◇ 令和7年度関西学生春季リーグ戦大会第5節◇対神院大◇5月6日◇ 皇子が丘体育館
[S1]●瀬藤0(16-21, 15-21)2藤原
[S2]●向0(9-21, 9-21)2増田
[D1]●山田悠・山本1(21-18, 16-21, 19-21)2杵村・藤原
[D2]小山・瀬藤(打ち切り)増田・日野石
[S3]砂原(打ち切り)日野石
●関大0-3神院大
関大は今リーグで1勝も挙げられずに最終節を迎えた。神院大は昨春の入れ替え戦で勝利した相手。しかし、相手も力をつけ、ダブルスはフルセットまで粘るも白星を挙げられなかった。
第1シングルスに出場したのは瀬藤智史(政策3)。相手の強い打球にも冷静に対処し、4点差をつけてインターバルに入る。サイドに振られ間に合わない場面も見られたが、浮いた球をプッシュで決め得点。しかし、長いラリーが続き、ネットにかけるミスが増え、なかなか決めきれずセットを落とす。第2セットは接戦に。しかし、ミスで点差をつけられる。スマッシュやプッシュで連続で得点を重ねるも、差を縮められず勝利とはならなかった。

第2シングルスには向竜生(商1)が出場。序盤から強気のショットで先制点を取る。しかし、サイドに振り回され失点を重ね、第1セットを落とした。続く第2セットもなかなか点を取れない。前に落とされた球を拾うとそのまま奥にスマッシュを決められる。前後に動かされて体力を消耗しミスが増え、差をつけられて敗戦となった。

0-2で後がない中、先日勝利を上げた山田悠太(商2)・山本勇誠(情2)のダブルスが投入された。2人の息の合ったコンビネーションで次々と得点。スマッシュで相手のレシーブをアウトにさせ、第1セットを先取した。第2セットは山田悠のスマッシュで先制。しかし、2人の間に落とされたり、ネットにかけるミスが重なりセットを献上する。ファイナルセットでは序盤、相手を前後に動かして点を取りリード。接戦となり、なかなかシャトルが落ちず、ロングラリーに。サイドに動かし相手を乱すも、奥を突くプレーがアウトになる失点が増える。最後は惜しくもスマッシュを決められ、勝利を挙げられなかった。

今リーグは勝利を挙げられず、1部8位という結果で入れ替え戦に臨む。昨秋も入れ替え戦で1部残留を決めた関大。続く今回も1部残留を目指す。【文/写真:中山桜希】
▼砂原主将
「(今日の試合を振り返って)試合が続いて疲労感が出た選手もいたと思うし、実力差があった選手もいたし、いろいろあったと思います。それぞれ出た選手の、全員がこうだったとは言えないんですけど、もう1回反省して、反省点を次に生かして戦っていきたいと思います。(春リーグで印象深い試合は)関学大戦はあと1点のところで負けてしまったんですけど、勝ちに一番近かったので(印象深いです)。前の秋リーグは、個人的に惜しかった試合はそれぞれあったんですけど、チームのセットカウント的に惜しかったというのはありませんでした。なのでそこは成長したところだったなと思います。(チーム全体として秋リーグから成長したところは)春休みの期間でチームの在り方などを言い合って、意見がまとまったのはすごく良かったというか、いい方向にチーム全体が進んでいた印象がありました。それが春リーグのいい部分につながったのかなと思います。(入れ替え戦に向けて意気込み)1部に残らないとインカレ出場の可能性も見えないので。西カレで勝てればいいんですけど、残っていた方が来季で戦えるという意味も込めて、何がなんでも残りたいという気持ちはみんな持っていると思います。その気持ちをぶつけて望めればきっと残れると思うので、準備して頑張りたいと思います」
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