個人個人でもチームでもあると思うので、そこを強化して、ちゃんと選抜でも結果を残せるように頑張っていきたいと思います」

▼多湖
「(関選を振り返って)関選はここ数年男子が結果を出せていなかった試合なので、優勝できてうれしいです。各試合の内容を振り返っても、最低限の的中を出しながら勝てたのでいい経験になったと思います。(チームで話したこと)緊張する堅い話ではなく、割とリラックスした状態でしょうもない話をしていました。緊張せずにに空き時間を過ごせていました。(自身の射を振り返って)今年の関選は1本抜いてしまいましたが、自分的には後悔はなく、思い切って弱気になることなく引くことができました。4回生で最後の関選を後悔なく終えることができました。(納射の感想)納射自体が初めてだったので、動きの方が緊張して手汗が出ました。結果的には2本ともあてることができて、いい締めくくりにできたと思います。(次の試合に向けて)選抜もあまり良い結果を残せていません。今回の関選で選手権形式の試合でいいイメージというか、結果を出すことができました。それを自身にしながらも、自分たちがチャレンジャーということを忘れずにアグレッシブに挑戦していきたいと思います」

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