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◇2025年度関西学生春季リーグ戦第5戦◇対大経大◇5月4日◇関西福祉科学大学

[前半終了]関大12ー11大経大
[後半終了]関大18ー17大経大
[試合終了]関大30ー28大経大

今日から3日間続く連戦。1戦目は大経大と対戦した。「苦手意識があった」と小田航平主将(人4)が語る相手。序盤はペースを握られ、関大が相手を追いかける状況が続く。前半で逆転に成功し、1点リードを守り抜き折り返した。後半は主導権を譲ることなく試合が進む。さらに調子を上げ、応援も一段とヒートアップし得点を量産。激闘を繰り広げた末、4連勝を挙げた。

関大ボールで試合スタート。小柳貴裕(人3)が相手GKの足元を狙うシュートを放つも止められてしまう。相手に先制点を奪われ、序盤は調子がなかなか上がらない。立ち上がりから相手の応援の熱も高く、みるみるうちに差をつけられてしまう。その中、GK田中星矢(人4)がエンプティゴールを決め会場が沸いた。勢いに乗りたいところだったが、そこから相手GKに阻まれ、得点できずに時間が過ぎる。小田主将が林航琉(経3)にパスをし速攻を図るも失敗。しかし、再び林が攻めネットを揺らす。連続して小柳、林が2連取すると、ここで逆転に成功。相手が取ったタイムアウトが明けると、2連続得点を許し同点に追いつかれた。逆転を許したくない場面で7㍍スローを与えてしまうも、GK若宮宏希(安全4)が見事ゴールを死守する。松本一徳(かずのり=経2)がバウンドシュートを決め、1点リード。前半残り3秒で関大がタイムアウトを取ったが、再開後の僅かな時間で得点は動かず前半終了となった。

IMG_1299-200x133 【ハンドボール 男子】激闘の末大経大に勝利
△松本
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△岸京佐(情3)

林が先制点を奪取すると、相手も点を取り返す。後半開始5分、小柳がチームに勢いをもたらす2連取を果たした。さらに、松本が7㍍スローで確実に相手GKを抜いた後、林、小田主将が攻めの姿勢を見せるも続けて止められる。そこで中井雄大(商4)が得点し、主導権を握った。得点できない間に連続弾を許し差を縮められ、1点差に。だが、小柳がゴールを挙げると応援メンバーと一体となって盛り上がる。土岐勇斗(文4)の得点で4点のリードをつけたところで相手がタイムアウトを要求した。再開後、速攻を決められる。点の取り合いで差は動かない。パスミスやゴール手前でブロックされ、決定機を生かせない苦境を迎える。それでも、松本が再びバウンドシュートを決め、小柳が相手GKとの一騎打ちを制し、相手を追い込んだ。最後に追加弾を許したものの、2点リードで試合終了。4勝目を挙げた。

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△土岐
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△中井

3連戦の幕開けとなる1戦目を見事勝ち切った関大。試合終了後、皆の表情に達成感が漂っていた。明日の相手は、昨年の秋リーグで大差をつけ勝利した京産大。強敵・大体大との対戦を前に、勢いを見せつける。【文:吉野日菜多/写真:中山桜希】

▼小田主将
「今日勝つまでは(大経大に)苦手意識があった。ずっと負ける形で、やっぱりそこがチーム全体にも空気的にもあったのかなと思うんですけど、そこを後輩たちが頑張ってくれて、いいゲームの形で終われたと思います。(後半を振り返って)同大戦でもあったように、3点リードしてからの4つ目が取れなくて、ずるずるいって最後に抜かれる形が多かった。でも、オフェンスで僕とか航琉(林)とか、昨年から出ていたメンバーが頑張って得点につなげられたというのが、勝因かなと思います。(今日のヒーローは)中井くん。やっぱりいいところで最後決めてくれたのはでかかったのかなと思います」

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